3/28/2018

分葱と蛍烏賊のぬた


春になると恋しくなる「分葱と蛍烏賊のぬた」と「一文字くるくる」。
料理教室でも人気の春menuです。


義母が庭先の菜園で作る愛情たっぷりの分葱が届いたので、
大好きな春の味を堪能しています。


塩を加えた熱湯でさっと茹でた分葱は
ざるに広げてすばやく冷まし(水にとらない:生あげ)、
冷めたら先1cm落とし、中のぬめりを包丁先でしごき出し3cmに切ります。
蛍烏賊はざるに入れて熱湯をこぐらせ氷水にとり、水気をふきます。
骨抜きで目を取り除き、酢小さじ1で酢洗いしましょう。
いただく直前によく冷ました辛子酢味噌と和えて、盛りつけます。
蛍烏賊の代わりに新わかめや小柱、アオヤギ、タコも美味。
作っていて嬉しくなる、彩りも美しい春の出会いものです。


この日はぬたがメインの晩ごはんの予定でしたが、
選んだお酒がボルドーの白ワイン(セミヨン&ソービニヨンブラン)だったので、
「だったら、天ぷらも食べたいねぇ」といことで、急遽、天ぷらも用意。
冷蔵庫にあったナス1本、長芋5cm、さつま芋5cmを揚げてから
あまりの地味さにふと思い立ち、ベランダのハーブを揚げてみました。

オレンジミント、セージ、コリアンダーは思った以上に香りも食感もすばらしく、
ハーブタリアンパセリ、セルフィーユ、レモンバーム、パンジーはいまひとつ。
でも、フリッターには定番のセージ以外にも使えるハーブがあることに感激!!



思いがけず、豪華な天ぷらが追加された晩ごはん。
義母から届いた自慢の地元産トマトは木綿豆腐と合わせてサラダに。
ベランダのパクチーの風味がよいアクセントになっています。
色よく茹でたほうれん草は、黄菊と海苔と一緒にわさび和えに。
黄菊は昨年秋に冷凍しておいたものですが、春には菜の花に見立て和え物に。

我が家は二人ともに3月、4月の春生まれ。
春の食材はどれも好物なので、旬を逃さず味わうのに忙しく
そわそわと「花より団子」を楽しんでいます。

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