8/31/2016

月末は冷蔵庫整理MENU


「晩ごはんに何を作ろう?」MENUを決めていることもあれば、
なんとなく作り始めて、ゴールがまったく違うものになることも(笑)。
材料はキャベツ、キュウリ、人参、ズッキーニ、コリンキー、玉ねぎ、なす。

サラダは「コールスロー」に。千切りでボリュームアップを狙います。
コリンキーは、皮を少し削いで薄切りにしてみたら、色も食感もよし。
味付けは塩、こしょう、ワインビネガー、オリーブオイル、マヨ小さじ1。


買い物に行かない冷蔵庫整理の日。あるものだけで何とか3品。
さっぱりサラダには、「リガトーニのマカロニグラタン」がバランスよし。

薄力粉をバターで炒め、牛乳で伸ばして作るホワイトソースは
柔らかめがポイント。マカロニの中にソースがしっかり入ります。
玉ねぎなしのホワイトソースは、やさしいミルクの風味がクセになりそう。
塩こしょう、ナツメグのみのシンプルな味付けならではの美味しさです。
チーズでなくパン粉をふって、カリっと焼き上げました。ヘルシー!!


3品目は、グラタンと一緒に焼き上げる「夏野菜の重ね焼き」。
なす、ズッキーニ、コリンキーの3種類を使いました。ほっこり、おいしい。

冷蔵庫の野菜室はほぼ、空っぽになりました。
明日はキレイにふき掃除をして、また新しい1ヵ月がスタートです。

8/29/2016

着物で歯科に行ってみた


先週から、洋服の下着がどうにもこうにも気に入らなくて、
着物ばかり着ています。なんといっても、カラダが楽なのです。
ポリの紗紬に木綿の半幅帯、三分紐にビーズの帯留。
着物の下はキュプラのステテコに肌襦袢、晒補正、麻絽の長襦袢。

今日も、朝から台風の影響で雨が降るかものお天気。
午後から歯科に行くので、汚れが気にならず雨でも大丈夫な装いで。

帰宅後、すぐに撮った写真です。
美容院にはいつも着物ですが、歯科に着物は初めてでした。
1時間ほどリクライニングの椅子に寝ての治療でしたが、
腰紐一本でも、着崩れなし。自慢の・・・いえいえほっとした笑顔♪


歯科衛生士や女医さんに、帯と足袋のコーディネートをホメられて
ちょっぴり気分が上がる。大人になっても、ホメられるとうれしいものですね。
生徒さんたちもどんどんホメて、着物をもっと好きになってもらおう。
着物だからと特に気を使われることもなく、普通に治療していただけてよかった。

半年に一度の定期健診とPMTC。歯に問題なく、歯磨き状況も合格点。
”生涯、自分の歯でご飯を食べたい” それが目標の我が家です。

8/28/2016

夏野菜でフリッター


ズッキーニやナス、オクラ、人参がたくさん届いたので、野菜のフリッターに。
全部同じ色になってしまうので、オクラは切り口を見せました。食べやすいし。
レモンがなかったので、スパイシーな味付けの衣にしてみました。
”揚げ物にはレモン”と、決めつけがちですが、これはこれで美味しかったです。


生地にはベーキングパウダーと卵白を固く泡立てて混ぜるので、
こんな風にぷーっと膨れてきて、揚げるのが楽しい。
海老やホタテ、白身の魚などを一緒に揚げると、メインになります。
料理教室でも人気のMENU。天ぷらもいいいけど、フリッターも◎です。


この日のメインは、甘塩鮭をパピヨットに。
夏野菜いろいろで煮込んだラタトゥイユとイタリアンパセリ(茎付)をのせ
ハート型に切ったオーブンペーパーに包んでオーブン焼きに。
ホイル焼きよりも、ご馳走に見えます。包みを開けるときの香りがすばらしい。
  

「晩ごはんは、鮭のパピヨット」と決めたのは、この日の14時頃。
用事があって出かけたダーリンは、近所の酒屋さんでワインを買ってきました。
「サーモン・パピヨットには、ロゼだよねー」。ソースまで分かっていらっしゃる。
野菜のフリッターもスパイスをきかせたので、ロゼによく合いました。


夏野菜のオンパレードではありますが、一緒に届いたキュウリで一品。
輪切りにしたキュウリは塩をふって10分ほどおき、
ヨーグルト、牛乳、にんにくみじん切り、クミンシード、パセリ、塩こしょう
で作ったソースで和えた、キュウリのヨーグルトサラダ。
揚げ物には、さっぱり味がよく合います。

それにしても、毎日、野菜ばかり食べています(笑)。

8/26/2016

前掛けにたすき掛けで


久しぶりに着付けのレッスンに来られた生徒さん。
ほぼ日、着物で過ごしているとお話しすると、「家事のときは?」と不思議そう。
2年ほど前、彼女が教室に通われていたころとあまり変わらないけれど、
普段に家事をするときの着姿を、たまにはアップしておきましょう。

何度も洗って肌触り抜群の阿波しじらの着物に、木綿の半幅帯。
木綿の前掛けに、キリッとたすき掛けで袖を押さえて動きやすく。
この日はブルー系の色合わせ。少しでも涼やかに見えるといいなぁ。


台風の影響か湿度が高かったので、襦袢なしで着ています。
阿波しじらは、浴衣としても着物としても着られるので、普段着にぴったり。
胸をつぶすのにサラシは巻きますが、手製の肌襦袢に楊柳のステテコ、
すべりのよいキュプラの裾除けを長めに着ています。

足元は麻の柄足袋に。冷房は足元が冷えるので、家でも足袋をはきます。
前掛けをとると、帯留と三部紐。近所なら、このままお買い物にも行きますよー!
洋服のときと何も変わらない、お風呂に入るまで着物姿の普通の一日でした。

季節外れのアップルケーキ


昨年の秋に、たくさんいただいたリンゴで作っておいたケーキの素。

気が付けば、最後の一瓶になりました。夏もそろそろ終わりですね。
夕方、少し涼やかな風が吹くと、焼き菓子が恋しくなったりします。
リンゴを白ワインで煮たケーキの素があれば、30分で完成。
材料は、卵2個と砂糖50g、バター60g、薄力粉100gとヘルシーな
バターケーキのレシピです。


「リンゴのケーキを焼くなら、やっぱりコーヒーだね。」
と、ダーリンがゆっくり時間をかけてコーヒーをいれてくれました。
なんでもない休日の夕方も、ちょっぴり贅沢な気持ちに。
美味しいものを食べることについては、『面倒くさい』とまったく思わない。
それが唯一の二人の共通点かも・・・と最近思う。
まさに、一点豪華主義(笑)。マイノリティーが心地よい変な夫婦です。

8/25/2016

着物で筋力アップ?


今日は、木綿の阿波しじらに木綿の名古屋帯。
腰と背中の補正なしの楽ちん家モードに、小さ目の銀座結びで。


暑かった昨日は、バチ襟の綿麻ゆかたとバティック染めの木綿半幅帯。
ダブルリボン結びに妹が作ってくれたビーズの帯留で。


最近、ちょっと地味なコーディネートが多いかも。
着物で一日過ごすと、翌日は体重が少し増え、翌々日にカクンと減る。
増えた体重の正体は筋肉で、その分の基礎代謝がアップするので
いつもどおりの生活なら、消費量が増えるということのよう。

着物で過ごすと、骨盤に意識がいってお尻をいつも引き締める姿勢になり
さらには姿勢よく過ごすので、腹筋と背筋が鍛えられるのだと思う。
ほとんど運動をせず、甘いものもお酒も、ほぼ毎日いただく。
どうやら着物を着ること、立ちっぱなしで料理することが、
私にとっては運動以上に、筋力アップに効果的なようです。

ゴーヤとアルバリーニョ


「まーさんは、ホントにゴーヤが好きだなぁ」。
しみじみ言われてみて、確かに思う。ゴーヤが好きだ。大好物!!
夏中毎日、ゴーヤチャンプルーでもいいかも・・・と思うほどで呆れる。
この夏、我が家のゴーヤMENUに加わったスペイン料理のレシピ。
なんのことはない、アンチョビとにんにくとともに、オリーブオイルで炒めるだけ。
新聞のレシピだけれど、すばらしい。白ワインのアルバリーニョにピタっと合う。
もう一度か二度は、名残りのゴーヤを食べたいなぁ。


スペイン料理ではないけれど、メインはアルザス風のスペアリブの煮込み。
10分ほど茹でたスペアリブを白ワインと粒こしょう、ブーケガルにとともに
フライパンで蒸し煮にする夏向きの一品。料理教室のMENUです。
付け合わせはバターや生クリーム、チーズなどを省いたさっぱりマッシュ。
体の内なる声を頼りに、その日の天気や気分に合わせてつくる家ごはん。

好きな物を好きなだけ(腹八分目)食べても、太ることがなくなりました。
毎年恒例の8月の人間ドッグ。結果は夫婦ともに良好で、体重は2kg減。
消費=摂取のバランスがいいと、日々、気持ちよく過ごせるようです。

8/23/2016

小千谷ちぢみに博多半幅帯で


まだまだ暑い日が続いていますね。
そんな日は麻でもシボがある小千谷ちぢみや綿の阿波ちぢみに
手が伸びます。図書館や買い物に行く予定があったので
うそつき半襦袢に裾除けを長めに着て、着物の下も軽快です。
午後からは雨になりそうなので、家で洗濯できるのも魅力的。


帯結びは、遊び心いっぱいのダブルリボン結びに。
古典的な帯結びも好きですが、普段着に半幅を結ぶなら
子供っぽくならず、お洒落な感じがする結び方がおすすめです。
前で結んで、くるっと後ろに回すだけ。覚えれば5分でできます。


2つのリボンを安定させるのに、帯締めを使うのもポイントです。
洋服ではできない、こんなお茶目な帯留めも着物ならでは。
アトリエ★イボヤギの作品で、豆千代さんで購入したお気に入り。
色味を抑えた地味色コーデなので、帯留めでちとハズしてみました。



カジュアルな麻の着物は、気持ちゆるやかに、ざっくりと着ると
涼やかに見えるような気がします。だらしがないのと紙一重ですが
襟元をすっきりと引き締めることで、よいバランスになります。

着物は所詮、洋服と同じ衣装の一つ。決まり事にとらわれすぎず、
日々着ることで、見えてくることがたくさんあります。
気軽な浴衣からスタートし、秋には着物でお出かけしましょう。

8/22/2016

夏バテにはGUMBO


風邪もひかず、この夏も元気に乗り切れそうだったのですが
さすがに、あまりの残暑で二人とも少々疲れ気味。
スーパーの朝市で、東京瑞穂町の朝採りオクラを買ったので
「元気をつけよう!」と、スパイスたっぷりのガンボ・スープに。
BGMは、もちろんNew Orleansのノリノリの音楽で。

具は冷凍エビと鶏ムネ肉、オクラ、玉ねぎ、マッシュルーム
ピーマン、パプリカ、にんにく、トマトと冷蔵庫の野菜を総動員。
ダーリンがアメリカ人の同僚から教えてもらったレシピを
我が家好みにアレンジ。オクラだけでとろみをつけます。

オクラの季節もまもなく終わり。さみしいなぁ。
次回は、天使の海老を使って、旨みたっぷりに作りましょう。

8/21/2016

Pudding au Pain


今日の3時のおやつは、試作デザート「パン・プディング」。
ご近所のパン屋さん「Toshi Au Coeur du Pain」で買ってきた
バゲットで作りました。こちらのバゲットは感動の1本173円。
パリで食べるバゲットに一番近いと、パン好きの間でも評判のお店です。
プディングは、トマトのジャム、ラム酒漬けレーズンにバナナを加えて
よりデザート感を高めてみました。焼き加減も良い感じです。


アツアツでも、しっかりと冷やしてもおいしいデザート。
バゲットだけでなく、食パンやブリオッシュなどお好みのパンで作れ、
固くなってしまったパンもおいしくいただける「パン・プディング」。
家ごと、店ごとにレシピがあると言われる楽しいデザートを
マーズ・キッチンらしくヘルシー&お洒落に、仕上げたいと思っています。

9月の料理教室は、申込締切日が8月31日です。
お問い合わせ、お申込み、お待ちしています。

色の世界に心奪われ


久しぶりに上野まで出かけ、芸術鑑賞。
ポール・スミス展とポンピドー・センター傑作展に行ってきました。

3平方メートルのショップからスタートしたポール・スミスが、
最初の個展を小さなホテルの一室で開き、初めてのショーは
友人宅で行い、少しずつファンを増やしていったサクセスストーリー。

日常的に視界に入る多くの色や形からインスピレーションを得て
それをデザインに落とし込んでいくプロセスの映像は、あまりに刺激的。
ポール・スミスのポップな裏地やプリント柄が好きな理由がわかりました。
着物の色合わせや器と料理の関係にも、どんどん取り入れたいなぁ。

マティスやシャガールを目当てに行ったポンピドーセンター展。
1906~1977年まで、一年毎に一作家・一作品という斬新な見せ方。
絵画、写真、彫刻、映像、音楽・・・作品が生まれた歴史的背景を知ると、
当時の作家たちの息遣いが聞こえてくるかのよう。素晴らしい企画でした。

心に脳にたっぷりと刺激を受けて、その晩は「ビストロ・チカラ」へ。
シェフのお任せコース、あまりにお得で美味しすぎ。
この日は、料理ごとにby the glassでワインを楽しみました。
胃袋にもご機嫌な刺激をいただき、なんとも豊かな一日に。
目に見える物でなく、心や脳、五感への刺激、必要ですね。

8/17/2016

9月料理教室のご案内


9月の料理教室MENUのご案内です。
前菜は、秋ナスを使った一品「焼きなすのカルパッチョ」。
焼きなすの皮をむいてマリネし、生ハム、松の実、オリーブ、
紫玉ねぎをのせたサラダ感覚の前菜です。
右写真はカリカリベーコン、ニンニクチップでアレンジ。
トッピング素材や調味料を変えると、いろいろなアレンジが楽しめます。


レッスンのポイントは、焼きなすの作り方。ナスは水に取らずに皮をむきます。
その方法は、レッスンでのお楽しみ。日本料理の手法を使って、仕上げましょう。
水っぽくならず、ナスのねっとり感はそのまま。ちょっぴり感動するおいしさです。


残暑厳しいころだから、メインはさっぱりとライム風味の鶏肉料理に。
「Poulet Braise au Citron Vert 蒸し鶏のライム風味」をレッスンしましょう。
フライパン一つでできる手軽さが魅力ですが、味わいは本格派。
鶏肉料理の定番として、鶏肉の処理方法も含め、覚えておきたい一品です。
ライムのさわやかな苦みと香味野菜の旨み、蒸し鶏のやわらかさ。
夏の終わりに、ほっとする優しい味わいです。


デザートは、2人分なら卵1個とパン少々があれば、いつでもできる
「Pudding de pain パン・プディング」を作りましょう。
固くなったパンで作る、フランスや英国ではあまりに有名な家庭菓子なので
料理教室でレッスンするほどでも・・・と、ずっと思っていたのですが、
家族も大好きなデザートなので、ご紹介することにしました。

9月のレッスンで、皆さまにお目にかかることを楽しみにしています。

<9月料理教室のご案内>
レッスンの詳細は、HPのインフォメーションをご覧ください。
申し込み締切日は、8月31日(水)です。
※9月から、諸事情によりレッスン費振込確認後の受付完了となります。
ご協力お願いいたします。

※9月レッスンの申込受付は終了しました。10月レッスンをお楽しみに。

●MENU
・秋ナスのカルパッチョ
​・蒸し鶏のライム風味
・パン・プディング
●日時
・9月13日(火)、14日(水)、16日(金)、17日(土)
・2~4名で、ご都合のよい日程で開催可能です。お問合わせください。
・10時半~14時半(予定)
●場所
・マーズ・キッチン 東横線都立大学駅より徒歩7分
●レッスン費
・7,000円(税込)、日時決定後、お振込みください。

下原スイカで夏バテ知らず


この夏も、松本の知人からスイカを送っていただきました。
長野県松本市波田地区のブランド、『下原スイカ』です。
なんと2Lサイズは、約7kgと、とっても重たくて立派な姿。感激です♪♪♪


調べてみると、下原スイカは大玉で、身の引き締まったシャリ感のある果肉が特徴。
確かに、一度食べると、病みつきになってしまうシャリシャリとした歯ごたえと
忘れられない甘味。ジューシーで香りもよくて、うっとりしてしまうスイカです。
手をかけて畑で完熟させてから収穫を行うので、皮の際まで甘くなるそう。スゴイ。


まずは、よく冷やして、まずは1/8個を二人でいただきましたー!!
うーん、おいしい♪♪

『おいしい果物は、何もしないでそのまま食べるのが一番』。
そんな言葉がぴったりのみずみずしさ。子供のころに縁側でかぶりついた
スイカの味を、夫婦そろって懐かしく思い出してしまいました。


 お盆に帰省しない私たちは、二人の母に「パンとジャム+α」を送っています。
今年はみずみずしいスイカを瓶に閉じ込めて、スイカのジャムを作りました。

1/8個で約1kg。深緑色の硬い皮の部分をむいて、白い部分は1㎝角に切り使います。
独特のプリプリした食感が残り、色のアクセントにもなり、食べて楽しいジャムです。
糖度が高いスイカなので、その風味をいかしグラニュー糖は11%の110gとごく少な目。
レモン汁大さじ4で酸味をプラスし、白ワイン100ccを仕上げに加えました。

小さなおすそわけを、二人の母もとても喜んでくれたようです。


食後におやつにと、日々楽しんで、最後の1/8個も結局、そのままいただきました。
シャーベットや追加のジャム、冷静パスタや前菜など、いろいろ料理はありますが、
あまりにおいしくて、余計な手を加えたくなかった「下原スイカ」です。

同封されておたしおりに、スイカの栄養素について書いてありました。

・リコピン:トマトの1.5倍含まれていて、動脈硬化の予防やガンを抑制してくれます。
・カリウム:ミネラルの一つで、体内の余分な塩分を排出します。
・シトルリン:他の果実にはほとんどない成分です。体内の老廃物や有害物質を
       体外に出してくれます。
・シスペイン:シミ、ソバカスの予防に効果があります。
・インシターゼ:動脈硬化を防ぐとともに、肝臓に脂肪がつきにくくなります。

スイカは甘くておいしいだけではなく、体にもいい食べ物です。
たくさん食べて、元気な毎日をおくりましょう。

この夏を元気に過ごすことができたのも、下原スイカのおかげですね。
いつもお心づかいありがとうございます。ご馳走さまでした。