5/28/2019

6月の料理教室MENU

<6月のレッスンMENU>
5月だというのにいきなりの真夏日に、体もぐったり。
例年より少し早いけれど、夏野菜をふんだんに使った料理が食べたくなっています。
6月の料理教室では、暑い季節を元気に乗り切るMENUを洋食と和食でご紹介。
来月も皆さまにお目にかかるのを楽しみにしています。

5月のMENUは、6月もレッスン可能です。


★6月Aコース(プライベート:10,000円、2~4名:お一人8,000円×人数)
ガスパッチョ、梅雨いわしのベッカフィーコ、丸ごとグレープフルーツ・ゼリー



梅雨の頃に脂がのってくる梅雨イワシで作る「ベッカフィーコ」。
大好きなシチリア料理です。イワシの開き方もレッスンしますが
お店て開いてもらえば、あとはクルクル巻いてオーブンで焼くだけです。
夏の間、何度も作るスペインの夏野菜の冷製スープ「ガスパチョ」。
食欲が落ちてもこれだけは食べられるから不思議です。
丸ごとのグレープフルーツのご馳走ゼリーは、食べていると幸せ気分。
家ごはんの定番にしていただきたい料理ばかりをご紹介します。

★6月Bコース(プライベート:10,000円、2~4名:お一人8,000円×人数)
夏野菜の揚げびたし、塩角煮、谷中ごはん、しじみの赤だし、氷室豆腐





暑いときに揚げ物?と思わずに、ぜひ挑戦してほしい「夏野菜の揚げびたし」。
美味しくて、簡単できっと驚くはずです。油分も適度に取って夏バテ知らずに。
塩角煮は、さっぱりと新生姜で仕上げます。ご飯と汁ものは定番を。
デザートは見た目が涼を運んでくれる一品を。夏の和食は器選びも涼し気に。

5月のMENUをご希望の方は、レッスン可能です。お問い合わせくださね。


★7月、8塩月は共通MENUで6月10日頃、ご案内予定です。
★申し込み方法の詳細は、HPのinfomationをご覧ください。

ご希望のコースと日時(第二希望まで)、希望人数をご連絡ください。

●日時:リクエストに応じてご平日の希望日にレッスンします。
   時間は10時~14時または10時半~14時半、11時~15時のいずれかで。
   カレンダーの✖日以外でご希望日をご連絡ください。
   日程調整し、24時間以内にお返事させていただきます。
●レッスン費:ご希望コースや人数によって変わります。

※ワインとのマリアージュをご希望の場合、別途2,000円でご用意します。
 残ったワインはお持ち帰りいただけます。
※日程決定後、レッスン費を指定口座にお振込ください。予約が完了します。
※食材は市場の関係で変更になる場合もあります。あらかじめご了承ください。
※レッスン費はすべて税込みです。振込手数料はご負担ください。


マーズキッチンの詳細はHPをご覧ください。

皆さまからのお問い合わせ、お申込みをお待ちしています。

5/24/2019

寒天でつくる紫陽花


今日のおやつは、じゃがいも餡と寒天で作る「紫陽花」に。
じりじりとした陽射しにまだ慣れない体は、ちょっぴり疲れ気味。
そんなときは、ひんやりと冷たい寒天やゼリーが恋しくなります。
料理教室でも何年か前にご紹介した「紫陽花」は、
見た目も涼し気なので、これから梅雨にかけて作る和菓子です。


じゃがいもを茹でてつぶし、砂糖と牛乳、バターを少し加えて練った
ヘルシーなじゃがいも餡に、ほんのリ色をつけた寒天をあしらって。
餡に寒天をつけるのが、ちょっと難しいのですが、
上手にできると、とても嬉しい和菓子。新茶と合わせていただきました。


数日前には、夏みかん風味のプリンを作りました。
5月の料理教室デザート「グレープフルーツのプリン」のアレンジです。


卵と牛乳があれば、いつでもできるプリン。
柑橘類の風味をつけると、ちょっとおしゃれなデザートに。
果汁に含まれる酵素の働きで分離しないように、加熱するのがポイントです。


オーブンで蒸し焼きにすれば、スが入る心配がありません。


カラメルソースは慣れれば簡単に作れます。
ほろ苦い味のおいしさは、言わずもがな。


残った皮はもちろん、オランジェットに。
今シーズンは、柑橘類をとてもたくさん(皮まで)食べました(笑)。
二人とも風邪知らずで過ごせたのは、ビタミンCのおかげかな?


夏のおもてなしには、冷たいデザートを前日に用意すれば
時間にゆとりが生まれます。優しい甘さも自家製ならでは。
何種類か覚えておけば、日々のおやつも楽しくなりますよー。

5/19/2019

青梅の蜜煮(梅仕事 その1)


5月15日に宮崎県の「梅もんじゃ けんぼー農園」から
瑞々しい鶯宿梅2㎏が届きました。梅仕事のスタートです。
今年は梅が不作だというご案内をHPで拝見していたので、
届いた梅の美しさにしばし見惚れ、ことさら感激してしまいました。


まずは、そっと洗ってアク抜きです。4時間ほど水に浸しました。
表面の産毛が水をはじき、光が当たるとキラキラと美しく
爽やかな青い香りがキッチンに広がってきます。
待つ時間さえ、愛おしく感じてしまいます。


じっくりと3日間かけて仕上げた青梅の蜜煮。
今年も500gの青梅で作りました。今までで一番の仕上がりかしら💛
爽やかな酸味と甘み。気持ちもシャキッと元気になります。


なり口を竹串で丁寧に取り、専用の剣山で表面に穴をあけます。
一晩、水に浸してアクを抜いたら銅鍋にそっと移し、
水から弱火で梅が一粒、浮き上がってくるまで煮ていきます。
梅の色は褪せて不安になりますが、心配しなくても大丈夫。
もう一度、新しい水にそっと移してさらしましょう。


下煮ができたら、水にグラニュー糖を加えて煮溶かして蜜を作り
梅をそっと並べガーゼの落し蓋をかけ、じっくり味を煮含ませます。
翡翠色になるまで、梅が踊らない弱火で煮ていきますが、
沸騰手前で火を止めて、冷めたらまた火にかけてを何度かくり返し
のんびり、ゆったり、梅の色が戻るのを待ちました。
皮も破けず、美しい仕上がりに。銅鍋を買ってよかったなぁ。
蜜煮が上手にできると、とても幸せな気持ちになります。


青梅ジャムも作りました。青梅500gにグラニュー糖250g。
酸味が強いので、いつものジャムよりも多めの砂糖です。
仕上げにコアントローを多めに加えて香り付け。
季節限定の爽やかな青梅ジャムで、朝ごはんの時間が楽しみに。

 

残りの1kgは、500gずつ梅サワーと梅酒に。
浸しておいた梅をざるにあげ、水気をふいてから竹串でなり口を取ります。
ホワイトリカーで一粒ずつ洗いながら、氷砂糖と交互に瓶に入れました。
左は米酢500ml、右はホワイトリカー+コアントローで900ml。


氷砂糖は3日目に溶けきり、これから熟成に入ります。
梅サワーは2カ月、梅酒は3カ月目ぐらいから、爽やかな味が楽しめます。
すぐ飲んでも、長く熟成させてもどちらも美味しい。
砂糖の種類や量、酢の量やアルコールの種類を変えながら、
家ごとに好みの味わいや量を加減できるのも、梅仕事の面白さです。

6月に入って南高梅の販売が始まったら、梅干しづくりが始まります。
毎年のことですが、安全で美味しい梅干しを毎年届けてくださる
梅もんじゃ けんぼー農園」の皆さんに感謝する日曜日。
いつもすばらしい梅をありがとうございます。

5/17/2019

琉球ガラスであんみつを


今日のおやつは、角寒天を煮て白玉を作ってあんみつに。
冷蔵庫にあんこと金柑の蜜煮があれば、30分で完成です。


選んだ器は、琉球ガラス工房「ニジノハ」の平岩愛子さんの作品。
小さな作品展で出会い、廃ガラスのもつやわらかな輝きに魅せられて
どの色も素敵で選ぶことができずに、3色を2個ずつ購入しました。


和洋問わず、前菜からデザートまで・・・盛り付けるのが楽しくて。
我が家の日々の食卓を、やさしい光で豊かに演出してくれています。
沖縄で7年学び、独立して青梅に工房を開いた平岩さんとの出会いは9年前。
器のようにナチュラルで素敵な女性。大切に使っていきたいと思います。


5/16/2019

プリンセス・パウンドケーキ


今年の母の日には、プリンセス・パウンドケーキと紅茶を送りました。
2人の母はどちらも一人暮らし。なので小さめサイズを2本。
もう1本の長めのサイズは、味見もかねて我が家用に。
バターケーキは2日目以降が美味しいので、数日前に焼きました。


オレンジピールをたっぷりと焼き込んで作るプリンセスパウンドケーキ。
今回は、大分産のサン・クイーンの皮で自家製ピールを作り、
焼き立てにコアントローと果汁を合わせたシロップをふりかけました。
オレンジの香りとピールの食感、ほんのり感じる苦みがアクセントに。
その名のとおり、しっとりとして上品なパウンドケーキ。大好きなお菓子です


お菓子に合わせるお茶やラッピングを考える時間も楽しくて。
ほとんど自己満足の世界になっているプレゼントではありますが、
「届いたよー」との電話で、長話をするのも大切な時間になっています。
子供としてできるのは、日々を楽しく過ごすことぐらいでしょうか。
80歳と77歳。いつも元気な二人の母に感謝する毎日です。


5個入りのサン・クイーンの残りはマーマレードとベッカフィーコに。
皮が薄めで、オレンジとみかんを合わせたような味わいでした。
色がきれいで、香り高くジューシーな果肉。おいしくいただきました。


スペイン料理のエスカリヴァータとシチリア料理の鰯のベッカフィーコ。
どちらも料理教室でご紹介しているMENUです。
ロゼワインを合わせてご機嫌な晩ごはんになりました。

国産の柑橘類を楽しめるのもあとわずか。
まもなく大好きな梅仕事のシーズンがやってきます。