3/15/2015

4月料理教室MENU試作中

4月料理教室MENUを試作中しています。
前菜の「新じゃがいものテリーヌ」は、新じゃがいもの瑞々しさをどう活かすかが課題。
今回は、皮付きのまま丸ごと加熱したじゃがいもを、大きめにカットしてみました。

昨夜の晩ごはんだったので、プレスは30分ほどにして温かいままいただきました。
皮と卵液の馴染みが悪く、プレスも甘いので崩れやすい。でも、新じゃがらしさはダントツ。
温かいからこそチーズの香りもほどよく、キンと冷やした白ワインがすすむこと。
テリーヌの焼きたて・・・邪道といえば邪道ですが、家庭料理ならお好みでアリかも。

半分は冷蔵庫で一晩寝かし、朝食にしました。
かなり具と卵液の密着度は高まりましたが、皮の色が美しい卵色を邪魔しています。
さて、落としどころをどこにもってくるか。もう少し、試行錯誤を続けましょう。


メインの「ヴィナー・シュニツエル」は、付け合せに悩んでいましたが
レッスン時に一番おいしそうな野菜にいたします。この日は、プチベールとグリーンアスパラ。
食感が違う野菜2種をさっとソテーして付け合せると、季節がそのまま味わえます。

豚肉はもものランプを使う予定。最近、都立大学にできたスーパーでも購入できます。
ももなのに、脂がのってやわらかいおすすめの部位。ただ形状がそろいにくく、
取り扱いが少ないのが欠点でしょうか。もちろん、お肉屋さんならいつでも並んでいます。
ロースや肩ロース、ヒレなどの他の部位でも、それぞれ味わいが楽しめます。



デザートの「ベリーのバルサミコマリネ マスカルポーネソース」は、イタリアのデザート。
前菜、メインがかなりボリュームがあるので、軽めの一品にしました。

バルサミコの熟成度合いやベリーの甘みによって、グラニュー糖の量は調整可能。
ソースにはキルシュをきかせた大人味に仕上げますが、お好みでアレンジできます。
マリネは翌日のほうが味わいが馴染んで一体化するので、
前日に準備できるデザートとしても、おもてなしにおすすめです。

4月のレッスン日は、7日(火)、8日(水)、10日(金)、11日(土)、いずれも11時~15時。
定員:4名、 レッスン費:7000円(税込、材料費込)、場所:マーズ・キッチン(都立大学駅徒歩7分)
参加希望の方は、3月27日(金)までに、マーズ・キッチンHPよりお申し込みください。

呑川緑道の桜並木は、4月のレッスンのときには、満開を少し過ぎた頃でしょうか。
「散る桜 残る桜も 散る桜 (良寛)」

お申し込み、お問い合わせ、お待ちしています。