この日の晩ごはんは、バスク地方の郷土料理アショア(axoa)に。
アショアとは「細かく刻んだもの」を意味するバスク語で、
牛肉もしくは羊肉のひき肉を刻んだタマネギ、赤や緑のピーマン、
ニンニクと一緒に炒め、白ワインとローリエ、エスペレットを加え、
塩、胡椒で味付けした煮込み料理。この日は生ラム肉のロースを
ゴロゴロと大き目のサイコロ状に切って、作ってみました。
現地では、ジャガイモやコメ、パスタを添えていただきます。
Ainhoaアイノアの4つ星ホテル「La Maison Oppoca」のレストランでは、
煮汁がたっぷりで上品な味わい。パスタが上にのっていました。
Bayonneバイヨンヌのビストロでは、まるでドライカレーのようですが
スパイスはしっかりときいていて、肉々しい味わいでした。
付け合わせはライスとサラダ。どちらもラム肉のアショアでしたが
同じ料理とは思えないほど、見た目も味わいも違っていてびっくり!!
どちらも確かに、細かく刻んだ肉と野菜の煮込み料理ですね(笑)。
つまり、家ごと店ごとでなんでもありなのです。なんて大らかなの~(^^♪
旅先で買った料理本も参考にしながら、我が家のアショアを完成させましょう。
料理教室でも、ご紹介できればと思っています。
晩ごはんのもう一品は、この夏、初登場の「夏野菜の重ね焼き」です。
バスクから持ち帰ったイルレギの赤ワインを合わせて
今回の旅の話で盛り上がった楽しい夜になりました。
アショアを盛りつけた器は、最終日に山バスクのマルシェで出会ったもの。
Le Vaisselier d'Amaia というブランドの大鉢です。
このこっくりとした赤に一目惚れ。機内持ち込みで大切に持ち帰りました。
ブランド名はお嬢さんの名前Amaiaから付けたのだそう。
エスペレット村のマルシェでの素敵な出会い。
和洋問わず、料理を引き立ててくれる赤い大鉢。
これから我が家の食卓で、大活躍してくれそうです。
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