ずっとリクエストされていたアルザスの郷土料理「タルトフランベ」。
筍と新たまねぎ、にんにくを軽く炒めたものをのせて、200度で20分焼きました。
仕上げの香りは、イタリアンパセリやバジルではなく、葉山椒がよくあいます。
ダーリンいわく、「我が家の筍料理の定番」に認定だそう。確かにおいしい。
料理教室の生徒さんからいただいた、奄美大島産 山羊乳のゴーダチーズ。
着付けのリピーターのお客様が、今度は料理教室の生徒さんに。感激です!!
ミルキーでいわゆるシェーブルより食べやすく、そのままでも、加熱してもOK。
奄美大島の食材などを取り扱う「ヘルシーアイランド」の商品です。
ネットでも恵比寿店でも購入可能。今度、お店に行ってみたいと思います。
このチーズがオーブン焼きで筍によく合うことがわかっていたので、たっぷりのせて。
タルトフランベの生地はイーストを使って作りますが、発酵時間が短いのが嬉しい。
強力粉が足りなかったので、全粒粉と薄力粉も混ぜてみました。
フロマージュ・ブランの代わりには、水気をきったヨーグルトで代用。
家庭料理は家にある材料で、どんどんアレンジできるところが醍醐味かも!!
メインは、レッスン最終日に仕込んだ塩豚を、アルザス風のワイン煮に。
いつもはスペアリブで作り、付け合せはジャガイモですが、
塩豚と筍と、春キャベツに白ワインの組み合わせが、思った以上によい感じ。
今シーズンは、我が家の筍料理に2品が新たに加わりました!!めでたい。
塩豚(4日目)の塊を水からゆでてアクをとり、弱火に落とし15分ゆでます。
ぬるま湯で洗って水気を切り、大きめの一口大に。
フライパンに入れて白ワイン100ccと粒こしょう、ブーケがるにを投入。
蒸気があがったら、蓋をして弱火で15分。途中で筍と春キャベツを加えます。
キャベツがしんなりしてきたら蓋をとり、煮汁を煮含め完成です。
塩豚の塩加減によって、味付けはお好みで。
やわらかい穂先は、シンプルに焼き野菜のマリネに。
オーブンでこんがり焼いて、塩・こしょう、オリーブオイル、
お好みでヴィネガーやレモン汁を少々かけて、野菜本来の甘みをいただきます。
ゆでた筍は、水に漬けて冷蔵庫で保存します。毎日、新しい水に取り替えると
5日ほど日持ちします。もう少し長く保存したい場合は、塩水で保存します。
昨日も、筍一本を存分に堪能しました。さて、残る一本はどうしましょう。あと一本で終わりだと思うと、悲しいやら、淋しいやら。心していただかなくては。
そうそう。ワインセラーの中から迷った末に選んだワインがこれ。
「MUSCAT SEC BIO」 CAVES DE RABLAIS(DOMAINE CAZELIS)。
アルザスワインではありませんが、アルザス主要品種の一つミュスカです。
ラングドック産のこのワインはミュスカ・ア・プティ・グラン種100%。
エキゾチックなライチや洋ナシのような香りがあり、ミントの爽やかさも。
香りが華やかなのに、余韻はすっきり、ほんのり苦味も心地よい。
筍の苦味やエグミもさらりと流し、塩豚の旨みには寄り添って・・・ステキ!!
ワインの説明を見ると牡蠣や魚介のカルパッチョ・・・とありますが、
もう少し幅広いマリアージュが楽しめそうなワインでした。ご馳走さま。
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