6/10/2019

季節を瓶に閉じ込めて


梅仕事の合間に、今年もらっきょうの酢漬けを仕込みました。
去年の酢漬けが残り少なくなり、心寂しくなってくると、
あちこちの店先で、土付きのらっきょうが並び始めるのは毎年のこと。
我が家の年間消費量は2㎏。多い?少ない?まあ、いい塩梅です。


週末に行ったスーパーで、鮮度よいらっきょう(鳥取県産)を1kg購入。
まずは大好きな「らっきょうのお掃除」から。
30分ほどの作業ですが、真っ白い肌が見えると嬉しくなります。


漬け込む液はここ数年、お気に入りのピクルス風に。
白ワイン350㏄、酢250㏄、砂糖大さじ5、塩小さじ2、粒胡椒小さじ1、
ローリエ4枚、鷹の爪2本、レモンの輪切り4枚。
沸騰したら弱火で5分煮て、レモンを加えて冷まします。
らっきょうは30秒ほどさっと茹で、熱いうちに瓶に詰めます。
上からピクルス液を注げば完成。10日目ぐらいから食べられます。


昨年は5月30日に漬けたらっきょう。残りはわずか。
もちろんカリカリポリポリ、1年たっても美味しくいただけます。
たくさんは食べないけれど、冷蔵庫にあると嬉しい。
カレーやご飯のお供に、刻んでスタッフドエッグに加えたり
冷ややっこにのせたり、ソースに加えたり大活躍の保存食です。



ブラックチェリーのジャムも季節限定。
専用の道具で、もくもくとする種抜き作業があまりに楽しい。
もう一回ぐらいは、食べたいねーと話しています。



夏の間、何度も作る完熟トマトのジャム。
ジャムの中で一番好きなことは以前にも書いたけれど、
一口食べて、やっぱり好き!!と思ったから味覚は成長なしか。

毎年、ほぼ変わらない日程で季節を瓶に閉じ込める日々。
飽きることがなく、楽しいばかりなのが不思議です。
きっと、季節の瑞々しい果物や野菜から
目には見えないチカラをいただいてるのでしょうね。
今日も自然のめぐみに感謝して。

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