11/16/2015

アルザス名物シュークルート


ダーリンのリクエストで、昨夜はアルザス名物「シュークルート」の晩ごはん。
ほどよい酸味と豚肉加工品のこくのある味わいがマッチして、白ワインがすすみます。
料理名のシュークルートは、ドイツではザワークラウトを呼ばれる酢漬けのキャベツ。
これを塩豚やソーセージなどの加工肉、ジャガイモなどと一緒にコトコト煮込みます。

塩を強めにふって下味をつけた豚肉は、じっくり焼き色をつけながら脂を出し、
シュークルートと白ワインを加えて蒸し煮に。時間差で玉ねぎ、ジャガイモ、人参、
そして最後にソーセージ類を加え、肉が柔らかくなり、野菜に火が通ったら完成。
お好みで粒マスタードをつけながら、熱々をいただきましょう。

ご当地では、ギトッと脂身たっぷり、塩味もきつめですが、そこは我が家好みにアレンジ。
玉ねぎを加えてビタミンB1の吸収を高め、カリウムが豊富なじゃがいもは、ナトリウムの
排出を促すので、塩分の強い加工肉の料理の付け合せに欠かせない食材です。
日々の家庭料理は、栄養バランスも考えたアレンジを意識して。



前菜は、産直で届いたばかりの巨大長ネギを、冬の定番「ポアロー・ミモザ」に。
ねぎの甘さと香りが堪能でき、栄養素アリシンのおかげで体もポカポカ。

冬の野菜には体を温める成分が多く、夏の野菜には体を冷やす成分が多い。
旬の食材には、私たちの体を自然と整えてくれる栄養分がたっぷり。
農家の皆さんの努力と、自然の恵みに感謝する毎日です。