11/09/2015

カルカソンヌの思い出「カスレ」


フランスの家庭料理を習い始めた今から30年近く前。
レッスンで初めて出会った憧れの異国の味「カスレ」。ワインの資格をとり、
ワイナリー・ツアーで訪れたカルカソンヌの、衝撃の郷土料理「カスレ」。
料理教室をスタートし、レッスンでご紹介するようになった私好みの「カスレ」。
そして、再び訪れたカルカソンヌで味わった、ビストロ料理「カスレ」。
何年もの間にレシピを見直しながら、「カスレ」は我が家のスペシャリテになりました。
ラムチョップ、豚肉、ソーセージ、そして白いんげん豆が渾然一体となり
あまりのおいしさに、ついつい食べ過ぎてしまいます。


ボリュームある煮込み料理がメインなら、前菜はフレッシュ野菜のサラダでバランスを。
赤ワインを用意したときには、熟成バルサミコで作ったドレッシングがよく合います。
自家製ピクルスは、カリカリポリポリ、食感も楽しく、よい箸休めになりました。

コトコト、コトコト。煮込み料理がうれしい季節になりましたね。
今夜は何を作りましょうか。