5月15日に宮崎県の「梅もんじゃ けんぼー農園」から
瑞々しい鶯宿梅2㎏が届きました。梅仕事のスタートです。
今年は梅が不作だというご案内をHPで拝見していたので、
届いた梅の美しさにしばし見惚れ、ことさら感激してしまいました。
まずは、そっと洗ってアク抜きです。4時間ほど水に浸しました。
表面の産毛が水をはじき、光が当たるとキラキラと美しく
爽やかな青い香りがキッチンに広がってきます。
待つ時間さえ、愛おしく感じてしまいます。
じっくりと3日間かけて仕上げた青梅の蜜煮。
今年も500gの青梅で作りました。今までで一番の仕上がりかしら💛
爽やかな酸味と甘み。気持ちもシャキッと元気になります。
なり口を竹串で丁寧に取り、専用の剣山で表面に穴をあけます。
一晩、水に浸してアクを抜いたら銅鍋にそっと移し、
水から弱火で梅が一粒、浮き上がってくるまで煮ていきます。
梅の色は褪せて不安になりますが、心配しなくても大丈夫。
もう一度、新しい水にそっと移してさらしましょう。
下煮ができたら、水にグラニュー糖を加えて煮溶かして蜜を作り
梅をそっと並べガーゼの落し蓋をかけ、じっくり味を煮含ませます。
翡翠色になるまで、梅が踊らない弱火で煮ていきますが、
沸騰手前で火を止めて、冷めたらまた火にかけてを何度かくり返し
のんびり、ゆったり、梅の色が戻るのを待ちました。
皮も破けず、美しい仕上がりに。銅鍋を買ってよかったなぁ。
蜜煮が上手にできると、とても幸せな気持ちになります。
青梅ジャムも作りました。青梅500gにグラニュー糖250g。
酸味が強いので、いつものジャムよりも多めの砂糖です。
仕上げにコアントローを多めに加えて香り付け。
季節限定の爽やかな青梅ジャムで、朝ごはんの時間が楽しみに。
浸しておいた梅をざるにあげ、水気をふいてから竹串でなり口を取ります。
ホワイトリカーで一粒ずつ洗いながら、氷砂糖と交互に瓶に入れました。
左は米酢500ml、右はホワイトリカー+コアントローで900ml。
梅サワーは2カ月、梅酒は3カ月目ぐらいから、爽やかな味が楽しめます。
すぐ飲んでも、長く熟成させてもどちらも美味しい。
砂糖の種類や量、酢の量やアルコールの種類を変えながら、
家ごとに好みの味わいや量を加減できるのも、梅仕事の面白さです。
6月に入って南高梅の販売が始まったら、梅干しづくりが始まります。
毎年のことですが、安全で美味しい梅干しを毎年届けてくださる
「梅もんじゃ けんぼー農園」の皆さんに感謝する日曜日。
いつもすばらしい梅をありがとうございます。
2 件のコメント:
Maa's Kitchen さんにかかると なんでもおしゃれになるのですね@@
素敵で癒されました^^
農園のご紹介もありがとうございます。
やいちん様
コメントありがとうございます。先ほど、気づきました(苦)。
アナログ人間なのでお許しを。
こちらこそ、いつも美味しい梅をありがとうございます。
南高梅の青梅も大粒でフルーティで、別嬪さんばかりでした。
また、blogでアップしますねー。
コメントを投稿