小粒の苺を店先で見つけ、残っていた3パックをすべて購入。
苺のジャムを作るのは、路地ものが出回る4月になってからなのですが、フライング。
あまりに可愛かったから、季節を瓶の中に閉じ込めました。
ヘタとり、グラニュー糖200g(25%弱)とレモン汁1個分をまぶして一晩おきます。
グラニュー糖が溶けて苺から水分がでたら、強火にかけて約15分。
アクを丁寧にとり、木ベラで鍋底をこすりながら、一気に煮詰めます。
仕上げに多めのキルシュを加えて香り付け。キラキラしたルビー色が美しい。
色鮮やかに仕上げるには、強火で短時間がポイントです。
甘夏のマーマレードは、皮だけでなく、果汁を絞った後の袋も細かく刻み、
丸ごと全部加えて作ります。こちらもグラニュー糖は果実の1/4量とぐっと控えめ。
その分、コアントローを仕上げにたっぷりと加えて、保存性を高めます。
というか・・・冷蔵庫保存で、あっという間に食べきってしまうから、心配なし。
移りゆく季節を、小さな瓶に閉じ込める果実のジャム。
柑橘類が終わると、苺の季節に。やがて、サクランボへ。
自然が生み出す美しい色は、見ているだけで幸せな気持ちになりますね。