7/29/2015

9月の料理教室MENUのご案内


猛暑続きの毎日ですが、いかがお過ごしですか?
夏休み中のマーズ・キッチンですが、今日は、9月の料理教室のご案内。
前菜は、ビストロやカフェの定番サラダ「Salada Nicois(ニース風サラダ)」です。
南仏を訪れるたびに、いろいろなお店で何度もいただいたニースの名物料理。
その店ごとに食材も盛り付けも違っていて、とても楽しいご馳走サラダです。
ゆで卵、ポテト、いんげん、ピーマン、トマト、たまねぎ、レタス、ツナ、
ブラックオリーブ、アンチョビなどなどが入って、とっても具沢山。
教室であ、ピリッとにんにくをきかせたドレッシングをかけていただきます。
具沢山なサラダの盛り付け方の基本も、しっかりマスターしましょう!!

メイン料理は、秋にむかって脂がのっておいしさを増す秋サバを使った一品。
教室でもファンが多い「Gratin de Macuerreaux(さばのグラタン)」をご紹介します。
いたみやすく、処理を誤ると生臭みが出やすいサバは、レモンやハーブで
マリネすることでサッパリといただけます。残暑が厳しい9月ですから
一緒に焼く野菜は電子レンジで軽く火を通し、オーブンでの焼き時間を短縮。
トマトソースは自分でもびっくりの手抜きバージョンですが、これが味わいの
ポイントにもなっています。どう作るかは、レッスンでのお楽しみ♪♪
この秋は、きっと新鮮なサバを見かけるたびに、作りたくなるグラタンです。

朝晩は秋風が吹いてくると、木の実を使った香ばしいお菓子が恋しくなります。
前菜は夏の名残の食材を使い、メインは走りのサバと旬の秋茄子を使うので
デザートは秋の香りいっぱいの「Bisucuit aux Nougatines ヌガティーニ」にいたしましょう。
フランスでは、「Florentins フロランタン」という呼び方のほうが一般的でしょうか。
かのカトリーヌ・ド・メディシスが、アンリ2世のもとに嫁ぐ際に、イタリアから伝えたと
される伝統菓子。クッキー生地にキャラメルでコーティングしたナッツ類をのせて
香ばしく焼き上げます。本格的な味わいですが失敗なしのレシピです。
日持ちするので、日々のおやつだけでなく、手土産などにもおすすめです。

<9月の料理教室MENU>
「Salada Nicois(ニース風サラダ)」
「Gratin de Macuerreaux(さばのグラタン)」
「Bisucuit aux Nougatines ヌガティーニ」

日程:9月8日(火)、9日(水)、10日(木)、11日(金)、12日(土)10時30分~14時30分(予定)
定員:4名   レッスン費:7000円(税込、材料費込)
場所:マーズ・キッチン(都立大学駅徒歩7分・詳細は受付時に)
申込締切日:8月28日(金) 
※体験レッスンは空きのあるクラスで受付中。プライベートレッスンも可能です。
 お友達同士で、ご希望日にレッスンを設定できます。詳細お問い合わせください。

お申込み、お問い合わせはこちらからどうぞ。

※8月1日~4日までのお問い合わせについては、5日以降にお返事させていただきます。
ご了解くださいませ。

7/24/2015

梅干しの土用干し

赤紫蘇を入れてから1ヶ月。梅干しがよい感じに。
この1ヶ月は、梅干しの横を通り過ぎるときに、気がつけばビンをふりふり。
時々、窓越しの太陽や紫外線を浴びながら、激しい化学変化を繰り返し
このように真っ赤な梅干色になりました。今日から土用干しに入ります!!


朝9時くらいから、午後3時までの土用干し。
初日の今日は、水分が多いのでオーブンペーパーの上に並べます。
夕立の心配もあるので、外出しない晴れの日が干し時です。


きゅっと絞った赤紫蘇も、一緒に干して自家製のゆかりに。

料理教室の生徒さん、梅干作りの大先輩からもメールが届きました!
さすが、毎年10kg以上も漬けるという達人。
ザルも梅干し専用のもので、カッコいい♪♪ プロっぽくて素敵だなぁ~♪♪
メールでの土用干しのやりとりの後、突然の雷雨!!!
「大変!雨ですよ!」とのメールで、間一髪、濡れずにすみました。感謝です。

その後すぐ、ダーリンからも「すごい雨雲。雷雨かも!!」とのメール。
今朝、梅仕事を嬉しそうにしていたので、梅干しの心配をしてくれたのでした。
我が家の梅干しはダーリンの好物で、消費量も一番多い。感謝です。

7/08/2015

浴衣&半幅帯のお稽古



























暑い夏は、袷の着物と名古屋帯のお稽古もちょっと寄り道。
この日は、軽やかに浴衣と半幅帯のレッスンでした。
涼しげな雪花絞りの綿麻ゆかたに、半幅帯は白と水色のリバーシブル。
お母様のお見立てだとか。とってもよくお似合いです。

定番の文庫結びから、アレンジ数種類を練習。上手になりました。
素敵な浴衣姿で楽しい夏をお過ごしくださいね。

いつも着付けのお稽古後は、生徒さんも私も集中しすぎてヘトヘトに。
写真を撮ることなどすっかり忘れてしまうのですが・・・。
7月、8月は、浴衣レッスンや浴衣着付けのご依頼が多くなります。
いろいろなコーディネートが見られて、私も楽しい!!

浴衣だけのお稽古や着付けも受付ています。
お気軽にお問い合わせくださいね。
http://maaskitchen.wix.com/maaskitsuke

今年最初のトマト・ジャム



























今年最初のトマト・ジャム。小さなビン2つ+αできました。
大きな完熟トマト3個870gに、グラニュー糖は200g。それでも甘い。
トマトのうまみが凝縮されて、美しい真っ赤なジャムになりました。

 

ペクチン質として一緒に加えるのは有機レモン1個。
絞ったあとの皮も刻んで、一緒に煮ます。酸味と苦味がポイントに。
仕上げに白ワインを50ccほど加えれば、香りもよくなり保存性も高まります。
「一番好きなジャムは何?」と聞かれれば、「トマト・ジャム」と即答。
暑いのがちょっぴり苦手ではありますが、
完熟トマトを箱買いできる、高原で過ごす”夏休み”を心待ちにしています。


7/03/2015

7月料理教室試作ごはん

7月の料理教室MENUの試作ごはんが、先月から続いています。
ワインとのマリアージュを確認しつつ、調味料や食材を検討していきます。
紫たまねぎにするか新たまねぎにするか。あしらいは、ハーブorスプラウト?
生ハムはプロシュートorパンチェッタ。などなど、アレンジも含め試作します。

迷ったワインは、前菜にもメインにも合う軽やかなサンジョベーゼに決定。
「BRUSA Sangiovese Rubicine」。アルコール度も価格もぐっと控えめですが
デザインはイタリアらしいキレイ目ポップな赤で、テーブルも華やかに。
前菜「焼きナスと生ハムのカルパッチョ」にもメイン「カチャトーレ」にも
どちらにもよく合います。夏向きのちょっと冷やして美味しい赤ワインです。

カチャトーレで煮込む夏野菜は、パプリカ、ピーマン、いんげん、しめじ。
ズッキーニやナスなどを使っても、おいしいですよ!
トマトソースでなくトマト缶を利用して、フライパン一つで仕上げます。
冷めてもおいしいので、お弁当のおかずにもぴったり。

デザートの「ティラミス」は、市販のビスケットでも試作してみました。
レッスンでは、あらかじめ焼いておいたビスキュイを使う予定ですが、
市販のものでも手軽に美味しくできるチーズクリームになりました!!
ということで、夏休み前のレッスンの準備もほぼ完了。
皆様にお目にかかるのを楽しみにしています。

7月料理教室の申込締切日は過ぎましたが、7日(火)と9日(木)は
まだ参加可能です。ご希望の方は、お問い合わせくださいね。

東急ストアでも購入できますがネットでも。
東急ストアでも購入可能。ネットでも。








プチ・トマトの収穫




























初めて育てているベランダのプチトマト4種。
プチだと思っていたら、見る間に大きくなって私の身長を超えました。
騙された・・・のではなく、調査不足。これ以上大きくならないように、芽を摘んだ。
赤くなったトマトは6個。家庭菜園のプロ、二人の母のアドバイスによると、
次々に赤くなるので、皮が柔らかいうちにどんどん食べたほうがいいらしい。



























ということで、今朝の収穫。
フルティカ、千草、アイコ各2個ずつと、できそこないのラディッシュ3本。
ミニトマト3種はそれぞれに個性があり、思いがけず濃い味わいで驚きました。
収穫する楽しさはありますが、ベランダにはトマトが茂り、素敵でない状況に。
あまりに大きくなる野菜は、我が家のベランダには不向きなようです。
梅雨が明けたら、可愛いラディッシュ第二段とミニニンジンを植えましょう。

7/02/2015

夏越祓は水無月で



























三角形のういろうの上に、甘煮の小豆を散らした和菓子の名は「水無月」。
京都では、6月30日の「夏越祓(なごしのはらえ)」に水無月を食べます。
「夏越祓」は「水無月の祓い」とも呼ばれ、1年の折り返しにあたるこの日に
半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する神事です。
京都の和菓子屋さんは、どこも涼しげな美しい「水無月」が並んでいました。

この写真は、京都・木屋町通の「本家 月餅家直正」の水無月です。
京都旅行中で、近くのホテルに宿泊していたので、前日に予約してゲット。
上品なういろうの甘さと口当たりのやわらかさ、小豆の中の甘栗が特徴です。
素朴ななかにも、文化元年創業という歴史が感じられる美味しさでした。


<豆知識>
その昔、宮中の人々は氷室から氷を取り寄せ、氷を口にして暑気を払いました。
貴重な氷は一般大衆には手に入らず、麦粉を練って氷片になぞらえて食べたのが
始まりだとか。白いういろうは氷を、小豆は悪魔祓いの意味を表しているそうで、
現在では、夏の酷暑を乗り切り、無病息災を祈願するお菓子となっています。

ホワイトアスパラ&silvaner



























今年ラストのホワイトアスパラ。北海道産のお取り寄せ。
その名も「カルデラの貴婦人」という有機栽培のアスパラ2Lサイズです。
太すぎず、細すぎず、この太さの味わいが好みです。



























まずは、シンプルに茹でて、オランデーズ・ソースでいただきました。
合わせるワインは、この日のために買っておいたアスパラワイン。
「Koster-Wolf SILVERNER CLASSIC 2013」。あまりに美味しい。
国産のホワイトアスパラガスは、輸入物よりもアクが少なく繊細です。

 

メインは、料理教室でも人気のMENU「サバのトマトグラタン」です。
コンロを使わず、オーブンで20分焼けばよい夏~秋向きのレシピ。
ポテトやナスをサバの下にたっぷり敷いて、野菜も同時にいただけます。
サバ料理では、塩焼き、味噌煮、竜田揚げ、エスカベージョなどより
我が家でもリクエスト率が高い一品。

サバ、アジ、イワシなどの青背の魚は下処理を上手にすることで
生臭くなく、美味しさを引き出すことができます。DHAやEPAもたっぷり!!