4/26/2020

春芽のアスパラガス料理


北海道今金町は、清流日本一に輝いた後志利別川が流れる農業のまち。
その地で育つアスパラガスを初めて食べたとき、
あまりの豊かな味わいと香りに驚き、毎年、お取り寄せしています。
残り1kgも、2日間にわたり楽しみました。毎年恒例、4日間のアスパラ三昧💛
3日目は「緑のテリーヌ」の前菜に、メインは「Naturschnitzel」。
テリーヌはアスパラガス、ブロッコリー、ピーマン、インゲンなど
季節の野菜を色よく茹でて、アスパラガスの茹で汁で固めました。


ウィーン風衣なしのカツレツ「ナチューシュニッツェル」は
付け合わせに筍とエリンギ、アスパラガスのソテーをたっぷり添えて。


ワインは南仏ラングドッグの「Joseph Roche Chardonnay 2018」。
やわらかなトーストの香りがアスパラの旨味によくあって、
程よい酸味はシュニッツェルのケイパーソースともピタリ。
よいマリアージュになりました。


最終日は再び、アスパラガスの美味しさを堪能するボイルで。
ソースはブルーチーズとローストしたアーモンドでシンプルに。
挽きたての黒こしょうをたっぷりとふり、熱々をいただきました。


メインは「キノコとアスパラガスのテリーヌ」を冷製で。
付け合わせは自家製ピクルスとエンダイブを添えました。



赤身の豚肉と牛肉に塩胡椒、ナツメグを加えてよく練り
炒めたキノコと玉ねぎ、牛乳で湿らせたパン粉、卵を加え混ぜます。
さっと茹でて水気をきった春きゃべつをテリーヌ型に敷き
半量の肉をのせ、さっと茹でて冷ましたアスパラガスを並べ
残りの肉をのせてきゃべつの葉で包みましょう。
アルミ箔でくるん180℃のオーブンで1時間ほど湯せん焼きに。
粗熱がとれたら、重石をのせて冷まします。


合わせたのは、ボルドー・アキテーヌ地方の赤ワイン。
ほどよい果実味とやわらかなタンニンがバランスよく、
普段使いにぴったりの赤ワインは、合い挽き肉、キノコ、アスパラガス。
そして前菜のブルーチーズとアーモンド。どの素材とも喧嘩せず
寄り添ってくれる一本でした。

また、来年までのお楽しみ。今年もご馳走さまでした。 





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