6/11/2018

完熟南高梅で梅干し作り


梅仕事のその2がスタート。
6月7日に梅もんじゃけんぼー農園から、南高梅が届きました。
梅干し用の完熟が4kg、梅酒用に青梅が2㎏。
鶯宿や白加賀よりもふっくらと肉厚で、香りがよい南高梅。
それにしても、なんて美しく可愛らしいのでしょう。


まずは、出来上がった梅ジュースや梅シロップを別容器に移したり
2017年の梅干しと2016年の梅干しの容器を入れ替えたり
空になった仕込み用のガラス瓶を消毒したりの準備です。
1年ぶりに梅干しの様子を見るこの時間も、楽しみのひとつです。


梅は洗って水に浸け、うぶ毛の間の汚れを浮かせます。
甘くてよい香りが部屋中に広がって、梅仕事は幸せな気持ちになります。


翌日(左)と今日の南高梅(右)です。
2L瓶3つに梅干用の南高梅を、少し大きい3L瓶に梅酒を。
4日間で梅干しのほうは塩が溶けて水が上がってきました。
梅酒は氷砂糖がほぼ溶けきり、梅が大きく膨れています。
本来はどちらも3L瓶と4L瓶とワンサイズ大きい瓶が理想的。
ちょっとパツパツなので、日々気を付けて見守りましょう。


梅雨の気だるい季節も梅シロップやジュースで元気いっぱい。
毎朝、好みの割り方で一杯ずつ飲んで、疲れ知らずです。


南高梅は、完熟と青梅それぞれ500gずつジャムを作りました。
ホーローのボウルを使ったので、仕上がりは優しい梅色に。
青梅には白ワイン、完熟南高梅にはラム酒を加えています。
グラニュー糖も完熟のほうは25%、青梅は30%にしました。
果実の甘味によって、砂糖の量を変えられるのも自家製ならでは。


梅シロップの梅はエキスを絞りとられてカリカリ&シワシワ。
生の梅と異なり、柔らかくなるまで15分ほどアクをとりながら茹でましょう。
冷めたら手で果肉を取ります。このとき、種で指先を切らないように要注意。
ある程度に詰まったら、最後はハンドミキサーで滑らかに。
色はあまりよくないですが、生梅よりも複雑で旨味が感じられるジャムです。


甘味、酸味、香り、すべてが少しずつ異なる梅ジャム3種。
今、食べている鶯宿の青梅ジャムも加えたら、4種類の味が楽しめます。
朝食の時間が待ち遠しい。そんな気持ちになる6月です。

今年も梅仕事が楽しくて、幸せで。
毎年、すばらしい梅を送ってくださる梅もんじゃけんぼー農園の
黒木夫妻はじめ農園の方々に感謝するばかりです。

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