5/14/2020

メインは鴨のコンフィ🥂


巣ごもり生活も2カ月になる4月末、今度は私の誕生日がやってきた。
3月のダーリンBirathdayは、今年もリクエストごはんだったけれど
4月の入籍記念日に続き、MY Birthdayも自分で作ることになりました(涙)。
ならば、好きなものばかりのご馳走(材料費はダーリン💛)にしよう。
ということで鴨。そうです、今回も鴨。しかもちょっと高級ブランドな
フランスのシャラン産で、鴨のコンフィに初挑戦してみました。
前菜とデザートはアボカド、パプリカ、レモン。好物そろいぶみ。


冷凍で届いた鴨肉は、氷水で2時間かけて解凍します。
ドリップもほとんどないいい感じに解凍できました。
皮との間にある白い脂を包丁の先で取りのぞく作業は、鶏肉と同様に。


岩塩(肉の1.2%) とブラックペッパーをしっかりふって、ニンニクのスライス
ベランダのハーブ(オレガノ、ローズマリー、タイム、セージ)と
少量のオリーブオイルを手で馴染ませて、ラップで包んで冷蔵庫へ。
一晩おくというレシピもあったけれど、私は1時間マリネすることに。


室温に戻してからキッチンペーパーで水気をふいて、ジップロックに。
新しいオリーブオイルと粒胡椒、ローリエ、マリネしていたニンニクを入れ
空気をしっかり抜いてから約80℃の湯で、約3時間ほど茹でました。
肉が浮いてくるので、ステンレスのざるで押さえて、温度計を刺しています。
温度をキープするのがもっと大変かと思っていたのだけれど、楽勝でした。
これなら、年数回使うためだけに低温調理器を買うこともないなーと。


3時間後。ぷくっと膨らんで、皮を押すと弾力があればできあがり。
そのまま、室温になるまで冷まします。右は冷めてから取り出した鴨肉です。
表面の水分をペーパータオルでしっかりふきとり、フライパンで焼きます。
皮目を香ばしく、両面にしっかりと焼き色つけば完成です。


付け合わせはトレビスやロメインレタスのサラダを。
小粒イチゴを10粒ほど肉を取り出して脂をふいたフライパンに入れ、
バルサミコ酢を加えてやや煮詰めてソースにしました。
誕生祝いにセラーから選んだワインは「Montes purple angel 2009」。
今やチリ最高峰の造り手、モンテスの自信作「パープル・エンジェル」。
熟成されたカルメネールの美味しさを、あらためて知る夜となりました。


食事のスタートは、アボカドと胡瓜の冷製スープから。夏ですねー。


前菜はスペインの「エスカリバータ(焼き野菜のマリネサラダ)」。


パプリカとピーマン、新玉ねぎをオーブンでこんがり焼くだけなのに
甘味がぐっと引き出されて、ジューシーで、野菜本来の旨味が楽しめる一品。


野菜から出てくる汁も捨てずに、マリネ液に加えます。
ハーブとにんにくはみじん切りに、塩胡椒、オリーブオイル、赤ワインビネガー。


好物ばかりでご機嫌なディナーに。
鴨のコンフィは、初挑戦にしては上出来の仕上がりだったので
先にも書いたように、低温調理器の購入は見送ることになりました。
置き場所と使用頻度を考えると、今はまだ必要ないかなぁということで。
次々と欲しくなる新たな調理器具たち。最近はかなり慎重になりました。


デザートはレモン・カスタードのシフォンロールに。
ふわふわのシフォン生地を焼き、コアントロー入りシロップを塗りました。
レモン風味のカスタードと生クリームと合わせてたっぷりと巻き込みます。
食後でもいただける軽い仕上がり。爽やかな味わいは初夏にぴったり。
料理教室のロールケーキのバリエーションに加えたいなぁと思います。

覚書はおしまい。
レストランでの食事が楽しめるのは、いつ頃になるのでしょう。
あー、シェフたちのスペシャルコンフィが食べたいな。その日を楽しみに💛



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