12/16/2016

羽織紐のバランス


料理の師匠は80歳になった今も現役。自宅教室でレッスンをされています。
生徒として、アシスタントとして20年以上ご指導いただき、卒業。
2駅ほどの所にお住まいなので、今年も、年末のご挨拶に伺いました。
久しぶりにお目にかかり、楽しい時間を過ごした後、ビストロ・チカラへ。

藍染の韓国大島に薄紫色の羽織。色は抑え気味で帯締めと帯揚げで私らしく。
写真で見ると、羽織紐はマグネットでなく結ぶタイプのほうがよかったかも。


この日も、もちろん腰紐一本で着ています。
長襦袢を伊達締め一本で着て、結び目は右脇に。
次に着物を着て、腰ひもをしっかりと結び、襟合わせをしたら
長襦袢を着たときの伊達締めを身八ツ口から抜き、胸紐として使用。
帯を結び終えたら、写真のように帯下から抜いてしまいます。
結果、腰紐一本だけになるので、とっても楽です(よっ!!ミラクル(^^♪)。


着崩れないのかーと心配になるかもしれませんが、ほぼ着崩れない。
体の動きに沿って着物の布目が動くので、動きが戻ると布も元の位置に戻るんです。
紐をたくさん使い、動かないように布をガッチリ固定してしまうと、とにかく苦しい。
体が動いたときに、固定した布目が動いてしまったら、もう元に戻らず、戻せない。

これを教えること、伝えることが難しい。
自分自身ができることと、教えることはまったく異なる技術。料理も同じ。
長年かけて自分なりに研究し、コツコツ積み重ねて習得した技術を
どうしたらできるだけ短時間で、わかりやすく伝えられるか・・・。
それが今の私自身の研究課題になっています。

でも結局のところ、どんなにすばらしい着付け方法があっても
生徒さん自身が着物を着ないことには・・・着られるようにはならないのです。
それを言っちゃあ、おしまいかぁ(^^♪。

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