3/31/2015

4月のワインは料理と同郷で

 

4月の料理教室MENUの試作、最終チェックはワインとのマリアージュ。
選んだのは、メインの「ナチュー・シュニッツェル」と同郷のオーストリアワインです。
「Huber Hugo Gruner Veltliner  フーバー フーゴ グリュナー・フェルトリナー2013」
http://item.rakuten.co.jp/wine-takamura/1297280/?s-id=review_PC_il_item_01#1297280

オーストリアの辛口白。青リンゴ、ミント、ライムを思わせるフレッシュな口当たり。
爽やかさと軽いミネラル感のバランスが心地よく楽しめる白ワインです。
前菜のテリーヌには、樽がほどよくきいたシャルドネなどもよく合いますが、
バターで香ばしく焼いた豚肉のソテーをさっぱりといただくのに、おすすめの一本。


 

試作では、焼き立てのテリーヌ(右写真)をまだ温かいうちにいただきましたが、
テリーヌは本来、しっかり冷やして落ち着かせてからから切り分けます。
断面が美しいだけでなく(写真左)、具が密着して一体感が感じられる味わいに。

家庭で作るからこそ、焼きたても冷製もどちらも味わえるという贅沢さ。
今朝は冷製テリーヌで、ご機嫌な朝ごはんをいただきました。
レッスンでは付け合せの野菜をどうするか、もう少し悩みましょう。

●4月の料理教室
MENU
 前菜 : 新じゃがいとブルーチーズのテリーヌ
 メイン : ナチュー・シュニツェル ケイパーソース
 デザート : ベリーのバルサミコマリネ マスカルポーネソース添え

レッスン日:7日(火)、8日(水)、10日(金)、11日(土)、いずれも11時~14時半
定員:4名   レッスン費:7000円(税込、材料費込)
場所:マーズ・キッチン(都立大学駅徒歩7分)
参加希望の方は、4月3日(金)までに、マーズ・キッチンHPよりお申し込みください。
http://maaskitchen.wix.com/info

 

3/30/2015

お花見はデニム着物で


昨夜は友人夫妻と、目黒川の夜桜を愛でつつ、カジュアルなイタリアンでのお食事。
夕方からは生憎の雨模様で、目黒川沿いの混雑は例年並みと聞けば、
人混みを歩くことになるし、雨コートなしでよいデニム着物スタイルにしました。

バチ衿&ミシン仕立てのデニム着物、楽天で5184円なり。あまりに安い。
数年前から流行り始めたデニム素材の着物は、5000円~50000円と価格差があり、
細い糸を使って織ることで、しなやかな紬の着心地に近づけようしているようです。
でも、私が買うならジーンズ感覚で気軽に着られ、誰が見てもデニムと分かる
そんな着物がいいなぁと思っていました。


そこで見つけたのが、この着物。見た目より軽くてしなやか。ステッチがよい感じ。
半襟と帯でアレンジ自在。周囲にも気を使わせないデニムの雰囲気が◎です。
木綿の桜柄のポップな半幅を結んで、ボタン色の帯締めで引き締めて。
足元は、汚れが分かりにくい色足袋に鎌倉彫の雨下駄で、軽快に。

普段着きものと晴れの日のきもの。趣味のきものや雨の日のきもの・・・etc.
洋服と同じようにTPOによって、自分なりのきものライフを楽しんでいきたいです。

着物美人を目指しましょう

 

着付けのお稽古に通い始めた生徒さん。1回目の体験レッスンでは、
長襦袢までの着方を練習し、お持ちの着物を着付けてさしあげました。
「母や祖母の着物があるので・・・今年こそは!!」と、気持ちも新たに。
それにしても、なんて嬉しそうな笑顔でしょう。
着物には、日本の女性をより美しく変身させる魅力があるように思います。






















こちらの生徒さんは、名古屋帯のお稽古2回目です。
太鼓柄の出方もバッチリ。あとは何度も繰り返し練習してくださいね。
手が慣れてしまえば大丈夫。道具を使わなくても結べるようになります。
おはしょりのスッキリとした処理方法は、次回もう一度、復習しましょう!!

お子さんの卒業式に、着物で出席することを目標にしていた生徒さんから
嬉しいご報告メールが届きました。

先生、卒業式に参加しました。着物がきれました!
みなさんから、着物はいいね~といっていただき、わたしも本当によかった!
と思っています。完璧ではありませんが、節目をたのしむことができました。
御指導感謝しています。ありがとうございました。

私ができることはほんの少し。生徒の皆さんの「着物が着たい!」という
気持ちをお手伝いするだけです。微力ですが、ご一緒にがんばりましょう。


3/29/2015

5月の料理教室ご案内

 

5月の料理教室MENUのご案内です。
前菜は、「Avocats farcis アボカドのファルシ」。ファルシというのは詰め物のこと。
今回の試作では、アボカドに卵サラダを詰めていますが、まだまだ検討中。























過去の教室では、「Coup gaucamole クープ・ガカモレ」をレッスンしています。
食べやすさを考えると、アボカドは身をすべて取り出すのがベスト。
季節的にもグレープフルーツを加えて、爽やかさを出したい。
美しさと食べやすさ、どちらも追求して新しいレシピを考えたいと思います。


メインは、初夏から美味しくなるアジを使った「アジのハーブパン粉焼き」に。
アジで"魚の3枚おろしの基本"を身につければ、小型の魚は自宅で調理可能。
ハーブパン粉をふりかけてオーブンで焼くだけなので、夏向きの料理です。
パン粉をサクッと焼き上げるには、トマトの水分が邪魔でした。
アジだけで、香ばしく焼き上げたほうがいいかなぁと、試作が続きます。

デザートは「Clafouties aux cerises さくらんぼのクラフティ」。
フランスのリムーザン地方のサクランボの焼き菓子です。
この日は、オーストラリアの種無しぶどう「トンプソン」で焼きました。
キルシュを加えれば大人のデザート、バニラの風味ならお子様も大喜び♪♪

レストランのクラフティは卵たっぷりのやわらかタイプ。
お菓子屋さんやパン屋さんは、粉が多めの焼き菓子タイプで、
暖かくても冷やしてもよく、季節のフルーツでアレンジ自在です。
とっても簡単なので、ぜひレパートリーに加えてくださいね。

<5月の料理教室のご案内>
MENU:
 前菜:Avocats farcis アボカドのファルシ
 メイン:アジのハーブパン粉焼き
 デザート:Clafouties aux cerises さくらんぼのクラフティ

レッスン日:5月12日(火)、13日(水)、14日(木)、15日(金)11時~14時半
 ※お友達同士2名以上での別日程やプライベートレッスンも受付中。
  お気軽にお問い合わせくださいね。
場所:マーズ・キッチン (都立大学駅徒歩7分 詳細は個々にお知らせ)
レッスン費:7000円(税込、材料費込)

マーズ・キッチン料理教室の詳細、お問い合わせ&お申し込みは公式HPまで。
http://maaskitchen.wix.com/info


ブログとHPをリニューアルいたしました。継続して旧ブログもご覧になれます。




3/23/2015

ブローチで気軽に帯留

 

今日の着付けのお稽古で、左下の「花かごの帯留」をしていたら、
生徒さんの目に留まったようで、「昔使っていたブローチを加工したのよ」と説明。
裏側はどうなっているかというと、ブローチの金具をニッパーなどで取り外し
帯留用の金具を接着剤で取り付けています。

この4つの帯留で、トランプ、バイオリン、花かごの3個はすべてブローチ。
バイオリンだけは、横幅が狭く金具がはみ出してしまうので、
そのまま三部紐に通して使っています。

 

ブローチがある程度大きい場合は、ブローチに通して使う金具もあります。
ピンクとレンコンの2個は金具を使い、雪だるまはそのまま三分紐を通します。
上の写真のひし形のビーズと、下の写真のパールの帯留は、妹の作品。
ブローチからの加工は、ビーズアクセサリー作家の妹にいつもお任せの私です。
















楽天で「帯留 金具」で検索すると、たくさんのお店で取り扱いがあります。
この写真はそのひとつ「ももの和」のもの。種類が豊富でサイズ説明も詳しいです。
http://item.rakuten.co.jp/momonowa/obidome-00-001/
他のお店でも、オリジナルの金具などいろいろあるようです。

お気に入りデザインの帯留は、なかなか探すのが難しいけれど
ブローチなら種類も豊富で、オリジナルが簡単に作れるので楽しいです。
帯留に使う三分紐は、帯締めよりも気軽でお値段も可愛いものが多いかなぁ。
カジュアルな装いや、テーマ、季節感を取り入れたいときにおすすめです。

3/18/2015

季節を瓶に閉じ込めて

小粒の苺を店先で見つけ、残っていた3パックをすべて購入。
苺のジャムを作るのは、路地ものが出回る4月になってからなのですが、フライング。
あまりに可愛かったから、季節を瓶の中に閉じ込めました。

 
ヘタとり、グラニュー糖200g(25%弱)とレモン汁1個分をまぶして一晩おきます。
グラニュー糖が溶けて苺から水分がでたら、強火にかけて約15分。
アクを丁寧にとり、木ベラで鍋底をこすりながら、一気に煮詰めます。
仕上げに多めのキルシュを加えて香り付け。キラキラしたルビー色が美しい。
色鮮やかに仕上げるには、強火で短時間がポイントです。

 

甘夏のマーマレードは、皮だけでなく、果汁を絞った後の袋も細かく刻み、
丸ごと全部加えて作ります。こちらもグラニュー糖は果実の1/4量とぐっと控えめ。
その分、コアントローを仕上げにたっぷりと加えて、保存性を高めます。
というか・・・冷蔵庫保存で、あっという間に食べきってしまうから、心配なし。

移りゆく季節を、小さな瓶に閉じ込める果実のジャム。
柑橘類が終わると、苺の季節に。やがて、サクランボへ。
自然が生み出す美しい色は、見ているだけで幸せな気持ちになりますね。




3/17/2015

玄米こうじ味噌づくり

今日はポカポカ暖かく、春爛漫の一日になりましたね。
寒仕込みでなく春仕込みとなった我が家の自家製みそづくりも、
2011年に初めて挑戦してから、早くも3回目の仕込みとなりました。
2人暮らしの我が家では、2年毎に5kgの仕込みがちょうどいい塩梅です。

 

今年も、「鈴木こうじ店」の手作り味噌セットを購入しました。
前回2013年には、麦こうじを使いましたが、今回選んだ麹は玄米こうじ。
一晩水に浸して十分にもどした大豆1.3kgを、2回に分けて圧力鍋でやわらかくゆで
水気をきって、熱々のうちにマッシャーでつぶします。うーん、大豆の甘い香り♪♪
大豆に塩600gを混ぜ合わせた生こうじを加えて、まんべんなく合わせましょう。

 

空気を抜きながらみそ玉を作り、アルコール殺菌した容器に投げ入れていきます。
一段ずつ隙間をなくしながらしっかり詰め込んで、最後に表面を平らにし、
ラップで空気を遮断。落し蓋をして2.5kgの重石をのせて、あとは熟成を待つだけ。


2013年仕込みの麦こうじ味噌。2年の熟成をへて、八丁味噌のような色に。
まろやかでコクがあり、麦こうじ特有の香ばしい風味。
もろきゅうでも、味噌汁でも、煮込みや焼き物、ディップにと和洋中問わず、活躍中。

今日仕込んだ3代目も、約3ヶ月でフレッシュな味わいが楽しめ、6ヶ月~1年で赤味噌に。
2年が過ぎるころに、2代目がなくなったら使い始めます。それまでは、冷暗所でほったらかし。
なのに、こんなにも美味しいなんて!! 自家製味噌、おすすめです。

鈴木こうじ店











3/16/2015

Tarte aux noisettes 


冷蔵庫にタルト生地が残っていたので、
昨日のおやつに「Tarte aux noisettes 木の実のタルト」を焼きました。

生のくるみ、カシューナッツ、アーモンドを低温のオーブンでじっくりとロースト。
空焼きしたタルトにクレーム・ダマンドを敷き詰め、粗くくだいた木の実を広げます。
香ばしいよい木の実の香りが部屋中に広がって、お腹がすいてきました。

バターも砂糖もリキュールも、我が家好みの量にアレンジするので
家で焼くお菓子は、私たちにとってのNo.1。自家製ならではの贅沢です。
この日も、2切れずついただきました。もう1切れは、明日のお楽しみ♪♪

3/15/2015

4月料理教室MENU試作中

4月料理教室MENUを試作中しています。
前菜の「新じゃがいものテリーヌ」は、新じゃがいもの瑞々しさをどう活かすかが課題。
今回は、皮付きのまま丸ごと加熱したじゃがいもを、大きめにカットしてみました。

昨夜の晩ごはんだったので、プレスは30分ほどにして温かいままいただきました。
皮と卵液の馴染みが悪く、プレスも甘いので崩れやすい。でも、新じゃがらしさはダントツ。
温かいからこそチーズの香りもほどよく、キンと冷やした白ワインがすすむこと。
テリーヌの焼きたて・・・邪道といえば邪道ですが、家庭料理ならお好みでアリかも。

半分は冷蔵庫で一晩寝かし、朝食にしました。
かなり具と卵液の密着度は高まりましたが、皮の色が美しい卵色を邪魔しています。
さて、落としどころをどこにもってくるか。もう少し、試行錯誤を続けましょう。


メインの「ヴィナー・シュニツエル」は、付け合せに悩んでいましたが
レッスン時に一番おいしそうな野菜にいたします。この日は、プチベールとグリーンアスパラ。
食感が違う野菜2種をさっとソテーして付け合せると、季節がそのまま味わえます。

豚肉はもものランプを使う予定。最近、都立大学にできたスーパーでも購入できます。
ももなのに、脂がのってやわらかいおすすめの部位。ただ形状がそろいにくく、
取り扱いが少ないのが欠点でしょうか。もちろん、お肉屋さんならいつでも並んでいます。
ロースや肩ロース、ヒレなどの他の部位でも、それぞれ味わいが楽しめます。



デザートの「ベリーのバルサミコマリネ マスカルポーネソース」は、イタリアのデザート。
前菜、メインがかなりボリュームがあるので、軽めの一品にしました。

バルサミコの熟成度合いやベリーの甘みによって、グラニュー糖の量は調整可能。
ソースにはキルシュをきかせた大人味に仕上げますが、お好みでアレンジできます。
マリネは翌日のほうが味わいが馴染んで一体化するので、
前日に準備できるデザートとしても、おもてなしにおすすめです。

4月のレッスン日は、7日(火)、8日(水)、10日(金)、11日(土)、いずれも11時~15時。
定員:4名、 レッスン費:7000円(税込、材料費込)、場所:マーズ・キッチン(都立大学駅徒歩7分)
参加希望の方は、3月27日(金)までに、マーズ・キッチンHPよりお申し込みください。

呑川緑道の桜並木は、4月のレッスンのときには、満開を少し過ぎた頃でしょうか。
「散る桜 残る桜も 散る桜 (良寛)」

お申し込み、お問い合わせ、お待ちしています。

3/14/2015

普段着きもの

 

ごく普通の土曜日。
着付けのお稽古がキャンセルになったので、のんびりな週末です。

そんな一日の普段着きもの。
朝から掃除、洗濯、ご飯の支度のときには、襷がけと前掛けで。

木綿の長襦袢に木綿の水玉半襟、自分で縫ったウール小紋、
ネットで購入した木綿の半幅帯はカップケーキ柄と水玉のリバーシブル。
どれも洗濯機で洗ってお手入れできます。

「朝からいつも着物なんですか?」と、生徒さんやお客様からよく聞かれます。
そんな日もあるし、そうじゃない日もあります。その日の気分次第・・・。
でも、着物で過ごす一日は、なぜか心も体もご機嫌です。

3/13/2015

明石の春が届きました♪♪

今年も、神戸の伯母から明石の春の風物詩「いかなごのくぎ煮」が届きました。
昨年はしょうが風味でしたが、今年は山椒がピリッときいて、胡桃入りはいつもどおり。
いかなごは型崩れなし。つややかで、いい塩梅の甘辛い味付けに、
お酒がすすむこと、ほかほかのご飯がおいしいこと。ご馳走さまでした。

 

結婚して迎える初めての春。このレターパックが届いて驚いたことが懐かしいです。
ちなみに、このレターパックにある「いかなごのくぎ煮」の文字は印刷。
プラ容器もセットで販売されている、地域限定、季節限定のレターパックです。

どれほどたくだんの「明石の春」が、全国に送られていることでしょう。
桜の蕾もどんどん膨らんで、まもなく春がやってきます。

腰紐一本で伊達衿も大丈夫!



 

生徒さんの訪問着に袋帯のお稽古にあわせて、江戸小紋にじゅらくの袋帯。
生徒さんと一緒に、結んだりほどいたり・・・お稽古後に、もう一度結んでパチリ。

今日は、自分自身の確認のために、普段は使わない伊達衿も入れてみました。
なので、コーディネートはなんとも中途半端になっています。
腰紐一本(腰紐、帯、帯締め、お太鼓・・・紐は腰紐のみ)で、どの程度、浮いてくるか。
結果はこのとおりで、まったく問題なく浮きもゆるみもなし。布目もパリッと。

「先生、伊達衿はどこを留めているのですか?」
その質問に、「どこも留めていないわー」と、スーッと伊達衿を引き抜いてみる。
三河衿芯に足し布をつけて、肌襦袢に縫い付けた半襟だからこそ可能になる安定感。

今後は、「半衿付け(1レッスン)」をお稽古の必須項目にするか、思案中。
きっとそのほうが上達が早いと思うから。お一人おひとりのご希望を聞きながら
でも、やっぱりこの着心地を伝えたいと思う、今日のお稽古でした。

3/12/2015

4月料理教室MENUご案内



4月の料理教室MENUのご案内です。試作検討中なので、
レシピ確定後に写真を撮り、HPのリニューアルができてから・・・などと
思っていましたら、「先生、申し込みはいつから受付ですか?」と
お問い合わせが・・・。大変失礼いたしました。

もう3月も中旬になって、桜のつぼみもずいぶん膨らんできましたね。
写真は後日差し替えるこということにして、レッスンの申し込み受け付けます。

申し込み締め切りは、3月27(金)。
それ以降でも、空きのあるクラスでは、3日前まで受付可能。
お問い合わせください。


<4月料理教室MENU>

前菜 : 新じゃがいとブルーチーズのテリーヌ
メイン : ナチュー・シュニツェル ケイパーソース
デザート : ベリーのバルサミコマリネ マスカルポーネソース添え

MENUの詳細は、以下blogをご覧ください。

日時:4月7日(火)、8日(水)、10日(金)、11日(土) いずれも11時~15時(予定)
定員:各日4名 (会員は先着順)
場所:マーズ・キッチン (都立大学駅徒歩7分 詳細は個々にお知らせ)
レッスン費:7000円(税込、材料費込)

マーズ・キッチン料理教室の詳細、お問い合わせ&お申し込みは公式HPまで。
http://maaskitchen.wix.com/info


blogとHPをリニューアルいたしました。継続して旧blogはご覧になれます。
新ブログ
http://maaskitchen.blogspot.jp/

旧ブログ
http://maaskitchen.jugem.jp/








HAPPY BIRTHDAY!

 

3月11日は、忘れることができない記念日です。
ダーリンの誕生日、そして東日本大震災があった日・・・。
今年も「今、生きている」という奇跡に感謝して、献杯をそして乾杯をしました。

選んだワインは、引越し祝いにいただいた記念のワイン
「POMEROLE Chateau Certan de May de Certan 1990」。
自宅セラーで保管している間に、ひどいラベル状況になってしまいましたが、もちろん健在。
ヴュー・シャトー・セルタンとペトリュスの間というすばらしい位置にある畑。
25年の熟成を経て、妖艶なオレンジ色に変化したその味わいは・・・
複雑で奥行きがあり、角がすっかりとれてやさしいのだけれど力強さも感じられる。
一口含むたびに幸せな気持ちになれるすばらしいものでした。シェフとマダムに感謝!!

 

メインはラムと決めていたのですが、ダーリンがリクエストしたのは「ミントソース」。
陽射しが春めいてくると、レモンの酸味やミントの清涼感がおいしく感じられますね。
これからの季節におすすめです。つぶしたにんにくと塩・こしょう、オリーブオイルで1時間マリネして
キノコと一緒にオーブン焼きに。熱々にミントソースをかけて、クレソン、ミントをたっぷり添えて。
極上ワインとの相性もすばらしく、記憶に残るマリアージュとなりました


 

アミューズは、自然食品のお店でゲットしたラディッシュの塩バター添え。
前菜は「ごちそうニース風サラダ」。レッスンでも人気の具沢山サラダです。
新じゃがいもと新たまねぎ、いんげん、プチトマト、ピーマン、レタス、ツナ、茹で卵、アンチョビ。
季節の野菜でアレンジできる、まさに"ごちそう”になるサラダです。


 

食後には、ハード系チーズ3種類をいただきました。
銀座MATSUYAのチーズ王国で、ハードチーズ好きなダーリンへのプレゼントを購入。
よい環境で熟成されたチーズをワインとともに堪能しました。



デザートは「Tarte aux fraises イチゴのタルト」に。
アーモンドパウダー入りのパートサブレ生地をタルト型に敷いて空焼きしてから、
クレーム・ダマンド・レジェールを流して香ばしく焼き上げました。
その上に全卵で作る軽めのカスタードを敷いて、小粒のイチゴを飾ります。
ベランダのミントも元気になってきました。艶出しのジャムなどは塗らずにシンプルに。
お気に入りのGIENのオワゾブルー・フルーツのタルト皿は、食べた後も楽しい一枚です。

3月11日は、テレビを見ずに一日を過ごしました。
繰り返される映像やあふれる情報よりも、あの日心の中に刻まれた思いを大切にしたいから。
何でもない普通の一日を過ごし、今年もお祝いができたことに感謝して、記録を残します。

これからの日々も、どうぞよろしく。元気でおいしい毎日を過ごしましょう。