5/12/2017

海バスク 山バスク


風薫る5月。爽やかな季節になりましたね。
今年も4月後半から10日間、フランスを旅してきました。
訪れたのは大好きなフランス側のバスク地方。バスク地方は2度目の旅です。
前半は海バスクに、後半はレンタカーを借りて山バスクに。
海側は、サン・ジャン・ド・リュズという小さな町に5泊しました。


リュズの海岸はとても素敵な遊歩道になっていて、
宿泊先のレジデンスから歩いて5分ほどの距離。


ほぼ毎日、海を見ながらの散歩を楽しみました。


隣町のシブールまでは歩いて20分ほど。
リュズの海岸からずっと遊歩道が続いています。
抜けるような青い海と青い空。天気にも恵まれた旅でした。


濃い赤の木枠や屋根、緑の鎧戸が白壁に映える美しい建物が軒を連ねる町並み。
バスク地方の建築はフランス語でetcheと呼ばれます。


後半は山バスクへ。車で30分ほど走ると景色はこの通り一変します。
拍子抜けするほど、ずーっと牧歌的でのどかな眺めが続きます。


羊やヤギの群れ、のんびりと草をたべる牛。
最初はその風景に出会うたびに感激していたのですが、
ここ山バスクでは、それはごくあたりまえの日常。
車を止めると、こんな風にヤギたちが寄ってくるのにも、
いろいろな臭いにも、旅が終わるころには、すっかり慣れていました。


山バスクの4日間の滞在は、
Saint-Martin-d'Arberoueサン・マルタン・ダルブルーという村で、
農家の1階部分をリフォームした部屋を借りました。


朝、玄関のドアをあけると広がる景色。朝もやの中に羊が見えます。
大自然の中での後半4日間は、鳥の声で目覚める田舎暮らしでのんびり。
大地の力を感じる食材を、この景色を眺めながら料理する楽しさといったら!!
そんな今回の旅を思い出しながら、少しずつ記録に残したいと思います。

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