3/06/2015

季節はずれのタルト・タタン


昨年秋に叔母から届いた10kgのリンゴが、残り4個に。
時間とともに水分が抜けて、表面には若干シワがよっています。
さて、何を作りましょう。

水分がよい感じに抜けたリンゴは、タルト・タタンに向いている・・・と
以前、何かの記事で読んだ記憶がありました。
痛んでいる部分もあり、いつものように8つ割りにせず薄切りに。
思ったとおり、ペクチン質も甘みも少ないので、こんな仕上がりに。


それなりにおいしかったけれど、季節外れ感は否めず、
やはり、タルト・タタンは旬のみずみずしい紅玉で作るデザーだと再認識。
天然のペクチン質がもたらすツヤとほどよい酸味、そして歯ごたえ。
一番おいしい旬を閉じ込めてこそ、果物のデザートの醍醐味です。