5/20/2016

梅仕事スタート


今年は、少し早めの梅仕事のスタートです。
「梅もんじゃ けんぼー農園」から届いた、鶯宿梅(おうしゅくうめ)2L~3Lサイズ2kg。
さっと洗って、4時間ほど水についてアクを抜きます。


その前に、届いたばかりの青梅を1粒、塩少々をつけながら丸かじり。
青くてすっぱい初夏の味が口の中いっぱいに広がって、なんて爽やか~!!
昔、父と一緒によく行った夏の草摘み。そのとき食べた”タデ”の味によく似ています。

そういえば、父のことを思い出すのは、食の記憶ばかり・・・。
告別式の日に、父宛てに完熟マンゴーが届き、皆で泣き笑いしたなぁ。
まさか、父が生前予約していた完熟マンゴーが、そんな日に届くなんて!!
とっても食いしん坊の父でした。


さて、まず1kgは、これなくしては夏が始まらない我が家の定番の青梅の密煮に。
専用の剣山でやさしく全体に穴をあけ、沸騰させないように、静かにそっと煮ます。
銅線を多めに入れたので、昨年よりも、少しだけ緑色がきれいに出ましたー。
冷蔵庫で冷やして、涼やかなガラスの器に入れてお茶請けに。食後の水菓子として。
梅の季節になるといつも思うのですが・・・やっぱり銅鍋がほしいなぁ~♪♪ 
目指せ、美しい翡翠梅!



残りの1kgは、今年は梅酒を作らずに、米酢でサワーを作りました。
氷砂糖を加えて仕込むのが王道ですが、グラニュー糖を少しずつ加えて
梅の果肉から、徐々にエキスを抽出する方法を試してみることにしました。
どんなサワーが出来上がるのか、今から楽しみです。


残り少なくなった昨年仕込みの梅酒は、別瓶に移し替え、
よ~く漬かった梅の実で、梅ジャムを作ります。


仕上げにキルシュとシナモンで香り付け。甘酸っぱい大人味のジャムができました。
梅酒を作らないとできない、梅酒の梅ジャム。初夏には欠かせない季節の味です。
6月に入ると、梅仕事の第二弾。梅干し作りが始まります。
大規模修繕中のマンションのベランダでは、例年通りにはいきそうにありませんが
工夫しながら今年も、大好きな梅干し作りを楽しみたいと思っています。

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