「ご近所から柚子をたくさんいただいたから、送るわね。」
叔母から電話があった数日後、届いた大きな段ボール箱。まさか、ゆずだけのはずはない・・・そう思いながら箱をあけてびっくり。
ゆずだけが何段にもなって箱いっぱいに入っていたから。
想像していたのは20個ぐらい。多分、70個ぐらいはあったと思う。
大きな鬼ゆず2個を箱の下の方に見つけたときには、もう笑うしかありません。
さて、この大量のゆずをどうしましょう。
「ほったらかしの庭木だから、虫食いも傷もかなりあるけれど
真弓だったら、なんとかしてくれるかなぁと思って・・・。」
そう言われたならば、貴重な無農薬の柚子を、私がなんとかしましょう。
傷んでいる部分を取り除きながら、果汁、皮と身、種などに分けていきます。
まずは定番のジャムから。鬼ゆずは白ワインとレモンでさっぱり仕上げ、
ゆずはラム酒を加えてコクのある味わいに。
果汁を絞ってゆずポン酢を一瓶作り、きれいな皮部分はへぎ柚子用に冷凍。
ダーリンの希望で、ゆずピールも作りました。
保存食として欠かせない柚子大根も、いつもの倍量の柚子を加えて
香り高く仕上げてみました。色もきれい(^^♪
大びん2個あれば、カリカリ、ポリポリ、冬中楽しめます。
最後の4個を使って作ったのは、柚子シフォンケーキ。
果汁と皮のみじん切り、柚子ピールも入った豪華版。
ひと口ごとに柚子の香りが広がって・・・優しい気持ちになってきます。
手がシワシワになるほどの量でしたが、3日に分けてすべてを加工。
柚子の香りに包まれて、とても幸せな時間でした。
叔母には自家製のプチパンと一緒に出来立ての柚子ジャムを送りましたが、
とても喜んでくれて、「来年もいただけたら送るわね~!!」との電話が(笑)。
友人やお世話になった方々に、お裾分けした柚子ジャムも
甘さ控えめで、リキュールをグッときかせた大人味で喜んでいただけたよう。
自然の恵みと叔母のやさしさに感謝する年末です。
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