3/01/2018

春一番とレモンの香り


春一番が吹き、日中の気温が20℃を超えた穏やかな一日。
キッチンにはレモンの香りがあふれています。
観音山フルーツガーデンから届いた国産レモン。
今日はレモンケーキとレモンコンフィ、そしてジャムを作ります。


レモン果汁とレモンの皮をたっぷり加えた春のケーキ。
全粒粉で香ばしく焼いたら、レモンアイシングをかけてピスタチオを飾ります。
卵1個と小麦粉80g、砂糖50g、生クリーム75cc、ピスタチオ少々。
材料もシンプルで作り方も簡単なので、料理教室でも人気の春のケーキ。
キュートなレモン型を使いたくて、何度も焼いてしまいます。


もう一つ、観音山のレモンで毎年作っているのがレモン・コンフィ(塩レモン)。
タジンがブームになった10年ほど前から、毎年500gを2瓶ずつ仕込みます。
4日ほどで、塩が溶けて果汁が出始めました。
気づいたら瓶をふり、塩が完全に溶けたら冷蔵庫で保存します。


作り方は簡単。レモンを洗って水けをふき
半分に切って天然塩と交互に瓶に入れていくだけ。


今、食べているのは2016年に仕込んだレモン・コンフィ(右)。
果肉部分はゼリー状に変わり、塩はレモンと一体となってまろやかに。
その美味しさといったら、なんと表現したらよいかわからないほどです。
2017年に仕込んだ2瓶が右側。もう十分に美味しくなっていますが
2年ものに比べると、まだまだ旨味が足りません。
家族も2年ものの味わいが好きなので、毎年2瓶がちょうどよい塩梅です。

残りのレモンはジャムを作ったり、料理に使ったり。
国産レモンの季節はまもなく終わりますが
春めいてくると爽やかな酸味が恋しくなります。
もうしばらく、春のレモンを楽しみましょう。

柑橘類には、この季節に必要な栄養がぎゅっと詰まっています。
季節の食材は、イキイキと新鮮で美味しいだけでなく
心と体を健やかにしてくれているようです。
自然の恵みに、そして生産者の方々に感謝!!

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