7/26/2019

季節の果物に囲まれて


奄美大島「それいゆふぁーむ」から、予約していた完熟マンゴーが届きました~!!!
箱をあけると甘い香りと一緒に、笑顔が素敵なスタッフKさんからのお手紙と
それはそれは立派な完熟マンゴーたち、そしてサプライズのお品の数々💛💛
大好きなヤギ乳のヨーグルトにファームのドーナッツ、おまけのマンゴー。
社長であるお父様とRちゃん(もともとは着付けのお客様で料理教室の生徒さん)
お二人からのお心遣いに感謝です。いつもありがとうございます。


循環農法を目指した農薬不使用の栽培で、大切に育てられた完熟マンゴー。
樹上から自然に落ちるまで待って収穫されるので、追熟の必要がありません。
さっそく冷蔵庫でよーく冷やして、3時のおやつにいただきました💛
切るそばから果汁があふれ出し、甘くて濃厚で、一口ごとにうっとり。
今日から毎日、マンゴー三昧。料理やデザートで堪能したいと思います。


時期を同じくしてダーリンの叔母さまからは名産の立派なメロンが
私の母からは、勝沼産の大きな桃が届きました。
季節の果物に囲まれて、毎年、この季節は二人とも元気いっぱい。
たくさんの優しさに支えられていることに、あらためて感謝する梅雨明けです。

7/21/2019

コリアンダーシードの収穫


今年もコリアンダーシードの収穫ができました。なんと3代目。
2代目シードを昨年秋に撒き、今年1月に発芽、2月に間引き
梅雨寒で、どうなることかと心配していましたが、嬉しい週末に。



完熟して乾燥したものと、まだ緑の実が混ざった収穫。
コリアンダーシードと生のパクチーという香りの違いがあるので
分けて別々に保存することにしました。


青い実はオリーブオイルと塩に漬けてスパイスオイルとして保存。
完熟シードは秋に撒く分を残し、スパイスとして使います。


早速、昨日のメキシコ風晩ごはんで、パクチー代わりに使いました。

アボカドペーストのワカモレにも、トマトサルサにも、
青とうがらしと刻んだ青い実が入っています。いい香り♬
どちらも料理教室MENUのアレンジ。またご紹介したい美味しさです。

もちろんメインはチリ・コン・カン。
キドニービーンズがなかったので、金時豆を煮て作りました。
我が家のチリ・コン・カンは野菜もたっぷりで辛さ控えめ。
料理教室では牛肉を使いますが、普段は豚赤身を使うことも。
多めに作り、小分けして冷凍しておくと便利です。


久しぶりにマサ(とうもろこしの粉)でトルティーヤも作りました。
粉とぬるま湯、油、塩を混ぜるだけなのでとっても簡単。
トルティーヤ・プレスがあれば、楽しく作業も進みます。
近所のスーパーで買った、グルナッシュを合わせていただきました。

小さなベランダでちょこちょこ育てるハーブたちが、
日々の生活に彩りや香りや楽しみをプレゼントしてくれています。





7/19/2019

GUMBOとガンボ




夏を元気に乗り切る定番スープ「ガンボ」の晩ごはん。
メインはオクラ。そして海老やチキン、たっぷりの夏野菜とスパイス。
アメリカ出張中にダーリンが同僚から教えてもらったレシピを
我が家好みにアレンジした具沢山のケイジャン料理です。
オクラでトロミをつけるあっさりバージョンが、最近のお気に入り。


この日、選んだBGMは、[Dr.Johns’s GUMBO]。
6月6日に77歳で亡くなったDr.Johns。生演奏を聴きたかったなぁ。
でも、この大好きなアルバムがあれば、いつでも会えます。


アイコ、アイコを聴きながら、
「あとは、Jon Clearyに頑張ってもらおうね」とロゼワインで献杯。
前菜は緑野菜だけのサラダ「Salade Verte」をマスタードドレッシングで。
久しぶりにサフランライスを炊いて、この夏、初登場のガンボを堪能。
来年の夏には、料理教室でもご紹介したいなぁと思っています。

若かりし頃、それぞれに行ったことのあるニューオリンズ。
フランス熱は冷めないけれど、音楽三昧の旅も楽しそうだと思った夜でした。



7/12/2019

奄美のパッションフルーツ


今年も奄美大島の「それいゆふぁ~む」から
無農薬のパッションフルーツをお取り寄せしました!!
箱を開けた瞬間、甘酸っぱい香りが部屋中に広がり南国気分に💛💛💛
まずは、そのままのを食後におやつにと存分に堪能いたします。
半分に切って、スプーンですくって食べるのですが…
樹上完熟させたパッションフルーツのおいしさといったら!!
梅雨の鬱陶しさも、吹き飛ばす爽やかさ。瑞々しすぎる~。
「それいゆふぁーむ」のパッションフルーツを食べるまで
本当の美味しさを知らなかったのだから、出会いに感謝するばかり。


夕食には、鶏肉とレモンコンフィのタジンを作る予定でしたが
もちろん、MENUの変更です。
鶏もも肉を塩・胡椒、ローズマリー、にんにく、オリーブ油でマリネして
オーブンでこんがり焼き、パッションフルーツのソースをかけて。
チリのシャルドネがピタリとよく合いました。


鶏肉と一緒にぶなしめじ、ポテト、丸ごとピーマンを天板に並べ
付け合わせも同時に仕上げてしまうと楽ちんです。
前菜はSalade Verteを。ケイパードレッシングでさっぱりと。
レタス、キュウリ、オクラ、セロリ、バジル、パセリ
緑の野菜にパプリカと新玉ねぎの薄切りを加えて彩りも夏らしく。
 

料理教室の定番ロールケーキにパッションフルーツ入りカスタードと
生クリームを合わせたクリームをたっぷりと巻き込みました。
タピオカプディングにはコアントローを加えてソースに。


今日のおやつには、レアチーズケーキを作りました。
生クリームを使わず、クリームチーズと水切りヨーグルトを使い
パッションフルーツのゼリーをたっぷりのせて。
グラハムクラッカーも焼いて、ヘルシーな仕上がりに。

サラダやカルパッチョ、アイスクリームやシュークリームなど
毎日、2~3個を使い、常夏気分を満喫したいと思います。
無農薬で愛情たっぷりに育てられた「それいゆふぁーむ」の果物は
どれも忘れられない美味しさで、毎年、楽しみにしています。
もう少しすると、マンゴーの季節が始まります💛💛💛

7/07/2019

新しょうがの甘酢漬け


今年も新しょうがと葉しょうがで、甘酢漬けを作りました。
こちらは2度目の仕込み。新しょうがは全部で1.2㎏ほどを瓶詰めに。
葉しょうがは日持ちがしないので、出会ったときに2束ずつ。


甘酢と出会い、ほんのりピンク色に染まる瞬間が好きです。
毎年毎年のことですが、美しいなぁとしばし見とれてしまいます。


甘酢は今年もシンプルな配合で酢、砂糖、塩のみ。
水や出汁を加えない分、スッキリした味わいで日持ちもよくお気に入り。
新しょうが400gに対して酢200㏄、砂糖40g、塩小さじ1。
小鍋で煮立て、砂糖が溶けたら弱火で5分煮て、冷ましてから使います。


きれいに洗った新しょうがは節で切り、汚れた皮のところは
スプーンなどでこそげ取ります。


あとはよく研いだ包丁で繊維にそって薄く薄く切り、
塩をふってしばらくおくと、水やアクが自然に出てしんなりします。


たっぷりの湯をわかし、軽く水気を絞った塩漬けしょうがを入れ、
30秒~1分ほどさっと茹でて、ざるに上げましょう。

 

粗熱がとれたら固く絞って瓶に入れ、冷たい甘酢を注ぎます。
数分でほんのりピンク色に。綺麗な色に染まると幸せ気分。
我が家の夏には欠かせない新しょうがの甘酢漬けは、
焼き魚に添えて、手巻き寿司に、酒の肴にと大活躍。
自分で作ると甘さも辛味も我が家好みにできるのが、嬉しいのです。

梅雨明けには、梅酢生姜も仕込みましょう。
この夏も、いつも通りの季節の台所仕事ができることに感謝して。

7/01/2019

水無月で暑気払い


6月30日。今年も小豆を煮て「水無月」を作りました。
土井園さんの玉露芽煎茶と作りたての水無月。思わずほおが緩む味。
数年前、京都で出会った水無月。それから毎年、楽しんでいます。
ういろう部分は薄力粉50g、片栗粉30g、砂糖35g、水200㏄。
よく混ぜて一度、ザルで濾すだけ。シンプルです。


いろいろ試してみて、電子レンジで作る簡単な方法がお気に入り。
2019年後半も、元気に笑顔で過ごしていけますように。

白ワインが美味しい季節に


週末はキンと冷やした白ワインが飲みたくて
土曜日は6月のレッスンMENUの「イワシのベッカフィーコ」に。
梅雨の頃に脂がのる入梅イワシ。どう料理したって美味しいのです。
にんにく、ナッツ、パン粉を焦がさないように香ばしく炒め
オレンジ果汁、パセリ、ケイパー、ラム酒漬けレーズンと合わせ
開いて軽く塩・こしょうしたイワシにたっぷりと巻き込みます。
輪切りにしたオレンジとローリエと一緒に200℃のオーブンで約20分。
ベッカフィーコのためだけに、シチリアに行ってみたいと本気で思う(笑)。


黄ニラと生マッシュルーム、ローストアーモンドのサラダ。
水でさらした紫玉ねぎの薄切りとバリっとさせたサニーレタス。
オレンジピール入りマスタード・ドレッシングをかけて前菜に。
スーパーで見つけたシチリアのオーガニックの白ワイン
「ナターレ・ヴェルガ オーガニック グリッロ 2016」。
同じ土地の料理とワイン。ご機嫌なマリアージュになりました。


日曜日はこの夏、初登場ライム・チキン「poulet au citron vert」。
6年前の7月の料理教室でご紹介したフランスのお惣菜です。
皮目から焼き、スープと果汁で15分蒸せば完成の手軽さが夏向き。
食べる直前にライムをキュっと絞り、コリアンダーをガリっとしたら
うっとうしい蒸し暑さも吹き飛ぶ、ライム色の爽やかさ♬
このMENUをご希望の方は、7,8月の料理教室でもレッスン可能です。
お問い合わせくださいね。


この日のワインは北イタリア・トレンティーノ産の
「Mezzacorona Pinot Grigio 2017」。
ピノ・グリージョの生産量・世界一の生産者が作る自信作。
1000円台ながら、さすがの安定感で鶏肉にもピタリ。
ラディッシュの梅味噌ディップ、焼きとうもろこし、枝豆。
素材そのままの前菜3種で、夏を満喫しましたー!!

ワインを決めてから、家にある材料で料理を作るのも
料理を決めて、合わせるワインを選ぶのもどちらも楽しい。
旬の恵に感謝して。ご馳走さまでした。