5/06/2018

ヴィラデスト・ガーデンファーム&ワイナリー

 

GWの前半は、シャルドネの苗木サポーターになっている
長野県東御市のヴィラデスト・ガーデン・ファーム・ワイナリーに。
1991年に画家でエッセイストの玉村豊男さんが奥様と2人
桑畑を開墾し、500本の苗木を植えたことからスタートしたワイナリー。
結婚前の編集者時代に取材で伺い、インタビューさせていただいたご縁もあり、
3年前に二人で初めて訪問し、ぶどう(シャルドネ)の木の苗木サポータに。
名札がかかった苗木を見ることも、今回の旅の目的の一つでした。


やっと芽吹きが始まったばかりのぶどう畑。
その根元には、タンポポや小さな野の花がたくさん咲いていて
歩くと土はやわらかく、ふかふか。ぶどうの木も嬉しそう。
こんな環境で育ったぶどうから生まれるワインは美味しいはずです。


私たちの名前の名札がついているぶどうの木はこちら。
他の木よりも成長が遅めのようで、小さな芽が出始めたばかりです。
”私たちらしいねー”などと話しながらの、嬉しい対面となりました。
苗木のサポートは4年間の期間限定で、毎年1本のシャルドネが届きます。
来年はメルローの会員になって、また4年間応援できればと思っています。 


サパーまで時間があったので、ワイナリーツアーにも参加しました。
玉村さんが奥様と桑畑の開墾から始めたワイナリーは美しいぶどう畑になり、
今では、最新の瓶詰ができる醸造設備が整えられるまでになりました。
周辺には新しいワイナリーも増え、東御のこれからがますます楽しみです。



旅の一番のお楽しみは、夕暮れを見ながらのサパー。
3年前に伺ったときと同じ席で、5時から食事のスタートです。
テラスで沈みゆく夕日を見ながらのお食事は、とても贅沢な時間でした。
スタッフの皆さんが3年前と変わらないメンバーで、
穏やかでにこやかで、なんとも心地よいサービスが続きます。


村山シェフが腕をふるうサパーは、地元の旬の食材を使った
美味しくて美しく、記憶に残る料理ばかりでした。
・蛍烏賊とポロ葱にマリネ
・アナゴとフォアグラ、筍のポワレ バルサミコと赤ワインノソース
・ホワイトアスパラと蛤のスープ
・新玉ねぎと山菜のフリット
・フランス産鴨胸肉のロースト胡桃風味、オレンジソース
食前酒に白ワイン(ソービニヨンブラン)とシードルをお願いし
食事に合わせたワインはヴィラデストのピノノワール。
繊細で酸がきれい、実にエレガントなピノノワールは料理ともよくあって
美しい景色とともに、とびきりの時間を過ごすことができました。
食後に、メインの鴨料理のレシピをシェフから教えていただいたので、
近々、挑戦してみたいと思います。


サパーの後は送迎バスで大田区休養村とうぶへ。
ワイナリーから5分ほどにあり、前回もこちらへ宿泊。
ヴィラデストとの提携があり送迎サービスをしてくれるので
今回も安心して食事とワインを楽しむことができます。
部屋の窓からはこんな景色が広がり、大浴場も2つあって
のんびりと過ごせる宿泊施設。お気に入りです。

翌朝は天気がよかったので、早起きして池の平湿原に行ってみました。
標高2000メートルにある湿原は、芽吹き前のオフシーズン。
ほぼ貸し切り状態で、のんびりと1時間ほどの散歩を楽しみ、
チーズ屋さんに寄ったり、ジェラードを食べたり
道の駅(雷電くるみの里)で野菜や山菜を買ったりと、
あちこち寄り道しながら帰路につきました。

私たちらしい食べてばかりの一泊二日ののんびり旅行。
次回の訪問を楽しみにしたいと思います。

0 件のコメント: