1/08/2019

鮭の粕汁にじゃこご飯


お正月に実家に帰ると、持参した何倍ものお土産を持たされます。
母にとっては、いつまでたっても私は子供のままなのだなーと思います。
その中の一つに、地元にある笹一酒造の酒粕がありました。
健康食として注目されていますが、カロリーもアルコール度も高いので要注意。
私は焼いて食べたり甘酒にするのは好みではなく、調味料としての酒粕が好きです。

寒さが身に染みる日の晩ごはんに、生鮭の鮭汁を作りました。
具は母から持たされた大根と家にあった人参、里芋、油揚げ、小ねぎ。
昆布出汁で野菜を柔らかく煮たら、一口大に切って塩をふり、
10分おいてペーパータオルで水気をふいた生鮭を加えます。
鮭全体の色が白っぽく変われば、あらかじめ出汁100㏄ほどで
よく溶いておいた酒粕と味噌を加えてさっと火を通しましょう。
熱々に小葱を散らせば、体が内側からポカポカする粕汁のできあがり。

 

ダーリンの叔母様からは、淡路島産の上乾ちりめんじゃこをいただき、
義母自慢の地元のお米と合わせて、贅沢なじゃこご飯を炊きました。


3合のお米に70gとたっぷりのちりめんじゃこ。
水加減は野崎さんの10:1:1の法則で、水450cc、薄口45㏄、日本酒45㏄。
ごはんが炊けたら、手早くちりめんじゃこをのせて15分蒸らしましょう。


さっくりと混ぜてお櫃に移せば、いただく頃にはつやつやのじゃこご飯に。
おかずは、ほうれん草のお浸し、黒豆、ゆず大根、そして鮭の粕汁。
食べ終わる頃には、心も体もほっこり温かくなりました。

父亡き後、元気に明るくがんばっている二人の母と
その母たちを近くで見守ってくださる叔母さまたち。
「すべてが有難いねー」とあらためて感謝する年の初めです。

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