7/24/2016

ピカピカ、スッキリ


日々の汚れは、その日のうちに。
心がけてはいるけれど、料理教室と毎日の食事作りで大活躍のキッチンは
少しずつ、油汚れが蓄積されています。
夏休みは、いつもより念入りに、日ごろの感謝を込めて磨きます。
といっても、捨てる前のへたってきたスポンジに、クレンザーをつけて磨き、
古布で汚れをふき取るだけの簡単お手入れ。
ピカピカ、スッキリすると、なんて気持ちいい!!


ゼロから考えたキッチンのカウンターは、手入れがしやすいSTARONの人工大理石。
汚れが目立つホワイトなので、キレイにしておくのが習慣に。物臭さんにおすすめ!!
キッチンに立つのが楽しいのは、我儘な願いを叶えてくれた設計と施工、
そして、コーディネートをしてくれた株式会社Style&DecoのAさんのおかげです。
先日も、「住まいの設備を選ぶ本 2016秋」で我が家を紹介していただきました。


壁のパネルは油汚れに強いアイカセルラー。耐熱性、耐水性があり、水ぶきが可能。
揚げ物や炒め物もよく作りますが、おかげでツルンときれいをキープできます。
いろいろな設備の中で、予算とにらめっこしながら悩んで選んだカウンターと壁。
現在、施工後5年。これからもずっと大切に、ガンガン使っていきたいです。

旬のアジを食べつくす♪♪


「鯵のタタキ」が食べたい!!!ということになり、近所のスーパーヘ。
刺身用の大き目の鯵が3尾で399円。2人家族としては、2尾で十分なのだけれど
ここは、一品追加することで、お買い得の3尾を購入することに。


三枚おろしにして小骨を抜き、皮をひき、「ピチットシート」に挟んで、冷蔵庫へ。
30分ほどで、余分な水分が抜けて、シャキッと身がしまります。
大葉、小葱、生姜、茗荷、ピーマン。みじん切りにした薬味はたっぷりと用意して、
さっと水に放ってアクを抜いて水切りし、食べやすく切った鯵と一緒に軽くたたきましょう。
まさに旬真っ盛りの鯵は、コリコリした歯ごたえがたまりません。
季節の薬味と合わせると、香りも爽やか。
特にピーマンの苦みは、鯵の旨味をぐっとひきたててくれます。


予定より1尾多くなったので、もう一品は「鯵のサンガ焼き」に。
もともとは千葉の料理漁師。鯵を細かく切り、薬味(ネギ・ショウガ・大葉)と味噌を混ぜて
焼いたもの。今回は、大葉に貼り付けて、180℃のオーブンで10分ほど焼きました。
フライパンでもオーブントースターでも、簡単に焼けるのが嬉しいですね。
生のタタキとは異なるふわっとした食感と、味噌が焼ける香ばしさ。お酒がすすみます。
山椒や七味唐辛子をふったり、レモンを絞ったり。お好みで楽しみます。


そして、どうしても外せないのが「骨せんべい」。
ピチットシートに中骨を挟み、骨の間の水分をしっかりと取るのがポイントです。
食べやすい大きさに切り、160℃で8分ほどじっくり揚げたら、塩をパラリ。
カリカリ、ポリポリ。腹ワタ以外に捨てるところがなく、和洋中さまざまな料理に使え
リーズナブルで栄養も豊富な青魚。鯵って、なんだかエライなぁ!!

7/22/2016

完熟パッションフルーツ♪♪


先週、奄美大島の完熟パッションフルーツをいただきました。
こんなにたくさんのパッションフルーツを見たのは、生まれて初めて。ピカピカです。
箱を開ける前から、甘酸っぱい香りが部屋中に広がって・・・もう待ちきれない。
配達のお兄さんも、「よい香りで、お腹が空いてきました!」ですって♪♪


まずは、冷蔵庫で冷やしてそのままをスプーンで堪能しました。
うーん、今まで食べたパッションフルーツの中で、一番おいしい!!
酸味と甘味のバランスがすばらしく、ゼリーもみずみずしい。一口ごとに、常夏だ~♪♪


まずは、レアチーズケーキやアイスクリームを作って、デザートとして満喫。
甘さをぐっと控えて、パッションフルーツの華やかな香りや清々しい酸味をいかし、
種のプチプチした独特の食感も、そのまま味わえるようにしてみました。
それはもう、料理の技術どうこうの問題でなく、どう使っても美味しいのです。
無農薬でこんなにすばらしい果物を作っている、生産者のご苦労。感動的です。
今シーズンは、もう「売りきれ」てしまったようですが、来シーズンはぜひ、皆さんも!!



完熟パッションフルーツが届いた数日後、山梨の母からは桃が届きました。
今年も大きくて立派な桃です。ちょっと固めが母好み。完璧な状態です。
冷蔵庫で2時間ほど冷やして、まずはそのまま味わいました。うーん、幸せ♪♪


旬のパッションフルーツと桃のコラボレーションで。
「ほぼ日」で紹介されていた、料理家・飯島奈美さんのレシピをアレンジ。
モッツァレラチーズを白ワインビネガーと塩でマリネして(飯島さんは白梅酢で)、
桃を並べて、パッションフルーツをかけ、仕上げに粒こしょうとオリーブオイルを少々。

ちょっぴり意外でしたが、CAVAにもよく合うおしゃれな前菜でした。
モッツァレラよりも、生ハムと桃のサラダにパッションフルーツのソースもありかも。
果物を使った料理が大好きなので、いろいろと試してみたいなーと思います。

こんな風に料理心を刺激されたのも、たくさんのパッションフルーツと桃のおかげです。
旬の果物は、心も体も元気にしてくれますね。本当にごちそうさまでした。

7/10/2016

スペイン気分♪♪


朝日新聞「Be on Saturday」の連載、『肴ごはん』を楽しみにしているダーリン。
気になる料理があると、遠慮がちに・・・「食べてみたいなー」とリクエストされる。
ゴーヤといえば、我が家ではチャンプルーか天ぷらが定番ですが、
紹介されていたスペイン料理は、なんのことはない「ゴーヤのアンチョビ炒め」。
『ゴーヤの苦みとアンチョビの塩気が絶妙に調和した一品』との紹介どおり、おいしい。
紹介されていたスペインの白ワイン「アルバリーニョ」との相性も抜群で
ご機嫌な晩ごはん。新しい味の組み合わせは、楽しいなぁ♪♪


スペインつながりで、もう一品は『スペイン風オムレツ』に。
新ジャガイモの大2コと、淡路産の玉ねぎ1/2個、ピーマンも1個。
冷蔵庫に残っていた材料と、土井園さんで初購入の赤卵4個が材料。
18cmのフライパンで焼いて、仕上げにエスペレットをかけてみました。
ダーリンの好物『焼きなすのカルパッチョ』は、トマトとみつ葉のトッピングで。


調子にのって、久しぶりにスペインワイン2本をあけちゃいました。美味しかった!!
今朝、体重計にのるのに、ドキドキしましたが、変化なし。ふーっつ!!
今日はお天気もよいので、ちょこちょこ家事を頑張りましょう。


今週はスペイン気分で、晩ごはんはこんな組み合わせの日も。
「タコとオレンジのサラダ」、「あさりと鶏肉のフィデオア」です。
スーパーで手に入る旬の食材で作る家ごはん。さて、今夜は何を作りましょう。

7/08/2016

自家製みその楽しみ♪


2011年に初めて挑戦した味噌づくり。
2013年に仕込んだ2代目の麦麹味噌が残り少しになってきたので、
昨年、3月17に仕込んだ3代目の様子を確認することに。
ホーロー容器の蓋をあけると、まぁなんということでしょう!!
キラキラのもろみ醤油が上がってます。カビも生えていないので問題なし。
何よりも、よい香りが漂って・・・空気清浄器が反応しています(笑)。

3代目の仕込みの様子はこちらから。



せっかく密閉されているので、残り少なくなった2代目を食べきるまで
このまま空気と遮断して、そっと置いておきましょう。OPENは来月かなぁ~♪♪

先日、和食のおもてなしで、前菜に生野菜のディップ添えを出しました。
この味噌にマヨネーズを少し混ぜただけの我が家では定番のディップでしたが、
お客様は「ウニ混ぜている?うーん、アンチョビかな?何、このうまみは?」ですとー!!
ジャムの瓶に、2代目をおすそ分けすることになりました。ちょっぴり自慢の味噌です。


といっても、ほったらかしにしているだけなので、発酵熟成ってすばらしい。
味噌の材料は、大豆、麹、塩の3点のみ。この写真は3代目の仕込みたてです。
米麹→麦麹と作って、3代目は玄米麹を使っています。

2人家族の我が家では、2年に1回、5kgの仕込みで十分な量なので、
小さなパントリーの引出しに入るホーロー容器で、味噌づくりを楽しんでいます。
味噌汁、和え物、炒め物、ディップ、ソース、デザート、和洋中問わず大活躍。

麹はずっと「鈴木こうじ店」さんから買っています。
作り方もHPで詳しく解説しているので、初心者でも失敗なし。
作り方も簡単なので、自家製味噌おすすめです。

7/06/2016

夏野菜の天ぷら

 

有機人参が葉付きで届いたので、人参と葉のかき揚げを作りました。
パリパリっと揚がると、テンションも上がります。
なす、ピーマン、かぼちゃ、オクラ、とうもろこし。
冷蔵庫の夏野菜も一緒に揚げれば、豪華版の天ぷらに!!
藻塩とレモンでさっぱりといただきます。


焙烙(ほうろく)で洗いゴマを炒って、すり鉢ですりごまに。砂糖、酢、醤油を加え
さっと茹でた人参葉と水菜を加えましょう。香り高くさっぱりしたゴマ和えです。


天ぷらの残りのオクラは、さっと茹でて氷水にとって急冷。
水気をきって刻み、長いもの千切りとともに盛り付け、叩いた梅干をのせました。
なんでもないお惣菜ですが、さっぱりとした梅が麦焼酎によく合います。
昨日も野菜たっぷりの晩ごはん。天ぷらをいつもより沢山食べたので
土鍋ごはんはなし。〆は自家製味噌のなめこ汁とバナナアイス。ほうじ茶で。

季節の野菜は、体を元気にしてくれる気がします。

7/05/2016

リュスティックとピクルス


朝ごはん用のリュスティックを焼きました。
強力粉、ライ麦、全粒粉で300g、ドライイースト2g、塩小1、はちみつ5g、
水分量70% で作りました。ほったらかしの発酵時間は5時間ほど。
今回はよい感じのクープが入って、ちょっとご機嫌♪♪
明日の朝ごはんが、今から楽しみです。


冷蔵庫に欠かせない常備菜のピクルスも、夏野菜バージョンになりました。


カラフルなパプリカとキュウリは、乱切りにして熱湯で30秒ほど茹でて使います。
ピクルス液には、玉ねぎの薄切りとタカの爪、粒こしょう、ローリエを加えると
スパイシーで香りのよいピクルスに。カリカリ、ポリポリ、歯ごたえもしっかり。
サラダに、リエットやレバーペーストの付け合わせに、酒の肴に、お弁当にと大活躍。


この夏は、マンションの大規模修繕でベランダ菜園をお休みしています。
ハーブのプランターがないベランダはちょっと淋しい。そんな私にプレゼント。
オーガニックネットワークさんから、野生のように元気なバジルが届きました。
最近はあまり作らなくなった「カプレーゼ」。ダーリンのリクエストで久しぶりに登場。
バジルの味が濃く、トマトとモッツァレラがちょっと弱い。
今度は、昔ながらの酸味しっかりのトマトと水牛のモッツァレラで作りましょう。


葉がみずみずしく元気なうちに、残りのバジルは塩漬けに。
粗塩とバジルを交互に瓶につめるだけで、冷蔵庫で1か月は保存できます。
パスタやピザ、サラダに使えば、フレッシュとは違うおいしさが味わえます。

毎日、キッチンで過ごす時間は、私にとって何よりも元気になれる大切な時間。
それもこれも、喜んで食べてくれる家族がいるからこそ。日々、感謝しています。

7/04/2016

アーモンド・ケーキ


20年前に師匠から教えていただいた、卵白だけで作る「アーモンド・ケーキ」。
田舎育ちの私は、このケーキに出会ったときの感激を今でも覚えています。
軽くてふわふわ、でもしっとりとした生地に甘酸っぱいジャムがアクセント。
こんがりローストしたアーモンドの香ばしさ。自分なりにアレンジしながら
今では、料理教室でも人気のお菓子になりました。

卵黄の醤油漬けで残った卵白を使って、久しぶりに焼きました。
アーモンドプードルの分量が少し足りなかったけれど、その分は薄力粉で代用し、
アプリコットのジャムの代わりには、酸味がきいた梅ジャムを使いました。

家庭で作るお菓子は、そんなゆるい感じがいいなぁと思っています。

7/03/2016

はじかみ生姜とガリ


さっと熱湯に浸して、甘酢に漬けた谷中生姜。
酢と反応し、時間とともにほんのりピンク色に染まっていきます。美しいなぁ。
2時間ぐらいで食べられますが、2日後ぐらいの漬かり加減が好き。食べ頃です。
金曜日のおもてなしで大好評。この季節限定の爽やかな味わい。もう一回作りましょう。



ちょっぴり遅れをとってしまった新しょうが。高知県産のよいものが手に入ったので
定番のガリにしました。これを作らねば、夏が来ない気がします。
よく洗って汚れをこそげ、節部分に包丁を入れます。


薄切りにして、さっとゆでて水けをしっかりきり、よく絞ってから甘酢に着けます。
辛味を残して、あまり火を通さないのが我が家好みのガリです。


こちらも甘酢に漬けるとほんのりとピンク色に。600gの新しょうがで2瓶できました。
梅雨明けして赤梅酢が取れたら、梅酢しょうがも作りましょう。
ジメジメした梅雨のうっとうしさも、吹き飛ばしてくれる爽やかな味わいです。
意外と簡単なので、よい新しょうがを見つけたら、ぜひ作ってみてくださいね。