昨年は夏からずっとボストン暮らしだったので、
パントリーの引き出しに入れて、ほったらかしのまま。
あっという間に1年が過ぎ、醤油のよい香りがしてきたので
どきどきしながら様子を見てみることに。
今年も、キラキラ濃厚なたまり醤油ができていました。
おいしそう!!そして、なんとも幸せな香りです。
重石の重さや大豆の水分量、塩分濃度、保存環境などで、たまりの量は異なります。
あまり多すぎる場合は、よい旨味が味噌から抜けてしまうので
上澄み液をスプーンでそっとすくって、丁寧に取り分けます。
玄米味噌はさらっとしたテイストで、豆味噌はとろみがありました。
昨年の仕込みで重石をしたのは玄米麹味噌5㎏(左上)と豆味噌2㎏(左下)。
もう一つの玄米麹味噌2㎏(右下)は、味噌づくり教室の試作で
2018年11月に重石をせずに熟成させたもの。
たまり醤油はできていませんが、ほどよい熟成感♬♬。おいしい!!
2011年から初めてた味噌づくり。こんなに簡単で美味しいなんて!!
2人暮らしの我が家では、2年に一度5㎏ずつの仕込みが適量。
去年はワークショップでたくさん仕込んだので、
しばらくは、熟成した味噌を堪能したいと思います。
表面に白いカビが出ていれば、その部分は薄くスプーンで取り除き、
容器の内側はアルコール(ホワイトリカー)などで綺麗にふいて
新しいラップで表面をピタッと覆ってから蓋をします。
今、食べている味噌がなくなるまで、しばしの熟成タイム。
これ以上の熟成がお好みでないなら、冷蔵庫へどうぞ。
子供の頃から、父の故郷、長野の叔母が作る信州味噌で育ちました。
味噌は買うものでなく、大きな味噌樽からとってくるもの。
学生時代に初めて買った味噌の衝撃(笑)は、今でもはっきりと覚えています。
それからずっと、実家から送ってもらっていましたが、父が他界し叔母も高齢に。
そんな理由で作り始めた自家製味噌づくりですが、今、とても楽しんでいます。
0 件のコメント:
コメントを投稿