3/18/2020

新たまねぎと新ごぼう


木々が芽吹くこの季節。春限定の野菜が店先に次々に並び始めます。
新じゃがいも、新たまねぎ、新ごぼう、春カブなどの根菜類や、
春キャベツ、芽キャベツ、菜の花、わけぎ、筍、山菜…と、
好物ばかりで、想像するだけでお腹がすいてきます。

この日は料理教室でもご紹介している2品の晩ごはん。
「新たまねぎとタコのガリシア風」は
タコの旨味と新たまねぎの甘味が一つになり、汁まで美味しい一品。
「新ごぼうのプロヴァンサール」は
西洋ごぼうの代わりに新ごぼうを使った南仏料理。
新ごぼうとトマトソースの相性に、きっと驚かされます。
wineは南仏の軽やかなグルナッシュを合わせました。



くし型に切った新玉ねぎを耐熱皿に並べ、ラップをかけて
電子レンジで7分ほど加熱して火を通しましょう。
オリーブ油をぬったタルト皿に新玉ねぎを並べ、塩・こしょうを各少々。
熱湯を回しかけて水気をふき、一口大に切った茹でタコを間に並べ、
チリペッパー、燻製パプリカ、ハーブドプロヴァンスをかけ
最後にオリーブオイルを全体にかけて250℃のオーブンへ。
上段で5~6分焼き、焦げ目がついたらできあがり。
タコが固くなるので、焼きすぎに気をつければ失敗なし💛


新ごぼうは5cmに切り、縦半分に。水と酢を加えて約15分やわらかく茹で、
にんにくの香りをつけたオリーブオイルで、じっくり5分ほど炒めます。


玉ねぎ1/2個の薄切りとにんにくのみじん切り2片分をよく炒め、カットトマト1缶、
塩小1/2、胡椒と砂糖各少々、コンソメの素1/2個、ローリエを加えて
蓋をして15分。蓋をとってあと5分。味をみて足りなければ、塩胡椒をプラス。
  

炒めた新ごぼうとトマトソースを合わせ、弱火で絡めながら
味を馴染ませます。温かいままでも、冷めても美味しい。


ボストンで買ってきた玉ねぎ柄のクロス。やっと使えました💛
パプリカとチリ、ハーブがアクセントになってあまりに美味しい。
生命力あふれる「春野菜」に元気をもらう毎日です。

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