6/26/2020

ルバーブと杏子のジャム

 

週一回のスーパーへの買い出しが、あまりに楽しいコロナ禍の日々。
緊急事態宣言が解除されても、変わらず自粛生活を続けています。
この季節は特に、果物のラインナップにどきどきワクワク。
季節限定のあんずとルバーブ(どちらも長野産)を購入しました。


そっと洗って半分に割り、種をとってから重さを計ると約500g。
30%のグラニュー糖150gを加え混ぜ、そのまま一晩おきました。


 朝にはグラニュー糖が溶け、あんずからも果汁が出ています。
皮付きのまま煮ても溶けてしまうので、下処理は簡単ですが
煮初めにアクがかなり出るので、丁寧に取り除きましょう。


アクが出なくなったらレモン汁1個分を加え、
お好みの固さに煮詰めたら、仕上げにグランマニエで香り付け。
熱々のうちに瓶に詰めて蓋をしましょう。完全hに冷めたら冷蔵庫へ。
あんず独特の甘酸っぱい香りが部屋中に広がって。あー幸せ💛


赤いルバーブもジャムにしました。タルトは次回のお楽しみ。


こちらも1.5㎝にザクザク切って、グラニュー糖をまぶして一晩おきます。
翌日には水が上がってくるので、強火にかけます。
あんずほどはアクは出ず、あっという間にとろとろになってきます。


レモン汁1個分を加えて中火にし、好みの濃度まで混ぜながら煮詰めます。
仕上げにこちらはラム酒をたっぷりと。焦がさないように注意して。
あんずとは異なる爽やかな甘酸っぱさが特徴のルバーブのジャム。
赤い色も美しく、梅雨の季節に欠かせない我が家のパンのお供です。


料理教室のレシピでプチパン2種(全粒粉と胡桃)を焼いたり、


グレーテルのかまどのレシピをアレンジしたスコーンを焼いたり。


あんずとルバーブ。季節の果物や野菜のジャムが
我が家の朝食を豊かなにしてくれています。
自然の恵みに、農家の皆さんに、なんでもない毎日に感謝して。











6/14/2020

青梅ジャムの紫陽花ケーキ


今日のおやつは「Gâteau d'hortensia vert」。
料理教室では、ブルーベリージャムとスミレの砂糖漬けを使い
薄紫色の紫陽花ケーキにしましたが、今日は青梅ジャムとミントで。
梅雨の頃は、甘酸っぱいクリームが爽やかに感じられます。
思いつきで試してみたのですが、何だか前向きになれた休日です。


南高梅の青梅も2kg、梅もんじゃけんぼー農園からお取り寄せ。
なんと、今年はもう鶯宿の蜜煮を食べきってしまいました(笑)。
どうしようと思っていると梅雨入りに。昨年も同じことを言っていたなぁ。
ということで500gずつ、蜜煮、ジャム、梅酒、梅味噌に仕込みました。


完熟南高梅も一緒に届き、梅仕事その2も始まっています。



昨年から作り始めた梅味噌は、ちょうど1年で食べ終わりました。
最後の梅味噌(1年熟成で色が黒に近い)はいろいろ生野菜で堪能。
「今年はどうする?」とダーリンに聞くと、「もちろん」と満面の笑み。
今年も味噌のハネと戦いながら、おいしく完成しました~👏。


完熟南高梅3kgも一緒に届き、500gだけジャムにしてあとは梅干しに。


梅干しと梅酒も仕込みましたー。とても可愛い色ですね。
10日ほどで水が上がってきたら、赤紫蘇を入れましょう。
梅仕事は今のところ順調です。部屋中に広がる香りに癒されて。

6/05/2020

夏野菜の揚げ浸し


この夏、初登場の「夏野菜の揚げび浸し」です。
昆布と鰹で出汁を取り、みりんと薄口醤油を8:1:1で合わせ
素揚げした野菜を次々と漬け込むだけのお惣菜。
なのに、野菜一つ一つの旨味を引き出し、引き立て
一口ごとにあー、うーと言葉にならない言葉が出てしまう。



カラフルに色々な野菜を揚げるのが我が家好みですが、
1種類だけ、2種類だけでも十分に楽しめます。
緑色一色、緑と白とかも器を藍色や鼈甲、白にしたら涼し気ですね。


昨夜は、ピーマン、インゲン、パプリカ赤黄、カボチャ、
ごぼう、人参、エリンギ、なす、みょうがを揚げました。
これからの季節、ゴーヤやオクラ、しし唐、万願寺なども仲間入り。
その時々の旬の野菜の組み合わせを楽しみます。
冷めながら味が染みていくので、簡単な料理ですが待ち時間が必要。
冷めたての薄味も、翌日、味が馴染んだところも捨て難く
毎回、食い意地が勝って4人分を仕込むことになります(笑)。


揚げ浸しに合わせた一品は「塩豚の角煮」です。
いつもの「豚の塩角煮」でなく、塩豚を角煮にしてみました。
たっぷりの白髪ねぎをのせて、練り辛子を添えていただきます。
塩豚は日持ちするので、夏のお気に入りの一品になりそうです。



付け合わせは、のらぼう菜としめじ。
料理教室ではプチトマトとクレソンを添えましたねー。
その時々の旬の野菜を組み合わせて、楽しみましょう💛


#この二皿とワインがあれば
合わせた赤ワインはラマンチャのガルナッチャ100% ABAI。
インポーターのテイスティングコメントに
「豚の角煮に合う」とあったので、今日の献立になりました。
どちらの料理にもよく合って、さすがだなーと感心した晩ごはん。
何気ない日々に、すべての人に感謝して。ご馳走さまでした。

美食家のメロン


愛してやまないデザート「Melon Gastronome」。
その名も「美食家のメロン」。これが名前に負けていないのです。
フランス料理を習い始めた頃に出会い、30年以上も作り続けています。
旬のジューシーなメロン、ビスケット、ジャム、カスタード、ミント。
王道といえば王道の組み合わせですが、あまりに素敵な組み合わせ💛


お好みのジャムでいいのです。苺ジャムやさくらんぼのジャムなど
赤い色のジャムがこのデザートには似合うような気がします。
冷蔵庫にあるのは、梅サワーの梅ジャム(茶色)と人参ジャム(オレンジ)。
なので、トマトとレモンのジャムにドライのクランベリーを加えて
赤色のジャムを作りました。それはもう、気合いが入っております。


もちろんビスケットは自家製グラハムを焼きました。
薄力粉100g、全粒粉粗め30g、BP小1/2、きび砂糖30g、
オリーブオイル20g、はちみつ20g+水適量。以上をビニール袋に入れ、
手でもみながらまとめ、袋の中で伸ばし、170℃で15分、160℃で10分。


メロンは一口大に切り、グラニュー糖とコアントローでマリネ。
カスタードは固めに作り、マリネして出たメロン果汁で伸ばします。
器にカスタード、メロン、ビスケット、ジャムと交互に重ねていきます。


仕上げは彩りを考えて、ミントを飾ればできあがり。
翌日も美味しいので、おもてなしにもおすすめのデザートです。
器の影に見える料理教室のレシピには書き込みがいっぱい。
教えるたびに、作るたびにまだまだ発見があるデザートです(苦)。
自宅教室なので、今後の再開はなかなか苦難の道ですが、
何かネットお役に立つ情報を発信していけたらなぁと思っています。
気長にお待ちいただければ幸いです。苦手なPC作業やSNS、頑張ります。