6/27/2018

なすのほたほた煮


ほろっと崩れるほどやわらかな「なすのほたほた煮」。
なすをよい出汁でほたほたと、ゆっくり煮ていきます。
ホッとする味わいは、心に染みます。
刻んだミョウガをたっぷりと。
温かくても冷やしても美味しく、針生姜もよく合います。


「万願寺とうがらしのじゃこ炒め」。
万願寺を色よく、歯ごたえよく炒め、じゃこの旨味も引き出して。
ほんの少しの砂糖と醤油を入れるタイミング。緊張します。

この日の献立は納豆の油揚げ詰め焼き、もずくと胡瓜の三杯酢和え、
炊き立てごはん、わかめの味噌汁、らっきょの酢漬け、新生姜甘酢漬け。
何でもない日の晩ごはんは、器選びを楽しんで。

6/26/2018

前菜とメインの晩ごはん


母から届いたとうもろこしで作る2品の晩ごはん。
前菜は「メキシコ風のライスサラダ」は料理教室の夏のMENU。
湯炊きしたライスにカラフル夏野菜とナッツ、海老、バナナなどを加え、
レモンドレッシングで和えたスパイシーな具だくさんサラダです。
メインの「タンドリーチキン」は、スパイスとヨーグルトでマリネしておけば
あとはオーブンで焼くだけなので、忙しいときにもおすすめの一品。


この日は、ふと思いついてコーンでテリーヌを作りました。
中央に茹でたオクラを並べてみたら、子供たちが喜びそうなデザインに。
モチモチの食感とオクラの組み合わせは、枝豆のほうが良かったかも。
この夏にいろいろ試して、レシピを完成させましょう。
メインは「豚肉と夏野菜のグリル 」。
完熟のパッションフルーツのソースで豚肉がご馳走に!!


この日は「ヤムウンセン」と「タイ風グリーンカレー」。
こちらも料理教室の人気MENUの組み合わせです。
蒸し暑い日が続き、なんとなく気だるく感じたら、
スパイスで内側から刺激を与え、心もカラダもすっきりさせましょう。

前菜とメインの2品で楽しむ晩ごはん。最近のお気に入りです。

6/25/2018

新しょうがの甘酢漬け



我が家の夏の食卓に欠かせない『新しょうがの甘酢漬け』。
6月に和食でのお客様のおもてなしがあったので、
その日に合わせて早めに仕込んだものはすでに食べきり、2度目の仕込み。
谷中しょうがも鮮度のよいものがお店に並んでいたので
新しょうが900gと一緒に甘酢漬けを作りました。


きれいに洗って、節の部分で適当な大きさに切り分けます。
このとき、赤い部分を残しておくとほんのりピンク色になります。
取り切れない汚れはスプーンでこそげ取りましょう。


薄くスライスして塩をふり、しんなりしたら熱湯で30秒から1分ほど
お好みの時間さっと茹でて、アクや辛味を除きます。
ざるにあげて、やや冷めたらしっかりと水気を絞り瓶の中へ。
一度沸騰させてから冷ました甘酢を注いでできあがり。
甘酢は色々な配合を試してきましたが、最近は酢、砂糖、塩のみ。
新しょうが400gに対して酢200㏄、砂糖40g、塩小さじ1。
水や出汁を加えない分、スッキリした味わいで日持ちがします。


淡いピンク色が美しく、好みの甘さに調整できる自家製ガリ。
焼き魚に添えて、寿司の箸休めに、ごはんや酒のアテにも大活躍です。
簡単にできるので、ぜひ作ってみてくださいね。おいしいですよー!!



胡瓜も美味しくなってきたので、ピクルスも作りましょう。




作り方はこちらのblogで。
いきいきとした旬の野菜のチカラをいただいて、
この夏も元気に過ごしたいと思っています。

6/24/2018

梅雨いわしとヴェルデッキオ


この日は朝から湿度が高く、カラダもいま一つシャキッとしない。
キンと冷やした白ワインで、元気を出すしかないでしょう。
「イワシの良いのがあったら、今夜はハーブ焼きにしますか!!」
と、朝刊コラムの美味しそうな料理を見ながら提案すると、
「それなら、魚料理にはヴェルデッキオということで、冷やしておくね♬」
朝から、セラーのワインを夜ごはんのために冷蔵庫に移すダーリン。
性格も考え方も対局にあるような夫婦でありますが、
食べること、飲むことに関しては、ほぼほぼ意見が一致します。


1cmの輪切りにして3分ほどレンジで加熱した新玉ねぎと
同様に切ったトマトをグラタン皿に並べて、ごくごく軽く塩こしょう。
近所の魚屋さんで開いてもらった梅雨イワシは塩こしょうふり10分ほどおき、
自家製レモン・ミントソースに刻んだアンチョビを加えたソースをたっぷりのせ、
パン粉をふって、オーブンで15分ほどこんがりと焼きました。
アフターの苦みが心地よい『ヴェルデッキオ』との相性は言わずもがな。
1尾100円の庶民の味方、梅雨イワシをご馳走に変えてくれました。


前菜はいつもの「Salade Verte グリーンサラダ」。
フランスのカフェやビストロの定番サラダですが
レタスだけの店あり、緑色の野菜盛りだくさんの店あり、
”何でもアリ”なんだと思わせてくれた、旅の思い出のサラダです。
この日はレタス、プチリーフ、オクラ、インゲン、キュウリに
レモンドレッシングを合わせてさっぱりと。


茹でただけの山梨県産とうもろこし「きみひめ」は甘くてジューシー。
母が送ってくれた初もののとうもろこしを堪能しました。
残りは焼いたり、蒸したり、サラダにしたり、テリーヌにしたり。
6本あるので、いろいろ作ってみましょう。母に感謝。ご馳走さまでした。

6/23/2018

梅干し作り順調です


今年の梅干し作りも、順調に進んでいます。
6月19日に赤紫蘇を入れて、5日目の梅たち。可愛いなぁ。


完熟南高梅を塩漬けにして、10日目にはここまで水が上がり
11日目に赤紫蘇を購入してきました。
ほぼ昨年と同じスケジュールで進んでいるので、
美味しい梅干しになりそうです。



3袋の赤紫蘇は、葉を摘んでから流水でよく洗いまです。
土やほこり、いろいろな汚れがついているので
水が透明になるまで、5回ぐらい洗えばスッキリ。



あとは、塩でもんでアクを出し、絞ってもう一度塩をふってもみ
その水もよく絞り、最後に白梅酢で2回洗います。
毎年のことですが、濃紫色から鮮紅色に変わ2kる瞬間の面白さ。
よく絞って梅の間に紫蘇を入れ、毎日瓶を揺すって赤紫蘇を馴染ませます。
土用干しができる梅雨明けまで、色づいていく梅をみて楽しみましょう。


種から育てたコリアンダー


昨年収穫した種を撒いて育てたコリアンダー。
今年は昨年の倍のシードが収穫できました。
我が家のベランダで育ったコリアンダーの2世代目。
なんだか嬉しくて、朝からご機嫌な土曜日です。


小さなベランダなのに、南向きの日当たりの良さで
5月には120㎝ほどまで育って、白い花がたくさん咲きました。
今朝の収穫前が右の姿。昨日の梅雨の晴れ間のよいお天気で、
カラリと実が乾燥したので、本日、雨の前に収穫しましたー!!




収穫量は昨年(右)の倍ぐらいでしょうか。
思ったよりもたくさんの収穫で、ひとりニンマリ。
コリアンダー好きなダーリンが喜んでくれそうです。
今夜はこのシードを使って何を作りましょうか。






6/11/2018

完熟南高梅で梅干し作り


梅仕事のその2がスタート。
6月7日に梅もんじゃけんぼー農園から、南高梅が届きました。
梅干し用の完熟が4kg、梅酒用に青梅が2㎏。
鶯宿や白加賀よりもふっくらと肉厚で、香りがよい南高梅。
それにしても、なんて美しく可愛らしいのでしょう。


まずは、出来上がった梅ジュースや梅シロップを別容器に移したり
2017年の梅干しと2016年の梅干しの容器を入れ替えたり
空になった仕込み用のガラス瓶を消毒したりの準備です。
1年ぶりに梅干しの様子を見るこの時間も、楽しみのひとつです。


梅は洗って水に浸け、うぶ毛の間の汚れを浮かせます。
甘くてよい香りが部屋中に広がって、梅仕事は幸せな気持ちになります。


翌日(左)と今日の南高梅(右)です。
2L瓶3つに梅干用の南高梅を、少し大きい3L瓶に梅酒を。
4日間で梅干しのほうは塩が溶けて水が上がってきました。
梅酒は氷砂糖がほぼ溶けきり、梅が大きく膨れています。
本来はどちらも3L瓶と4L瓶とワンサイズ大きい瓶が理想的。
ちょっとパツパツなので、日々気を付けて見守りましょう。


梅雨の気だるい季節も梅シロップやジュースで元気いっぱい。
毎朝、好みの割り方で一杯ずつ飲んで、疲れ知らずです。


南高梅は、完熟と青梅それぞれ500gずつジャムを作りました。
ホーローのボウルを使ったので、仕上がりは優しい梅色に。
青梅には白ワイン、完熟南高梅にはラム酒を加えています。
グラニュー糖も完熟のほうは25%、青梅は30%にしました。
果実の甘味によって、砂糖の量を変えられるのも自家製ならでは。


梅シロップの梅はエキスを絞りとられてカリカリ&シワシワ。
生の梅と異なり、柔らかくなるまで15分ほどアクをとりながら茹でましょう。
冷めたら手で果肉を取ります。このとき、種で指先を切らないように要注意。
ある程度に詰まったら、最後はハンドミキサーで滑らかに。
色はあまりよくないですが、生梅よりも複雑で旨味が感じられるジャムです。


甘味、酸味、香り、すべてが少しずつ異なる梅ジャム3種。
今、食べている鶯宿の青梅ジャムも加えたら、4種類の味が楽しめます。
朝食の時間が待ち遠しい。そんな気持ちになる6月です。

今年も梅仕事が楽しくて、幸せで。
毎年、すばらしい梅を送ってくださる梅もんじゃけんぼー農園の
黒木夫妻はじめ農園の方々に感謝するばかりです。