記念日は家ごはん

桜が満開の3月31日と4月1日(エイプリル・フール)。

「のんきな魚屋」さんからピカピカの鮮魚をお取り寄せして

2日間にわたり13回目の結婚記念日をお祝いしました💛

前日の昼網で上がった魚の中から選んだのは、1kgのイシダイ。

大きくて身が厚く、引き締まった立派なイシダイに感激！！

鱗ひきとお腹の処理はしてもらっているので、生臭くありません。

3枚おろしにして、半身は皮をはぎカルパッチョでいただました。

紫玉ねぎ、三つ葉、大葉、ピーマン。たっぷりの薬味を用意して、

玉ねぎの上に塩胡椒、レモン汁でさっと〆ておいたイシダイのスライスを並べ、

薬味をのせて、レッドペッパーとヴィネグレットソースで仕上げます。

そのままでも十分に美味しかったのですが、あまりに甘味(旨味)が強いので

途中で国産のレモンをプラスして、爽やかな酸味と合わせて楽しみました。

イシダイのほか、今が旬の蛍烏賊とサザエも合わせてお取り寄せ。

蛍烏賊1kgの量には驚きましたが、食べる分以外は小分けにして冷凍に。

サザエはワインに合わせてガーリックオイルでオーブン焼きにすることに。

鮮度のよい蛍烏賊は、シンプルなワイン蒸しに。旨味たっぷり💛

サザエは中身を繰り出して、一口大のそぎ切りにし、

パセリとニンニクのみじん切り、肝、塩・胡椒、オリーブオイルで和え

殻に戻してオーブン焼きに。ちょっぴり贅沢な海の味です。

結婚した2006年に買ったワインがこの日のメインになりました。
Pouilly Fume Les Cris [2006] Domaine A.Cailbourdin
13年熟成したロワールのピュイイ・フィメ。鋭角さがとれて大人の風格。
魚介類の旨味と香りを、しっかり受け止めてくれました。

翌日は半身を皮付きのまま、こんがりとハーブ・ソテーに。

付け合わせは春キャベツを蒸してペーストにしたものを添えました。

ビストロでいただいた料理をまねて、アンチョビとバターもプラス。

反り返ろうとする皮目を押さえるのが大変なほどの鮮度の良さ。

パリっと焼いた皮目にふんわりとした身のコントラスト。あー美味なり💛

蛍烏賊はさっと湯通しして軽くニンニクと炒め、パスタに加えました。

旨味がパスタに染み込んで桜色に。その美味しさといったら！！

箸休めは、ポリポリ生野菜と粒マスタード・マヨネーズ。

2日目のマリアージュは、ピュイイ・フュメと同じブドウ品種に。
Hay Maker Sauvgnon Blanc 2018 Mud House
こちらは、2018年のNZマールボロのソービニヨンブランで、
グレープフルーツやキウイのような爽やかな酸味が特徴。
どちらの料理ともよいマリアージュになりました。

お祝いのケーキといえば、ダーリンの好物「苺ロール」で決まり🍓
生クリームに自家製カスタードも混ぜてリッチな味わいに。
ふわふわのスポンジには、シロップとコアントローを塗って、我が家好み。
一切れではやめられず、大きな2切れずついただきました(笑)。

いつもは外食する結婚記念日ですが、今年は家ごはんで。
「のんきな魚屋」さんからのお取り寄せで、楽しい記念日になりました。
あっという間の13年。あたりまえの普通の毎日に感謝して、
これからもどうぞよろしく。