12/04/2018

アレンジ自在カイエット


ホウレン草が1束100円だったので、2束購入。嬉しいなぁ。
さて、今夜は何を作りましょう。冷凍庫に網脂が残っていたので
南仏の郷土料理『カイエット』を作ることに。
Caillette-カイエットとは、
豚肉とホウレン草を網脂で包んで焼いたフランス家庭料理。
フランスの料理番組で知ってから、我が家の定番になりました。


この日の材料はホウレン草2束、ピーマン3個、ネギ1本、豚ひき肉180g、
豚軟骨220g、豚網脂を適宜、塩・こしょう、スパイス各種、バター少々。
ほうれん草はさっと洗い、根を数ミリカットして水に活け
イキイキとさせてからゆでましょう。茹で上がりの歯ごたえが違います。


茹ですぎないコツは、深めのフライパンにたっぷりと湯をわかし、
2束のほうれん草なら、4~5回に分けて少量ずつ茹でること。
根元を10秒茹でてから、葉全体を沈め、周囲が沸騰してきたら
すぐに全体を裏返し、再沸騰したら、すぐに水にとりましょう。
予熱でも火が入りすぎてしまいます。
何度か水をかえて完全に冷めたら、細かいみじん切りに。
ピーマンもさっとゆでてからみじん切りに、長ネギもみじん切りに。
  

今回は豚軟骨をフードプロセッサーでミンチにし、
豚ひき肉(赤身)と合わせて400g用意しました。
豚肉だけでなくラム肉、豚レバー、ベーコンなどを使ったりすることも。
https://maaskitchen.blogspot.com/2017/01/caillette.html


挽肉と野菜を合わせて練って丸めたハンバーグのようなものを
網脂で包んで焼けば、カイエット。
なので、肉の種類や野菜を変え、スパイスやにんにく、生姜など
風味付けの組み合わせを変えれば、アレンジ自在です。
鶏肉と豚肉、しょうがや大葉、ネギのみじん切り、
椎茸をコロコロ入れたら、醤油に辛子でいただくのもいいですね。


豚の網脂は冷凍ものならネットで手軽に手に入ります。
半解凍して使う分だけ水洗いして、水気をよくふいてから包みましょう。
この作業がなかなか楽しいのです。


残りは2個ずつラップして、冷凍しておきましょう。
これでいつでもご馳走が食べられます。


 薄切りにして水にさらし、水気をよくきった北あかり。
グラタン皿に並べて軽く塩・こしょう。
その上にカイエットを並べて、バターを少量のせて焼きましょう。
200℃で30分、こんがりと焼き色が付いたら出来上がり。


同時にオーブンの上段で大き目のどんこ椎茸をハーブ焼きに。
先にカイエットをオーブンに入れて、15分たったら椎茸をオーブンに。
同時に仕上がるので手間いらず。
塩・こしょう、MIXハーブ、オリーブオイルをふるだけですが
肉厚の椎茸の旨味は、シンプルな味付けこそ引き立つようです。
料理が焼けるまで、ビールとともに冬野菜を味噌ディップでいただきました。
あら、ワインの写真がない。
こっくりしたスペインの赤ワインをマリアージュ。幸せすぎる~♪♪
料理が楽しくて、作りすぎないようにセーブするのがもっぱらの課題です。

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