8月末にお手伝いさせていただいた「レ・クレドール アジアン コングレス」のガラ・パーティ。
10名のコンシェルジュのみなさんへの、振袖や訪問着の着せ付けを4名で担当しました。
すべて異なる帯結びで・・・というご希望で、私は笹島式でなく三重紐での帯結びの担当に。
若いお嬢様なら、三重紐を使った華やかな帯結びが可愛らしいものですね。
さて、今日の帯結びのテーマは、このパーティで師匠が結んだ「だらり文庫」。
舞妓さんが丸帯で結ぶ「だらり」を、袋帯で表現した帯結びです。
チマチョゴリやチャイナドレスなど、各国の皆さんが正装で出席されたパーティでは、
会場のホテルでは、古典的でシンプルな帯結びが、ひときわ美しく感じられました。
関西巻きで結ぶので、慣れないと時間がかかります。目標は、着物と帯で20分。
帯の位置はあと五分高く、左右の羽はもう少し内側に。まだまだ練習が必要ですね。
虫の声とともに、秋の着物シーズン到来です。
生徒の皆さんも、この秋はぜひ着物でのお出かけを楽しんでくださいね。