4/29/2015

6月の料理教室MENU

 
 

6月の料理教室は夏の食材をふんだんに使った和食MENUです。
それにしても地味で単調な、ひどい写真になってしまった・・・とほほ。

これから試作をしながら、シズル感のある写真に入れ替えていきますね。
どの一品も、ほのぼのとした味わいでカラダが喜ぶ定番おかずです。

5月はアジの3枚おろしをレッスン。6月は小アジの手さばきを覚えましょう。
この夏は、青魚として栄養価も高いアジをさまざまに料理してくださいね。

たたきキュウリは、たかがキュウリですが美味しくするポイントがあります。
トッピングと調味料でアレンジ自在。いつもと違う食感を楽しみましょう。

治部煮は金沢の郷土料理で、合鴨肉とすだれ麩を使うのが特徴。
試作では、手軽に鶏肉とかぼちゃで作りました。レッスンでは、ぜひ
すだれ麩をご紹介したいなと思っています。盛り付けの器も検討中。












ご飯と汁物は、季節の青じそとみょうがを使ってシンプルに。
むらくも汁は、溶き流した卵が汁の中に薄い膜状に広がり、それが空に
うっすらとたなびく「むらくも」のように見えることから付いた名前です。

甘味の「氷豆腐」は、たべてびっくりの素敵なデザートです。
江戸時代の豆腐料理からのアレンジとか。マーズ・キッチンでは
甘さを控えめにしてさらにアレンジ。お好みで黒蜜をかけていただきます。

申込締切は、5月29日(金)です。お問い合わせもお気軽にどうぞ!

<6月の料理教室MENU>

・たたきキュウリの新しょうが和え
・小あじの南蛮漬け
・鶏肉とかぼちゃの治部煮
・青じそご飯
・みょうがのむら雲汁
・氷豆腐

日時:6月9日(火)、10日(水)、11日(木)、12日(金) 11時~
場所:マーズ・キッチン (都立大学駅徒歩7分 詳細は個々にお知らせ)
レッスン費:7000円(税込、材料費込)
※お友達同士2名以上での別日程やプライベートレッスンも受付中。
  お気軽にお問い合わせくださいね。
※体験レッスンも可能です。
※入会時に別途、入会金5000円が必要です。

マーズ・キッチン料理教室の詳細、お問い合わせ&お申し込みは公式HPまで。
http://maaskitchen.wix.com/info

ブログとHPをリニューアルいたしました。旧ブログもご覧になれます。



焼きたて♪



























ホシノ天然酵母と国産小麦のキタノカオリとハルユタカで
カンパーニュを焼きました。ただいま焼きたて~!!

生酵母種20g、強力粉250g、ライ麦とグラハム各大さじ2、水160g。
バヌトンでの形成を冷蔵庫のオーバーナイトでやってみました。
なかなかよいクープができました。かさも10cmぐらいあり合格かしらん。

今日はこのパンでブランチです♪♪

4/27/2015

赤ワインが飲みたくなって

ある赤ワインをおいしく飲みたいがために、牛スジ肉を赤ワインで煮込みました。
季節的には秋~冬にいただきたい料理「Boeuf bourguignon ブッフ・ブルギニヨン」。

 

 

牛スジ肉はコロッツコロッと切り、小麦粉をまぶして煮込み鍋で色よく炒め、
バットなどにいったん取り出します。あとの鍋に玉ねぎの薄切りを加え、
鍋底をきれいにしながらよく炒めたら、牛スジ肉を戻し、赤ワイン、塩・こしょう、
ニンニクなどを加え、蓋をして弱火で2時間は煮込みたい。アク取りも忘れずに。






















そこに、バターでよくよく炒めた椎茸と輪切りの新玉ねぎを加えて、さらに20分。
仕上げに、小麦粉とバター各小さじ1を混ぜ合わせたブールマニエで
とろみとツヤを出して、パセリを散らせば完成です。
このレシピ、パリ発日本語新聞「OVNI」の”パリっ子の食卓から”のアレンジ。

この日は、突然の思いつきだったので、玉ねぎの代用は「新玉ねぎ+ねぎ」、
マッシュルームは「椎茸」で、冷蔵庫のありもので作りました。
和風にならないの?との不安顔のダーリンでしたが、心配無用。
私的には、和風エシャロットとポルチーニなのです(違うけど・・・笑)。
しっかり炒めることで、よりコクのある複雑な味わいになりました♪





合わせたワインは、ブルゴーニュでなく、スペインのテンプラリーニョ。
「Paramo de guzman パラモ・デ・グスマン・バリカ 2010」。
最終セールで2本購入したのですが、2000円以下とは思えないすばらしさ。
豊かな果実味、こなれたタンニンと酸味の絶妙なバランス、
複雑な香りとエレガントな樽使い。パーカーポイント90点も納得の一本です。

バリカは現在、新しいワイン名「ライース・ロブレ」に。
マーズ・キッチンの定番オリーブオイル「UNIO」のインポーターである
ペスカさんの楽天サイト「カーサ・スペイン」で購入できます。
ライースもセラーに1本あるので、今から飲むのが楽しみです。

farro(スペルト小麦)のサラダ

我が家に初登場のスペルト小麦のサラダ。
プチッ、プチッという独特の食感と噛むたびにあるれ出る甘み。香ばしさ。
皮が硬くて厚いので食べ応えがあり、よ~~く噛むのでお腹いっぱいに。
ちょっぴり癖になりそうな、おいしさです。

 

イタリアではfarro(ファッロ)と呼ばれ、別名はスペルト小麦。
現在、使われている多くの小麦の原種にあたる古代穀物なんだそう。

遺伝子組み換えはもちろん、人工的な品種改良がほとんど行われていず、
栄養価に優れ、イタリアでは日常的に食される伝統的な食材。
健康志向が高まる欧米でも、自然食品として人気が高まっているようです。

基本的に、水から茹でて混ぜるだけ。
扱いも簡単なので、いろいろ試してレッスンでもご紹介したいと思います。

4/25/2015

5月料理教室 申込受付中


5月料理教室の試作ごはん。
金曜日の夜は、1週間お疲れ様のご飯なので、ダーリンのリクエストを聞いて
献立を考えることが多いけれど、この日の希望は「アボカドのサラダ」。
アボカドとマンゴーのちょっぴりエスニックな組み合わせがお気に入りだそう。
アボカドの皮を器にしたファルシーを検討していましたが、サラダにして正解。
デザインも初夏にぴったりのポップな感じに仕上がりました。

 

切って混ぜるだけの、なんていうことはないサラダですが、
食べるときに一番おいしく、色鮮やかに、食感もよく仕上げるには
どこまで準備しておくかが大切。ひと手間には、それほど時間はかかりません。
レッスンではブラック・ビーンズを使う予定ですが、今回の試作では
入手しやすいキドニーで。どちらの豆もそれぞれによい感じ♪♪


サラダ上手になる最大のポイントは、レタスなどの葉野菜の処理。
一枚一枚の葉がバリっと大きく、元気になるまで冷水につけ、
サラダスピナー(野菜の水切り)などで、しっかりと水気をきること。
でないと、ドレッシングの油分が水分とけんかして、葉にからまずに
ボウルの底に流れてしまいます。
「家のサラダが一番おいしい!」そんな言葉が聞けるとうれしいですね。

 

アジの香草パン粉焼きは、ハーブの配合を変えたり
にんにくをみじん切りから薄切りに変えたり、アジの皮をひいたり・・・と
試行錯誤の実験中。ベランダのローズマリーの新芽が、いい仕事をしてくれます。
5月の料理教室の申込締切は、4月28日(火)です。
お申込み、お問い合わせお待ちしています。

<5月の料理教室MENU>

前菜:アボカド・ファルシー
メイン:アジのハーブパン粉焼き
デザート:サクランボのクラフティ

レッスン日:5月12日(火)、13日(水)、14日(木)、15日(金)11時~
詳細はこちらのblogご覧ください。申込締切は4月28日(火)です。
ご友人同士2名以上での別日程でのお申し込みや
プライベートレッスンも受付中。お気軽にお問い合わせください。

http://maaskitchen.blogspot.jp/2015/04/5menu.html
http://maaskitchen.blogspot.jp/2015/03/5.html

マーズ・キッチンの詳細はこちらへ
http://maaskitchen.wix.com/info

4/23/2015

初めて結ぶ名古屋帯

「夏までに着付けをマスター!」という目標をお持ちの生徒さん。
今日は、初めて結ぶ名古屋帯に、四苦八苦。お疲れ様でした。
帯の長さに慣れ、結ぶ手順を覚えるだけで精一杯のお稽古ではありますが、
何とか形になりました。お母様にご報告するとのことで、撮影中。
妄想しつつ(笑)モチベーションを高めて、ご一緒にがんばりましょう。

 

私の今日の着物は、縮緬小紋に紬地のバラ柄名古屋帯。
昨日はこのコーディネートで表参道の行き着けのレストランへ。
スペシャルな料理とワイン、心地よいサービスで節目のお祝い。
映画が夫婦割で安くなったり、JRで特割があったり、そんな年齢になりました。

 

お客様から届いた、写真のご紹介。
お二人とも、過去の着付けで苦しくて気持ちが悪くなった経験がおありです。
お見送り後は、どのお客様に対しても「大丈夫だったかしら?」と
心配になりますが、笑顔のお写真が届くと、心からほっといたします。

微力ながら、人生の門出や節目のお祝いのお手伝いをさせていただき、
どうもありがとうございました。また、ぜひご利用くださいませ。
お一人おひとりのご要望に沿った、お稽古や着付けができるように
日々、精進していきたいと思います。

4/22/2015

春をいただく筍料理

 

今年は山口県からのお取り寄せ。朝採りたけのこ3kgで4本でした。
届くのを待って、年一度だけ登場する巨大鍋をコンロにセット。
米ぬかとタカの爪を加えて水から強火にかけ、沸騰したら約30分。
そのまま冷まして、アクを抜きます。

 

うっとりするほどの白肌です♪♪
一番だしを丁寧にひいて、まずは定番の若竹煮を作りましょう。
ワカメは、震災後からずっと応援している「鵜の助」の本わかめ。
http://unosuke.jp/
遅い帰宅でお疲れダーリンが、若竹煮を一口食べた後に・・・
なんと「あぁ~生き返るぅ~!」ですって。はい、冥利に尽きますです。

 

土鍋で炊いた筍ごはん。油揚げなどを入れずに、筍のみ。
味付けは塩少々と、薄口と酒のみ。筍の風味を味わいたいならコレです。
国産の洗いごまは、ホウロクで香り高く炒りました。
ありあわせのお吸い物は、ごま油で甘みを引き出した焼きねぎと
片栗粉でうっすら化粧した鶏むね肉、たけのこの姫皮に木の芽で熱々を。
いんげんの胡麻和え、塩鮭と新たまねぎの酒蒸し・・・今年も春を堪能中。

天然酵母のカンパーニュ

 

 

ホシノ天然酵母でカンパーニュを焼きました。少しだけ、よい姿になってきたかも♪
計量から焼き上がりまで13時間ほどのじっくり熟成。ほとんどほったらかし(笑)。
今回は、国産強力粉2種類(はるゆたか、ゆめちから)の食べ比べ。各250gに、
グラハムとライ麦を各大さじ2、藻塩小さじ1、水分量165ccで仕込みました。

たんぱく質含有量の高い「ゆめちから」の方がかさ高で、もちもち感あり。
ここのところ、準強力粉メゾンカイザートラディショナルに夢中だったけれど、
国産小麦のレベルが高いことに驚いた、今日の朝ごはんになりました。応援しよう!

 

プチトマトやイチゴのへた取り。テレビで紹介されていたのが気になり、
ついに我が家にも仲間入り。なかなか使える相棒になりそうです。

 
小粒の路地ものが店頭に並び始めたら、いちごジャムを作りましょう。
無農薬のレモンがあれば、皮ごと加えるとペクチン質が補えます。
加えるグラニュー糖は、いちごの重量の1/5が我が家好みの甘さ。
美しいルビー色に仕上げたいなら、高温短時間&丁寧なアク取りが必須です。

 

 

甘夏のマーマレード作りは、今年ラストになるでしょうか。
和歌山の物産コーナーで鮮度抜群の甘夏3個購入。皮、果汁、内袋・・・と、
丸ごと詰め込んで作りました。ほんのり苦味がクセになる爽やかな味わいです。
甘夏1kgにグラニュー糖200g。仕上げにコアントローとシナモンをたっぷりと。

 
いただきもののキウイ。3個だけジャムにしました。
大さじ1.5のグラニュー糖をふりかけたら、いちごと同様、果物から水分が出て
自然にグラニュー糖が溶けるの待ちましょう。その後は、高温短時間!!
これからの季節。肉料理のソースにも使えます。

朝食のパンのおともは、自家製ジャムと自家製リエット、クリームチーズ、
餡子など。毎朝お好みで4種類を選び、てんこ盛りにしていただきます。
季節のサラダと食後のヨーグルトも忘れずに。

元気の秘訣は、やっぱり毎日の朝ごはん♪♪

4/21/2015

5月の料理教室MENU 試作中


5月の料理教室の前菜は「アボカド・ファルシ」。
過去のレッスンでは、アボカドにグレープフルーツや小海老を合わせました。
試作をしながら、5月は汗ばむ日も多いので、もう少しさっぱりした
組み合わせがいいなぁ・・・と。

そこで、マンゴーとアボカド、ブラックビーンズ、パプリカなどを具材にし、
ライム風味の味付けにしてみたところ、うーんなんて爽やか♪♪
ポップな色彩のとおり、口の中で甘みや酸味、スパイスの香りが弾み、
さまざまな食感も楽しいサラダになりました。具材はもう少し悩みます。
アボカドの器では食べずらかったので、サラダボールで大皿盛りにする予定。

メインの「アジの香草パン粉焼き」は、衣のつけ方がポイントです。
試作では、にんにく、ディル、タラゴン、オレガノを衣に加えましたが、
やはり王道のパセリ、ローズマリー、にんにくの方が好みです。
アジの三枚おろしがチャチャッっとできると、料理の幅が広がります。


デザートは「さくらんぼのクラフティ」は、仏リムーザン地方の伝統菓子。
家庭ごと、店ごとにレシピがあり、熱々でも冷製でも美味しくいただけます。

焼きたてはぷーっと膨らみ型からあふれるほど。何度焼いても、どきどきします。
でも、粗熱がとれるとシューっと縮んで、大人しく型に納まりますのでご安心を。
レッスンでは、フレッシュなアメリカン・チェリーを敷き詰めて焼きましょう。

卵や牛乳、生クリームの割合、粉の配合、砂糖の量など
いろいろ試して、レッスンまでにベストな生地を追求したいと思います。


<5月の料理教室のご案内>
MENU:
 前菜:アボカドのサラダ
 メイン:アジのハーブパン粉焼き
 デザート:さくらんぼのクラフティ

レッスン日:5月12日(火)、13日(水)、14日(木)、15日(金)11時~14時半
※ご友人同士での2名以上での別日程やプライベートレッスンも対応できます。
 お気軽にお問い合わせくださいね。
場所:マーズ・キッチン (都立大学駅徒歩7分 詳細は個々にお知らせ)
レッスン費:7000円(税込、材料費込)

マーズ・キッチン料理教室の詳細、お問い合わせ&お申し込みは公式HPまで。
http://maaskitchen.wix.com/info


ブログとHPをリニューアルいたしました。継続して旧ブログもご覧になれます。