梅もんじゃけんぼー農園から、今度は「白加賀」という種類の
青梅が届きました。鶯宿よりも少しだけ大きいサイズです。
こちらも鶯宿に負けず劣らずの別嬪さんです。そして香り高い。
この青梅では、青梅の蜜煮と梅サワーを作りましょう。
日本料理の教室で初めて習った蜜煮に感激し、作り続けてはや25年(苦)。
梅雨のうっとうしい季節も、青梅の蜜煮があれば爽やかに乗り切れます。
そっと洗ってヘタをとったら
専用の剣山(もしくは竹串の束)で青梅全体に穴をあけます。
その後、たっぷりの水に一晩つけてアクを抜きます。
銅鍋にかぶるくらいの水と入れ、弱火で茹ではじめます。
浮きあがる直前に火を止めて、一つひとう丁寧にすくって水にさらします。
この時点では、青梅の色はすっかり抜けています。
次に、濃いめのシロップを作って青梅をそっと入れ
ガーゼで落し蓋をして、ごくごく弱火で30分から1時間煮たら
火を止めて、そのまま静かに冷まして味を含ませます。
銅鍋で煮ることで、ここまで青梅の緑色が鮮やかにもどってきます。
毎年のことなのですが、色が戻る瞬間のドキドキと感激。愛おしい時間です。
冷蔵庫でよく冷やして、蒸し暑い日のお茶請けに。
その爽やかな酸味を口にすると、気持ちもシャキッとしてきます。
梅仕事のレッスンでは、この蜜煮を皆さまにも味わっていただきたく
感想を伺うのも今からとても楽しみです。
梅酒や梅サワーで使った梅を使うジャムもありますが
今回は青梅をそのまま瓶に閉じ込めた「青梅ジャム」をご紹介します。
『季節をいただく』そんな言葉がぴったりなジャムを楽しんでいただけたら…。
試食のもう一つは、梅サワーの梅で作ったパウンドケーキです。
梅の量によって、シットリにもサクッとした食感にも仕上がります。
今回の試作はしっとりバージョン。冷やすと美味しいのですが
ケーキらしさが欠けるので、サクッとバージョンも試したいと思います。
梅の香りと爽やかな酸味が嬉しいケーキです。
梅仕事レッスンまであと1週間。
満席になったと、株式会社Style&Decoからご連絡いただきました。
嬉しいやら、ほっとするやら。お申込みありがとうございます。
楽しんでいただけるように、精一杯の準備をしたいと思います。
お目にかかるのを楽しみにしています。
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