2/27/2020

それいゆふぁーむのたんかん


今年も奄美大島「それいゆふぁーむ」から、たんかん5㎏をお取り寄せ。
栽培中は無農薬で育てられるたんかんは、大きさもバラバラで、
傷もある自然のままの素朴な姿。それが可愛く思えるとびきりの美味しさです。
高い糖度と程よい酸味、あふれる果汁。何より、皮が薄く食べやすい。
一口ごとに、思わず笑顔になっています。


シンプルな「たんかんロールロールケーキ」。
たっぷりの果実とピールを加えた生クリームを
たっぷりと巻き込んで、ふわふわで甘味も爽やかな春の味♬♬
料理教室では、苺ロールでレッスンしています。


大根のサラダにたんかんはぴったり。
ローストしたアーモンドやベランダのミントがアクセントに。
おいしさのポイントは、切った大根に塩少々をふって
出てきた水気を軽く絞ってから他の具材と合わせること。
大根特有のくさみがとれて、瑞々しさはそのまま。洗練された味わいに。


こちらも外せない「たんかんのマチェドニア」。
食べやすく切ったたんかんにラム酒漬けレーズンとくるみのロースト、
そこにグラニュー糖を少々とコアントローをたっぷりかけて。
1時間ほどマリネすると、ご馳走デザートのできあがり。
オレンジミントがよく合います。チーズプリンに添えても美味!!

 

ぜいたくに果汁を使った「たんかん寒天」も作りました。
朝日新聞の記事でみかけて、子供の頃を思い出しながら食べました。
国産の紅茶にもよく合って。


果汁を絞った後の皮や袋は、たんかんジャムに使いましょう。
具がたっぷりの贅沢なたんかん寒天になりました。


定番ではありますが、「たんかんのオランジェット」も。
珈琲にも紅茶にもワインやウイスキーにもよく合う大人の味わい💛


八朔や甘夏でもよく作りますが、
季節限定のたんかんのオランジェットは、春のお楽しみ。
コツさえ覚えれば、意外とかんたんに作れます。


1kg分はお約束のたんかんジャムに。
他のデザートで使わなかった皮や実もジャムに加えて作ります。
果汁、皮、中袋、種。すべて使って仕込むのが我が家流。
たんかんをそのまま丸ごと味わえる、自家製ならではのおいしさです。


国産の無農薬レモンが手に入ったら、レモンジャムもおすすめです。
柑橘系のジャムは作り方は一緒。苦みのぬき加減もお好みで。


2種類のジャムがあると、朝ごはんが楽しみに♬
我が家の元気の秘訣は、柑橘類のジャムにあるかも。
そのくらい、毎日たっぷりとパンにのせていただいています。


豚ロースのソテー・たんかんソース。
料理教室では、スペアリブでレッスンしている春のMENU。
豚肉はもちろん鶏肉でもおいしい。柑橘類と白い肉類の相性は抜群です。

  

皮の苦みをアクセントに、白ワインに合う味わいに仕上げます。
前菜の長ネギと野菜の焼きマリネは、粒マスタード風味。
長ネギの甘さは寒い季節限定。名残りの味も楽しみましょう。


料理教室でも人気のオレンジ・ケーキ
ふと思い立ち、ブラウニーの生地で焼いてみました。
これが大正解。なんともリッチなおいしさに。


ブラウニーには胡桃もたっぷりと入っています。
たんかんは小さめ3個を白ワイン煮にして敷き詰めます。
熱々の焼き立てのうちに、グランマニエをたっぷりと含ませて。

2人暮らしの我が家ですが、5㎏のたんかんは10日間で残り4個に(涙)。
今年も、奄美大島の春の味を心ゆくまで堪能させていただきました。
それいゆふぁーむとの出会いに、心から感謝する今年の春です。

季節の変わり目は体調を崩しやすいもの。
旬の柑橘類でビタミンCをたっぷりとって、免疫力を高めましょう。

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