11/28/2016

カリフラワーのムース完成


12月料理教室の前菜「カリフラワーのムース」。
トッピングを試行錯誤して、こんな風に完成しました。
コンソメゼリーとプチトマト、海老、シブレット、エディブルフラワー。
ベランダのハーブが大活躍。クリスマスらしく、華やかなデザインになりました。


ムースは卵白を加えることで、より滑らかでフワフワの食感に。
我が家での友人たちとの忘年会やクリスマス会にも、お出ししようかなぁ・・・。
生徒のみなさんに食べていただくのが、今からとても楽しみです。


料理教室の試作をとおして、いろいろな学びや発見があります。
口の中でケンカする食材の組み合わせや、単調で飽きてしまう味わい。
試行錯誤しながら、今一番、自分がおいしいと思える味を探します。
生徒の皆さんも、ぜひお好みのトッピングを探してみてくださいね。


デザートの「チョコレートタルト」は、生地をパイからサブレに変更。
濃厚なチョコレートを引き立てる、ベリーを飾ってみました。
試作ではブルーベリーも使いましたが、レッスンではフランボワーズを
たくさん飾りたいと思っています。こちらもお楽しみに。

12月レッスンの締め切り日は過ぎましたが、
参加可能の日程もあります。ご希望の方は30日までにお問合せください。
また、2名以上でしたら、レッスン日以外の希望日にもレッスン可能。
お友達同士、親子や姉妹で、ぜひお気軽にご参加くださいね。

洋なしのアーモンドクリームタルト


洋なしが美味しい季節ですね。
昨年の料理教室では、「洋なしのチーズスフレケーキ」をご紹介しました。
この秋は、「りんごヨーグルトケーキ」をレッスンしたので洋なしは来年に。
市場にたくさん出回るこの時期に、いろいろなケーキを試作します。


白ワインとレモンの香りでさっと煮た4個の洋なしは、
水気をきってタルトにたっぷりと敷き込みました。
サクッと焼けたタルト生地と香ばしいアーモンドクリーム、
白ワインをたっぷり含んだ洋なし。とてもリッチな組み合わせです。
来年はご紹介できるといいなぁ・・・と思いつつ、この季節を楽しんでいます。


昨年レッスンでご紹介したチーズスフレは、我が家の秋の定番デザート。
洋なしがたくさん出回るこの季節に、
白ワインや赤ワインでコンポートにして保存しておけば、冬中楽しめます。
生徒の皆さんも、ぜひ今年も作ってくださいね。

11/26/2016

コック・オー・ヴァンとピノ・ノワール


12月料理教室のメイン「鶏肉の赤ワイン煮」の試作ごはん。
付け合わせの野菜やワインとのマリアージュを検討中です。
ブルゴーニュのピノ・ノワールを合わせたい気持ちはあるものの予算オーバー。
ここは味わいを重視して、ラングドック・ルーションのピノ・ノワールを選択。
果実味も豊かで、シナモンやスパイスの香りと適度な酸。丸みのあるタンニン。
Ferrandiere Reserve Pinot Noir 2015」を合わせる予定です。


一晩、赤ワインと香味野菜でマリネした鶏肉を色よく焼きつけ
あとはコトコト煮込んでいきます。途中でマッシュルームや小玉ねぎを加え、
バターと小麦粉を合わせて煮汁で伸ばしたブールマニエで、最後にとろみを付けます。
家庭で手軽に作っていただきたいから、香味野菜を捨てずに生かす方法を検討中。
もう少し、試作ごはんが続きます。何やら喜んでいるダーリンです。


付け合わせはマッシュポテトとゆで野菜。
メインと同時進行で、おいしく色よく作る方法を、お伝えします。


前菜のサラダは、料理教室とは関係ない「大根とオレンジのサラダ」。
マーズ・キッチンでサラダを覚えれば、誰もがサラダ上手に!!
12月も楽しいレッスンにしたいと思います。

お申し込み&お問い合わせ、お待ちしています。

11/25/2016

紅葉が一晩で銀世界に


箱根で過ごす連休。憧れの勝又シェフの料理を味わいにAu Miradorへ。
3時にチェック・インして案内されたのは、テラス正面に芦ノ湖が見えるお部屋。


ウエルカム・チョコレートと天然水で一息ついたら、バリ風温泉でのんびり、ゆったり。
18時からのディナーは、着物に着替えて本館のレストランへ。


選んだ着物は、久しぶりに袖を通す、この季節限定の紅葉柄の小紋。
20代の頃この柄に恋をして誂え、20年以上も着ている大好きな着物です。
洋服では絶対に無理なこんな華やかな柄も、着物なら大丈夫。
食後のBarで着物好きなマダムからお声をかけられ、素敵な出会いがありました。

大きな暖炉前の素敵な席で、ゆったりと3時間かけて料理とワインを堪能。
途中、パチパチと炎の上がる薪の音と人々の会話がBGM。
心温まるサービスと、手をかけ心をかけた料理の数々。幸せな時間でした。


翌朝のテラスからの風景は、一面銀世界に。
天気予報では「みぞれor雪」だったので、少し心配はしていたけれど
こんなことになるなんて!!。11月のこの時期の積雪は50年ぶりとか。


ノーマルタイヤで来ていた私たちは、ソムリエさんのアドバイスで
すぐそばにあるガソリンスタンドでチェーンを購入&装着してもらい、
通行止めになっている箱根新道や一号線の峠超えでなく、
仙石原方面に出て乙女峠を越え、御殿場インターから東名高速に入るルートへ。
紅葉狩りのドライブが、人生初のチェーン走行となったダーリンも緊張気味。
途中、何台もの事故車に遭遇し、無事帰ることだけを考えての安全運転でした。


ススキで有名な仙石原も、こんな景色に。
東名高速に入ると雪もみぞれに変わり、途中のドライブインでは、
取説とにらめっこで、互いに人生初のチェーン外し。勉強になりました。
心配していた都内は積雪なし。無事に帰宅できれば、ハプニングもよい思い出に。

30年続く 、Au MIradorの歴史。70歳を超えてもキッチンで本物を追い続ける
勝又シェフのすばらしいお人柄と料理。若いスタッフの皆さんの素朴な初々しさ。
それを見守るベテラン・スタッフの心地よりサービス・・・。

今度は新緑がきれいな季節に、ぜひ伺いたいね・・・と、そんな風に話しています。





11/24/2016

晴れの日の着物



今年も11月には、七五三の着付けのご依頼をいただきました。
七歳のお嬢様の四つ身の着付けをさせていただくのですが、季節限定で、
個人のご依頼より、写真スタジオからのお仕事がほとんどです。
なので、さまざまなお客様の状況を想定しながら、イメージを膨らませて準備します。

子供用のボディ(身長130cmのトルソー)を今年は購入したので、
肩上げや腰上げの有無、帯の幅や長さ、お子様の身長や体格など
お客様によって様々なので、ボディがあることで様々な想定で練習できました。

腰上げなしの着物で、大人用帯をお子様に結ぶ練習をしてみた写真です。
練習用のアンティーク着物や帯、しごきなので、色合せの酷さは御勘弁を(笑)。
でも、古きよき時代の正絹なので重さはしっかりあり、練習には最適でした。

お子様の成長を喜ぶ、ご家族の皆さまの素敵な笑顔。
撮影のアテンドもしながら、そんな現場に毎年、伺えることを感謝しています。
美容院で髪を結ったお子様の着付けを30分ほどですませ、約1時間の撮影。
さらに着物のままで、親戚まわり。その間に疲れてしまうお嬢様たちが
少しでも苦しくなく、着崩れもなく、笑顔で過ごせるように・・・。

そのポイントは襟合わせを直角にすること、衣紋の抜き加減を指一本までに、
子供特有のぽっこりお腹の部分をさけて、腰ひもや胸紐をかけることでしょうか。

今年は、親子代々で着継がれている総絞りの着物を着せつけさせていただく機会もあり
あらためて着物のよさ、すばらしさを感じた七五三シーズンでした。


結婚式やパーティが増える秋は、訪問着や留袖のご依頼も増えてきます。
大人の飾り結び、お太鼓のアレンジをいろいろ研究しています。
留袖にこの帯は、実際にはありえないコーディネートですね(笑)。

昔ながらの比翼仕立てのアンティークの留袖。正絹なのでずっしりと重く、
裾をかなり上げて着付けないと、裾すぼまりにならずにずるずると落ちてきます。
腰ひもの締め方にも工夫が必要。苦しくなくて、びしっと締まる方法で。

帯結びは、先日の大使館パーティに出席されるマダムからのご依頼で、
訪問着に、三重紐なしでできる飾り結びを考えてみました。
たれ先を大切に、二重太鼓で折れ線がかからないように注意します。

先日のお客様がご用意されていたのは、すばらしい訪問着と金糸の袋帯。
本物の仕事の作品に出会えることも、着付け士の仕事の魅力です。
緊張と興奮を押さえつつ、晴れの日のお手伝いができることに感謝して。
これからもひとつ一つのお仕事を大切に、思いを込めてしていきたいです。

「着物は苦しい」と思って着ないのであれば、あまりにもったいない。
着物は苦しくなく、日本人なら誰もが似合う素敵な日本の文化です。
晴れの日の機会に、眠っている着物にどうぞ袖を通してあげてくださいね。

11/20/2016

紅茶とタルト・タタン


タルト・タタンの季節になると、必ず飲みたくなる紅茶
コルドンブルーの「Quatre Fruits Rouges 4つの赤い果実ティー」。
りんごのケーキにとてもよく合います。味よりも果実の香りが楽しい(^^♪


紅玉3個といただいたりんご2個のミックスで焼いた、タルト・タタン。
ペクチンが固まるのを待ちきれず、冷えたてをいただきました。
カラメルのほろ苦さとりんごの甘味と酸味、バターとシナモンの香り・・・言葉になりません。
ブログを書きながら、次はいつ作ろうか・・・と考えている自分がおかしい。

りんごの季節を楽しみつつ、洋なしも忘れてはいけません。

11/16/2016

11月のテーブルコーディネート


11月のレッスンが終わったので、テーブルコーディネートの記録です。
木々の紅葉や木の実、そんな秋の風景をイメージしてみました。
今月は料理が全体に地味色だったのでポップな感じで遊んでいます。 


最終日の今日は、少しずつ加えていったお花が賑やかになりました(笑)。
サラダを盛り付けたのは、パリで購入したAstier de Villatteの器です。
「その器が大切なら、折に触れて使ってあげましょう」。
そんな風に、いつも生徒さんにも言っています。
食器は料理を盛り付けてこそ、完成すると思うから・・・。

器との対話を繰り返すことで、盛り付けも上手になってきます。
何より料理をするのが楽しいし、家族もきっと喜んでくれるでしょう。
そんなわけで、我が家にはおもてなし用とレッスン用の器がありません(^^♪


ラザニアはル・クルーゼの「レクタンギュラー・ディッシュ」で焼きました。
色々なカラーや大きさ、形があるル・クルーゼのストーンウエア。
手入れが楽で耐久性もあるので、少し重いことを除いては、おすすめです。

リンゴのヨーグルトケーキは、イタリアの白い器「LA PORCELLANA BIANCA」に。
レース模様がエレガントで、長く愛用している大好きなケーキ皿です。 


生徒さんからご質問いただいた、モーブ色のレース模様テーブルランナー。
こちらは、「東和産業のインテリアシート レーシー モーブ紫」です。
EVA樹脂でできているので、とても丈夫でグラスなども滑りにくく、
機能的で美しく、チープな感じでないところもお気に入り。

ちょっとテーブルの雰囲気を変えたいときなどに、クロスよりも手軽です。
インテリアシートは他のシリーズもあるので、お気に入りを見つけてくださいね。

今月もレッスンにご参加いただき、どうもありがとうございました。
最終日の今日は、30年来のご友人2人のリクエスト・レッスンでした。
13歳から43歳まで、つかず離れずの素敵な友人関係。
楽しい時間をご一緒でき私もHAPPYをたくさんいただきました。

レッスン日の設定は少ないですが、
2~4人で希望日にもレッスンできます。ぜひ、お問合せくださいね。
来月はクリスマスMENU。お申込みお待ちしています。


11/14/2016

大西洋の風を感じて


洗面所のカウンターにおいているデュフューザー。
瓶の液体がなくなったので、久しぶりに香りを変えてみました。


今のマンションに引っ越したときにいただいた、Dr.Vranjes ( ドットール・ヴラニエス )。
自然な香りが気に入って、季節ごとに香りを変えて楽しんでいました。
でも、美しいボトルをその度に捨てるのはエコじゃないなーと・・・。
いろいろ考えて、500mlのレフィルと別途ボトルを購入することにしました。

今回、選んだ香りはスタンダードシリーズの「WEST」。
大西洋の風をイメージさせる、爽やかで、清潔感のある香りです。


そしてボトル。デコラティブなものや、可愛い形のものにも心惹かれつつ
探しに探して、やっと出会ったのは、クリアグリーンのアンティークです。
シンプルで状態がきれいで、経口が狭く、安定感のある300g以上の重量。
我儘な条件をクリアしてくれたこのボトルを、これから大切に使っていきたいです。

洗面所に行くたびに、よい香りでリフレッシュ。
暮らしの中での小さな変化ですが、とても心地よく過ごせています。

干し柿づくりの季節


木枯らし一号が吹き、今年もこの季節がやってきました。
亡き父が名人で、母に受け継がれ、昨年から私も作るようになった
そう「干し柿」づくりです。好きな食べ物があまりに多いので
旬の食材を追いかけていくのが忙しく、今日もキッチンで過ごしています。

通常レッスンが終わりほっと一息。
天気のよい日が続くという週末に、愛媛から届いた渋柿で
干し柿づくりを楽しみました。「おいしくな~れ♪♪(^^♪」
なんとっても好物なもので、鼻歌まじりの作業です。


昨年よりはちょっぴり若い渋柿でした。
干し柿にするには、このくらいの熟し方で問題ないようです。
数えてみると4kgで今年は17個でした。かなり大きな渋柿です。
さっと洗ってから、干し柿づくりのスタートです。


まずは皮むきから。次に枝に紐を結びます。
この後は、紐をもって塩を加えた熱湯に10秒ほど漬けて殺菌し、
さらにコアントロー(焼酎の代わり)で、アルコール消毒。
カビ対策をしっかりとすることが、干し柿づくりのポイントです。


最後は、互い違いにぶつからないように注意して、吊るします。
今年、新しく柿用に購入したハンガーピンチは、なかなかいい感じ♪♪
旅行用に使えるように、ミニタイプ(8ピンチ)を2個にして正解でした。

20日ほどであんぽ柿に。40日で干し柿に。
干し柿好きなダーリンは、柿が鳥につつかれないか、急な雨でぬれないか
1か月と少し、落ち着かない日々を過ごすことになりそうです(笑)。





11/13/2016

12月料理教室ご案内



気が付けば、11月も半ばに突入。
料理教室がスタートして、なかなか12月のMENUが決められず
ご案内が大変遅くなりました。よろしければ、ご参加くださいね。
申し込み締め切り日は11月27日(日)です。

前菜は「Mousse de chou-fleur カリフラワーのムース」です。
グラス仕立てなら、前日から作っておけるのでおもてなし料理にぴったり。
トッピングはクリスマスらしく、少し豪華にしたいと思っています。
難しそうにみえて、意外に簡単なムース。覚えておくとよい一品です。

残ったカリフラワーで、時間によってはもう一品、ご紹介できるといいなぁ。
冬が旬のカリフラワーの使い方も、合わせて覚えてくださいね。


メインは初登場の「Coq au Vin コック・オー・ヴァン」。
牛肉の赤ワイン煮とずいぶん迷いましたが、
”クリスマスは鶏肉でしょう”ということで、こちらに決めました。

オーブン料理も豪華ですが、コトコト煮込んだ煮込み料理の奥深い味わいも
寒い季節のご馳走です。アルコールは飛ぶので酔う心配はありません。
フランスでは、子供たちも大好きな家庭料理の一つです。
↑写真では、シンプルなゆでポテトを付け合わせましたが、いろいろ検討中。
クリスマスらしい盛り付けで、豪華にしたいと思います。


デザートは「tarte au chocolat チョコレート・タルト」です。
サクッと焼いたタルト生地に、濃厚なチョコレート生地、その上にガナッシュ。
チョコレート好きにはたまならい、とても贅沢なデザートです。

使うチョコレートの味わいによって、ビターでお酒をきかせた大人味にも
ミルクチョコレートの優しい味わいにも、お好みでどうぞ。
フランボワーズやピスタチオを使って可愛いデコレーションにするか
ナッツや金粉でクールに仕上げるか。もう少し悩みたいと思います。

お申し込み、お問い合わせお待ちしています。


<12月料理教室のご案内>

申込締切日は、11/27日(土)です。
2名以上で、希望日にレッスン可能です。お問合せくださいね。

●MENU
カリフラワーのムース
鶏肉の赤ワイン煮
チョコレートタル
●日時 12/3(土)、5(月)、6(火)、7(水)10時半~14時半(予定)
●定員 4名、レッスン費:7,000円(税込)

※MENUは材料の都合などにより変更することもあります。ご了解ください。
※日程確定後、お振込みください
※教室の詳細はこちらのHPをご覧ください。
※2~4名で、希望日にレッスン可能です。お問い合わせください。

11/06/2016

ベランダ・ガーデンの再開


4月からのマンション大規模修繕工事で、
ベランダで育てていたハーブ類は、収穫後にすべての鉢を処分しました。
家の中で育てるのもテラコッタの大きな鉢は難しく、
来客の度に部屋の中を移動するのも大変。
ずいぶん悩んで決めたことだけど、なんだか寂しい数か月でした。

すべての工事が終わり、きれい塗装されたベランダで、
秋苗を買ってきて、11月からハーブ・ガーデンを始めました。
日当たりがよいベランダなので、どのハーブもぐんぐん育っています。


腰を痛めないように、今回、鉢はすべて軽量プラスチックに。
ワイルドストロベリー、チャービル、シブレット、アップルミント、オレンジミント
レモンタイム、コモンセージ、レモンバーム、イタリアンパセリ、コリアンダー。
少しずついろいろ育てて、毎日、料理に使っています。

もう少ししたら、エディブル・フラワーのビオラが届きます。
緑色ばかりのベランダだと、冬の間はちょっぴりさみしいかなぁと思って。
花まで食べられるものにするとは・・・我ながら、究極の食いしん坊(苦)。

小さな小さなハーブ・ガーデンですが
ただそれがあるだけで、日々の生活がキラキラしてくるようです。

コトコト煮込み料理


コトコト、コトコト。時間がおいしくしてくれる煮込み料理。
塩豚と野菜たっぷりでポトフを作りました。
素材からおいしい出汁が出て、味付けは塩・こしょうをほんの少し。
寒い夜には、体も心もほっこり温まります。


昨夜は、フランスのビストロでもおなじみの
「レンズ豆とソーセージの煮込み」にしました。
戻す手間がいらないレンズ豆は、
思い立ったらすぐに料理できるのが嬉しいところ。
たっぷり作って、翌日はサラダやスープにして楽しみます。

今夜は何を煮込みましょうか。

11/02/2016

シュークルートにリースリング


寒くなると、煮込み料理が多くなる我が家の晩ごはん。
先日、今年二度目のシュークルートを作りました。

5月に旅した本場アルザスで、何度も食べたからもう迷いなし。
「やっぱり家のシュークルートが一番♪♪」なんて言葉に目はハートマーク。
はい、子供のころから褒められて育つタイプでした。今も変わらず(苦)。


材料はジャガイモ、玉ねぎ、ソーセージ各種、豚バラ肉、豚すじ肉、
ブーケガルニ(ベランダから収穫)、粒こしょう、ジュニパーベリー、クローブ。
忘れてはいけない瓶詰めシュークルート、以上です。

ソーセージはすべて「手づくりハム工房Lecker Bissen(レッカービッセン)」で購入。
ダーリンがグルメな美容師さんから教えてもらった目黒通り添いにあるお店です。
増量剤、保存料、化学調味料、着色料は一切使われていないというので
先日、松島屋さんの帰りに寄ってみました。

プレーンフランク、粗びきウインナー、チョリソー、ベーコンを少しずつ。
すべての商品、ほしい分だけを量り売りしてくれます。
燻し&塩加減がすばらしく、噛みしめて美味。食べた後も喉が渇かない。
ちょっと脂っぽかった以外は、好みの味わいでした。
お値段は4本(約100g)で税別360円。ちょっと高めでしょうか。
目指す味わいが見えてきたので、自家製ベーコンづくりに励みましょう。


肉の全面に焼き色をつけ、シュークルートで鍋のこげをこすり落とし、
白ワイン、スープ、玉ねぎハーブ類、塩を加えてコトコト40分。
その後、時間差でジャガイモ、ソーセージ、フランクフルトと加えて煮ます。
仕上げにハチミツ少々を加え、塩・こしょうで味を整えます。

肉はほろほろっと崩れるほどに柔らかく、ジャガイモは煮崩れ手前。
ソーセージ類は皮が弾けずに煮るのがポイントです。


ボリュームのある煮込みがメインのときは、前菜はたっぷりサラダのみ。
冷蔵庫にある野菜を総動員した「Salade Verte グリーン・サラダ」。
白菜、三つ葉、きゅうり、セロリ、イタリアンパセリ、香菜をふんわり盛り付け
作りたてのヴィネグレットソースをかけて、いただきました。

ワインは「リースリングが飲みたいね」ということで、
急遽、近くのYAMAYAに行って購入。フランケンのリースリングです。
コルドンヴェール輸入のワインは、詳細があまりわからないのですが
1000円代としては申し分ない、デイリー・リースリングでした。
今度はシルヴァーナも買ってみよう。私、フランケン好きだったかも。


今年一番の寒さとなった今日。
今年も猫半纏をクローゼットから出しました。
寒い寒い今夜は、塩豚を使ってポトフをコトコト煮ています。
煮込み料理がおいしい季節です。