7/27/2018

奄美の完熟マンゴー


奄美大島「それいゆファーム」から完熟マンゴーが届きましたー♡
大きさいろいろ、家庭用の2kg入りをお願いしていたのですが
こんなにたくさんの真っ赤に熟したマンゴーが入っていました。
なんと、大好きなパッションフルーツのおまけ付き♬♬
箱をあけるとすぐに、マンゴーのトロピカルな香りが広がって
あまりの暑さで、下がりっぱなしなテンションも急上昇⤴(笑)


完熟になってから収穫されたマンゴーは、追熟いらず。
冷蔵庫でよく冷やし、まずはそのままでいただくことにしました。
美しい色にうっとりし、芳醇な甘い香りにノックアウト。
口のなかでとろける柔らかさと、あふれる果汁のハーモニー。
台風の影響で、大変な収穫年になったと伺えば、美味しさもひとしおです。
沖縄で求めた琉球ガラスの器に盛りつけて、トロピカル度もアップ!!


マンゴーといえば、ぜったいに外せない我が家の定番夏サラダ
「Avocado and Mango Salad with Lime」。
晩ごはんにリクエストされていたので、翌朝の分もたっぷり作りました!!
料理教室のレシピをご紹介しますので、作ってみてくださいね。


<材料>
ミニと中サイズ2個のマンゴーとアボカド1個、紫玉ねぎ1/2個
パプリカ大1/2個、ライム1個、ブラックビーンズ1缶(425g)、サラダ菜適宜
<作り方>
パプリカと紫玉ねぎは1㎝角に切り、ライム1/2は果汁を絞り、残りは薄切りに。
マンゴーとアボカドは一口大に切り、アボカドはライム汁大さじ1で色止めを。
ブラックビーンズはざるに入れ、熱湯を回しかけ水気をきっておく。
大きいボウルにライム汁の残り、塩小さじ1/2、こしょう、オリーブ油大さじ2を
入れてよく混ぜ、アボカド以外の材料を加えてさっと混ぜ、よく冷やす。
食べる直前にアボカドを加えて、サラダ菜をしいた器に盛りつける。


このサラダのレッスンでは、アジの香草パン粉焼きをメイン料理でご紹介。
近所のスーパーでアジが美味しそうだったので、同じ献立の晩ごはんに。


三枚おろしにしたアジに軽く塩・こしょうして、オリーブオイルを塗り
パセリ、オレガノ、セルフィーユ、塩・こしょうを加えたハーブパン粉をのせ
にんにくスライスとともに220℃のオーブンでこんがり10分焼けばできあがり。
付け合わせは、適当な大きさに切ってレンジで4分ほど軽く火を通したポテトを。
ローズマリーの香りで一緒に焼きました。


おまけは、中骨をカラリと揚げたアジの骨せんべい。美味なり♬
2尾で300円の旬のアジが、とびきりの晩ごはんになりました。
旬の恵みに感謝し、農家の方々や漁師の方々に感謝する毎日です。
今日もご馳走さまでした~!!

7/23/2018

着物が涼しい理由


あまりの暑さに、今日も朝から着物です。
阿波ちぢみを襦袢なしで着て、半幅帯をさらっと結びました。
「着物は暑い!!」とおっしゃる方も多いと思いますが
洋服の下着が苦手で、夏は下着のラインに汗疹ができてしまう私は
上半身は木綿の洗いざらしの肌襦袢に晒をさらっと巻き、
楊柳のステテコにキュプラの裾除けでよろしい着物のほうが、
断然、快適で涼しいなぁと思っています。


半幅帯を締めたら、帯下から伊達締めを抜いてしまえば
紐類は腰紐一本のみの着付けなので、洋服よりもはるかに楽ちん。
襷に前掛けで、炊事洗濯掃除から昼寝まで何でもござれ。
朝起きてから、夜、お風呂に入るまでずっとこの感じで涼やかです。
一日中、クーラーの中にいてもお腹周りが冷えないので体調もよく、
日本の夏には着物だなぁと、あらためて思う猛暑の7月です。

皆さまも、ぜひ家で浴衣を着て過ごしてみてくださいね。
あちこち風が通るので、思いのほか涼しく過ごせます。 

7/13/2018

ラムレーズン入り水羊羹


今日のおやつは「ラムレーズン入り水羊羹」。
無類のあんこ好きですが、子供の頃から粒あん派。
なので、水羊羹を作ろうと思ったことがありませんでした。
水無月を作った残りの粒あんは150gほど。さてどうしましょう?
急に思い立ち、人生初の水羊羹に挑戦してみました。


和菓子本の材料グラニュー糖200gは、きび糖50g塩小1/4に変更(笑)。
こし餡300gは、粒あん150gに水170gを加えて火にかけ300gに煮詰め、
あまりにシャバシャバなので、ドライフルーツの羊羹を思い出し、
試しに自家製ラムレーズン大さじ3を汁(大さじ2)ごと加えてみました。
水400㏄に30分ほど水につけて柔らかくした棒寒天5gをよく煮溶かし、
きび糖と塩を加えて溶かし、ラム酒入り粒あんを加え混ぜ、
白玉粉(本では本葛)5gを水80㏄で溶いて加え、沸騰するまで加熱します。
鍋ごと粗熱をとって、流し缶に入れて冷やせば出来上がり。


思いがけず、ラム酒風味のあっさり水羊羹ができました。
超我が家好み♡の水羊羹ではありますが、
さすがにもう少し粒あんを増やして、レシピを完成させましょう。
寒天は固まるのが早いので、料理教室でも紹介できそうです。

なんちゃって和菓子を作るのは、なんだか自由で楽しいなぁ♪♪
ですが食べた後、すぐに松島屋さんの水羊羹を1本予約しました。
老舗の和菓子屋さんの和菓子は、別物のおいしさですから(笑)。

7/12/2018

夏芽のグリーンアスパラガス


楽しみにしていた夏芽のグーンアスパラガスが、
北海道・今金町にある『ぴりかファーム』から届きました。
知人のご両親がファームのメンバーなのですが
5月に春芽のアスパラをいただき、その味の濃さと香りに感激し、
夏芽の出荷を心待ちにしていたのです。
採れたてのアスパラガスは、捨てるところがないほど瑞々しくやわらか。
まずはさっと茹でて、塩・こしょう・オリーブオイルでシンプルに。
いやーもう、いつも買うスーパーのアスパラとは別物です。
アスパラ本来の甘味と旨味ってスゴイ。心ゆくまで堪能しました。


翌日からは、アスパラ三昧の家ごはんが続いています。
まずは、グリーンアスパラガスとオクラのテリーヌ。
中心にオクラを並べ、周囲はズッキーニの薄切りで包みました。
18本のアスパラガスを丸ごといただく贅沢さ♬♬
レモンとマスタードのドレッシングがよく合います。


アスパラガスのキッシュは、タルト生地なしのあっさりバージョン。
玉ねぎの薄切りとベーコンを炒めて冷まし、グラタン皿にしき
ズッキーニとアスパラガスも食べやすく切り、さっとめて塩・こしょう。
卵4個、牛乳200cc、おろしチーズ50g、塩・こしょう、ナツメグ。
生地を流して、220℃で5分、200℃で30分ほど焼けば出来上がり。


翌日は和食でいただきました。まずは、寒天で作るアスパラ豆腐。
アスパラガス4~5本、豆乳200㏄、ゆで汁と出汁合わせて200cc、寒天4g。
少な目の湯で柔らかめに茹でたアスパラガスはフープロでペースト状に。
ゆで汁と出汁合わせて200㏄して小鍋に入れて寒天を煮溶かし、
そこにペーストと豆乳を加えて、薄口、塩、みりんで味を調えます。
流し缶で冷やし固めて、餡をかけたり、おろし生姜や山葵を添えたりお好みで。


個人的に、アスパラガスは揚げ浸しより焼き浸しが好みです。
パプリカ、エリンギ、ナス、カボチャ、ピーマン。
冷蔵庫にある夏野菜も一緒に焼いて浸せば、ご馳走です。
アスパラガスのむら雲汁。風味を味わうには、これが一番かも。


アスパラ豆腐の残り半分は、洋風サラダにして朝食に。
レタスと胡瓜、角切りにしたアスパラ豆腐、ジュレドレッシング。

あと10本のグリーンアスパラガスは何を作りましょう。
ムースやスープ、定番の肉巻きやパスタ。家ごはんが楽しくて。

7/11/2018

水無月で涼やかに


京都では6月30日に食べる習慣のある和菓子「水無月」。
白いういろうの上に甘く煮た小豆をのせ、三角形に切り分けたものです。
梅雨は明け、七夕も過ぎましたが、今年も作りました。
大好きなんですよねー。ういろうと粒あんの組み合わせ♡♡


まずは圧力鍋で小豆を煮ましょう。
我が家の小豆は、年末に京都からお取り寄せする丹波産。
小田垣商店さんのものですが、それはそれは美味しいのです。

生地は小麦粉50gと片栗粉30g、水200g、砂糖35gで。
よく混ぜて濾し、小豆の上にかける分を少し残して耐熱容器へ。
レンジで3分加熱したら、小豆をのせて残しておいた生地をかけ
さらに3分レンジで加熱して、よく冷やせばできあがり。


くず粉で作るよりモチモチ感は少なくあっさり。
甘さは好みで調整できます。小豆は甘納豆で代用しても。
小豆のせすぎ!!との声が聞こえてきそうですが、好物なのであしからず。


7/09/2018

憧れの道具でシュニッツェル



フランス製のMoulinetteムーリネット(濾し器、ミル)でパン粉を挽く。
フードプロセッサーや機能的なステンレス製ムーランが開発される前の時代、
1950~60年代にフランスの家庭で使われていた調理道具です。
私は30年ほど前に師匠が使っているのを見て、このムーリネットに一目惚れ。
いつかどこかで出会うことを夢見ていたのですが、数年前、夢叶い私のところへ。


用途に合わせ、3段階の穴の大きさの替え刃があります。
ただ、購入したムーリネットには一番小さな替え刃がついていず、
つい最近、フランスのアンティークショップのサイトで見つけて購入。
状態もすばらしく、”執念だね!スゴイ!!”とダーリンも呆れ顔。
ハンドルをぐるぐる回すと、きめ細かなパン粉があっという間に完成。
原始的だけど感動的な仕事。眺めてより、使ってよし、何より嬉しくて♬
このパン粉を使って作るウィナー・シュニッツェル。もう最高です。


シュニッツェルの特徴は肉を薄く薄くタタキ伸ばし、
きめ細かなパン粉を付けて、バターの香りでサクッと揚げること。
レッスンMENUでは、家庭で手軽にできるように
薄切りの豚肉2枚を重ねてタタキ伸ばし、火が通りやすくしています。


この日は、ウィナーシュニッツェルを食べるために取っておいたワイン
オーストリアの料理とワイン、ご機嫌なマリアージュになりました。
食べながら、次回の海外旅行の候補にいきなりウィーンが浮上!!
プレートからはみ出すほどのFiglmüllerのシュニッツェルを食べながら
グリュナー・フェルトリナーを飲むのを想像してうっとり(笑)。単純すぎます。


前菜は「新キャベツとアボカドのレモンサラダ」。
アボカドを切ったらたっぷりのレモンをまぶして、色止めします。
食べやすい大きさに切ってよく水切りしたキャベツと
薄くスライスしてさっと冷水にさらし、水気をきった紫玉ねぎ。
すべてを大きなボウルに入れて、ラップをかけて冷蔵庫へ。


食べる直前に塩少々とこしょう、オリーブオイル、レモン汁を加えて
手でさっくりと混ぜ、味をみてから大皿に盛りつけましょう。
揚げたてのウィナーシュニッツェル。豚肉でも美味しくできます。
きめ細かで風味豊かなパン粉を使ったからか、ワインのおかげか
いつもよりもずっと美味しく感じられた晩ごはんでした。

憧れの道具は、機能性やブランドの魅力だけでなく
若かりし頃の憧れやその頃の”思い”も含めて、
これからもずっと大切に使っていきたいです。

7/08/2018

新しいワインクーラー



独身時代、引越し祝いに父から買ってもらったワインセラー。
フォルスターのHomeCellarシリーズST-98N。
シャンパンゴールドの色も34本入りながらコンパクトの家具調デザイン。
気に入っていたのだけれど、16年目にしてついに壊れました。
少し前から冷えが悪くなっていたので、予期してはいたのです(笑)。
この暑さなので、すぐにネットで次なる候補を探しました。


いろいろ検討して決めたのは、三ツ星貿易のワインクーラー。
これまで同様35本ほど入るもので、カウンターとほぼ同じ高さ。
できれば中が見えない扉のタイプで、色はシルバーか白に近い色。
コンプレッサー式で予算は10万円以内…など、
いろいろな条件をクリアーするものはなかなか見つからず、
最終的に一番重視したのは大きさでした。ほぼ希望通りのサイズ。

加温ヒーターは冬でも13℃以下にならない我が家には不要ということで
冷やすだけ機能のクーラータイプに。なのでリーズナブルに購入できました。
送料と設置、不要になったセラーの回収が6000円ほどでお願いできる
楽天ビッグで注文すると、なんと翌日に届きました。すばらしい!!


 庫内温度も一目でわかり、エアコンの音よりも静かです。
ガラス扉や黒という色がどうかなぁと心配していましたが
思っていたよりもスッキリと高級感もあって、白ベースのキッチンでも
それほど違和感なく馴染んでくれそうです。

ワインは我が家の日々の食事に欠かせないもの。
これからも料理とワインのマリアージュを楽しんでいきたいです。
16年間、よく働いてくれたワインセラーに感謝。どうもありがとう。

片栗粉でわらび餅風


うだるような暑さの日には、つるんとした食感の冷菓が嬉しい。
豊年屋さんから長野県産の「黒ごま入りきな粉」が届いたので、
片栗粉で手軽にできる「わらび餅風」の和菓子を作ることに。


片栗粉70gを鍋に入れ、冷茶400ccを加えてよく溶き中火にかける。
(料理教室では濃くいれたほうじ茶200㏄に水200㏄を加えたレシピに)
へらでかき混ぜながら、弾力と透明感が出てくるまでよく練り、
火を止めてさらに1分ほど、混ぜながら余熱で火を通す。


暑いうちにバットに移して氷水でよく冷やし、包丁で一口大に切ったら
手に水をつけてバラバラにして、砂糖と塩をお好みで加えたきな粉をまぶす。


長野県の豊年屋さんから届いた「黒ごま入りきな粉」。
香ばしくて風味よく、大豆の甘味が感じられ、わらび餅風なのに本格派♬
我が家好みの甘さや食感で作れる家おやつ。止められません。

ごま好きなら、とってもおすすめの『豊年屋』さん。
希少な国産ごまに感謝です。

7/06/2018

奄美のパッションフルーツで



この夏も奄美大島の「それいゆファーム」から
無農薬で育てられた完熟パッションフルーツをお取り寄せ。
まずはそのまま、半分に切ってスプーンですくって
甘酸っぱいゼリー状の果肉とプチプチ種の食感を堪能しました♡♡


その後はパンナコッタや豚肉グリルのソースとして添えて。
いつものデザートや料理を南国風に変身させてくれます。
甘いけれど酸味もあるので、ジメジメした暑い季節にぴったり♬


ある日はスズキのカルパッチョのドレッシングとして、
定番のレアチーズケーキのトッピングにも。
黄色に黒のポップなデザインも夏らしくて大好きです。


 最後はやはり、ロールケーキのクリームにたっぷり混ぜて。
いつものふわふわ生地も、爽やかに感じられる常夏ロール♬
2kg入りの大きさ色々、家庭用をお取り寄せしたので、
追熟を楽しみながらのパッションフルーツ三昧。ご馳走さまでした!!

8月には奄美の太陽の恵みをたっぷりと浴びて育った
『それいゆマンゴー』を予約しましたー!!
実が完全に完熟して自然に落下してから収穫したマンゴー。
今からとても楽しみです。

それいゆファームの公式HPはこちらから
http://amamistore.net/fruits/