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5/11/2020

春にんじんのジャムとケーキ


今年の母の日は、春にんじんのジャムとケーキ、プチパン2種の詰め合わせに。
春から初夏にかけて出回る春にんじんは、水分が多くて甘味も強く、みずみずしい。
ケーキやジャムにすると、人参そのもの甘さや香り、可愛い色が楽しめます。


18㎝のリング型に人参1本(正味120~140g)を皮ごとすりおろして閉じ込めます。
材料は薄力粉170g、ベーキングパウダー小さじ2、卵1個、砂糖90~110g、
塩小さじ1/2、溶かしバター40g、オレンジ果汁1個分+レモン汁合わせて130㏄。
シナモンはお好みで。一つのボールに次々に材料を混ぜていくワンボール・メソッド。
スパイスとオレンジの香りがお洒落で、バターも少量なので軽い仕上がりです。


甘味の強い春にんじんなら、加えるグラニュー糖は25%で十分。
500gの人参を3㎜の輪切りにし、水500㏄加えて柔らかく煮、グラニュー糖125g、
レモン汁1個分(50㏄)、スライスアーモンド40gを加え、砂糖が溶けたらミキサーに。
鍋に戻したピュレを煮詰めて、仕上げにレモン汁1個分とコアントローを大さじ2を。
煮詰まってくるとぐつぐつとして、マグマのように飛び跳ねるので
やけどをしないように常にヘラで底からかき混ぜ続け、好みの固さまで煮詰めます。
レモンの風味が爽やかで、隠し味のスライスアーモンドがよいアクセントに。


ごま入りとくるみココア入りの2種のプチパンを焼きました。
人参ジャムをつけてほおばると、風薫る5月にぴったりな味わいです。


昨年は、オレンジピールたっぷりのプリンセスパウンドケーキと紅茶を、
お花を贈った時もあり、クグロフを焼いたり、黒豆と抹茶のケーキだったり。
2人の母の笑顔を思いながら、ラッピングしたりメッセージを書いたり
そんな時間も楽しくて。元気で頑張っている二人の母に感謝する母の日です。

5/03/2020

Special Dinner Vol.1


今年の入籍記念日は、結婚以来初めて自宅でのお祝いになりました。
いつもは桜が満開の中、浮かれ気分でレストランに伺うのだけれど、
コロナ禍の中、こんな年もあるよねーということで、覚書です。
(祝)のケーキはドイツの焼き菓子「Almond Cake」に。


生地にアーモンドの粉をたっぷり80gと薄力粉50g。砂糖60g。
卵白だけをL3個分使うので、真っ白で軽い生地になりますが、
溶かしバターを45g加えることでしっとりとリッチな口当たりに。
粗熱がとれたら型から出して、自家製マーマレードを塗っておきます。


仕上げに香ばしくローストしたスライスアーモンドをのせ、
粉砂糖をふり、ベランダのエディブルフラワーを飾れば華やかに。
アーモンドを生地と一緒に焼き込まないので、パリパリと楽しい食感。
料理教室のデザートの中でも、特にお気に入りのレシピです。


スペシャル・ディナーなので、料理より先にワインを決めました。
セラーで10年ほど寝かし、飲み頃になったブルゴーニュ。
「Nuits-Saint-Georges 1er Cru Les Roncieres 2001 Jean GRIVOT」
プルミエ・クリュなんて、記念日だからこその贅沢ですぞ🍷
それはもう複雑で妖艶な香りとエレガントでありながら力強い味わい。
いつまでも口の中で遊ばせておきたい…いやーすばらしかったです。


ジャン・グリヴォのニュイ・サン・ジョルジュなら、やはり鴨肉でしょう💛💛
ということで、SALEでお安く購入したハンガリー産マグレカナールを
カリッと香ばしく焼いて、オレンジソースでいただくことに。
室温に戻した鴨の皮目だけに、よく研いだ包丁で4~5㎜で切り込みを入れ、
溶け出す脂をかけながら、7~8分かけてじっくりと焼いてきます。


こんがりと焼き色がついたら、ひっくり返して反対側も2分ほど焼きます。
二重のアルミホイルに包んで15分保温し、肉汁を安定させましょう。
料理教室では、ハチミツとコリアンダーシードのソースをご紹介しています。


この日は、オレンジ1個とコリアンダーのソースでいただきました。
付け合わせは、瑞々しいルッコラときのこ3種のソテー。
前菜はいろいろ野菜のサラダをバルサミコ・ドレッシングで。
サニーレタス、エンダイブ、ピーマン、ブロッコリー、新玉ねぎ、
そして胡桃のロースト。野菜の苦みやナッツの香ばしさ。
バルサミコ酢の熟成した旨味が赤ワインにもよく合って。
  

年齢とともに、家ごはんの比率が高くなっています。
品数も減り、今では前菜とメインの2品が洋食の定番に。
「前菜とメインの2品と、あとはワインがあればいい」
そして、翌朝、お腹がすいたーと感じて目が覚める量がカラダの適量。
お腹いっぱい食べても体重はほぼ変わらず、病気もほとんどしないので
我が家の食生活は、今のところ私たち二人に合っているようです。

生活の変化やカラダの声をお互いに聞きながら、
無理なく、季節を楽しむ家ごはんを作れればと思う記念日でした。
いつも美味しい笑顔をありがとう。これからも、どうぞよろしく。

3/23/2020

花見散歩の後はロゼ・ワインで


ポカポカ陽気の日曜日。呑川緑道の桜並木も満開に。
風がとても強かったのでどうしようか迷ったのですが
駒沢公園まで往復1時間半ほどのお花見散歩を楽しみました🌸
久ぶりの外出&全身運動(苦)。人間、歩かないとダメですねー。
桜を愛でた日の夜には、ロゼ・ワインが飲みたくなります。
そんなわけで、タルト・フランベとロゼの晩ごはんに。


キュッキュッと歯応えよく茹でたインゲンは、甘味が嬉しい。
ボルドーのロゼワインと甘夏の酸味と苦みがよくあって。
アルザス料理のタルト・フランベはマンステールとマッシュルーム2種類を。
どちらもヨーグルトの水切りをフロマージュ・ブランの代わりに生地に塗り
炒めた玉ねぎをたっぷりとのせます。その上からベーコンをぱらり。
最後にマンステールとマッシュルーム、新玉ねぎのスライスをたっぷりと。
200℃で15分ほどパリッと焼いたら、マッシュルームの方にはルッコラをのせて。
「おー、アルザスで食べたみたいだ💛」と歓喜の声(笑)。
最近は、生地に全粒粉を入れるのがお気に入りです。


ランチ代わりのデザートは、清美オレンジの「サヴァラン」を。
焼き立てによく冷やしたシロップを染ませてみたら、意外にも成功。
というのは、温かいシロップでないと染み込みにくいと信じていたのです。
いろいろ調べると、ケーキとシロップの温度は諸説あるようです。
古くからあるレシピも大切だし、いろいろ試して納得するのも大切。
お菓子も料理も作るほどに奥が深く、作るたびに発見があります。
正解がないから楽しいのですねー。
何度も作って、自分や家族が好きな味を見つけてくださいね。

2/27/2020

それいゆふぁーむのたんかん


今年も奄美大島「それいゆふぁーむ」から、たんかん5㎏をお取り寄せ。
栽培中は無農薬で育てられるたんかんは、大きさもバラバラで、
傷もある自然のままの素朴な姿。それが可愛く思えるとびきりの美味しさです。
高い糖度と程よい酸味、あふれる果汁。何より、皮が薄く食べやすい。
一口ごとに、思わず笑顔になっています。


シンプルな「たんかんロールロールケーキ」。
たっぷりの果実とピールを加えた生クリームを
たっぷりと巻き込んで、ふわふわで甘味も爽やかな春の味♬♬
料理教室では、苺ロールでレッスンしています。


大根のサラダにたんかんはぴったり。
ローストしたアーモンドやベランダのミントがアクセントに。
おいしさのポイントは、切った大根に塩少々をふって
出てきた水気を軽く絞ってから他の具材と合わせること。
大根特有のくさみがとれて、瑞々しさはそのまま。洗練された味わいに。


こちらも外せない「たんかんのマチェドニア」。
食べやすく切ったたんかんにラム酒漬けレーズンとくるみのロースト、
そこにグラニュー糖を少々とコアントローをたっぷりかけて。
1時間ほどマリネすると、ご馳走デザートのできあがり。
オレンジミントがよく合います。チーズプリンに添えても美味!!

 

ぜいたくに果汁を使った「たんかん寒天」も作りました。
朝日新聞の記事でみかけて、子供の頃を思い出しながら食べました。
国産の紅茶にもよく合って。


果汁を絞った後の皮や袋は、たんかんジャムに使いましょう。
具がたっぷりの贅沢なたんかん寒天になりました。


定番ではありますが、「たんかんのオランジェット」も。
珈琲にも紅茶にもワインやウイスキーにもよく合う大人の味わい💛


八朔や甘夏でもよく作りますが、
季節限定のたんかんのオランジェットは、春のお楽しみ。
コツさえ覚えれば、意外とかんたんに作れます。


1kg分はお約束のたんかんジャムに。
他のデザートで使わなかった皮や実もジャムに加えて作ります。
果汁、皮、中袋、種。すべて使って仕込むのが我が家流。
たんかんをそのまま丸ごと味わえる、自家製ならではのおいしさです。


国産の無農薬レモンが手に入ったら、レモンジャムもおすすめです。
柑橘系のジャムは作り方は一緒。苦みのぬき加減もお好みで。


2種類のジャムがあると、朝ごはんが楽しみに♬
我が家の元気の秘訣は、柑橘類のジャムにあるかも。
そのくらい、毎日たっぷりとパンにのせていただいています。


豚ロースのソテー・たんかんソース。
料理教室では、スペアリブでレッスンしている春のMENU。
豚肉はもちろん鶏肉でもおいしい。柑橘類と白い肉類の相性は抜群です。

  

皮の苦みをアクセントに、白ワインに合う味わいに仕上げます。
前菜の長ネギと野菜の焼きマリネは、粒マスタード風味。
長ネギの甘さは寒い季節限定。名残りの味も楽しみましょう。


料理教室でも人気のオレンジ・ケーキを
ふと思い立ち、ブラウニーの生地で焼いてみました。
これが大正解。なんともリッチなおいしさに。


ブラウニーには胡桃もたっぷりと入っています。
たんかんは小さめ3個を白ワイン煮にして敷き詰めます。
熱々の焼き立てのうちに、グランマニエをたっぷりと含ませて。

2人暮らしの我が家ですが、5㎏のたんかんは10日間で残り4個に(涙)。
今年も、奄美大島の春の味を心ゆくまで堪能させていただきました。
それいゆふぁーむとの出会いに、心から感謝する今年の春です。

季節の変わり目は体調を崩しやすいもの。
旬の柑橘類でビタミンCをたっぷりとって、免疫力を高めましょう。