谷中しょうがと新しょうがで、今年も甘酢漬けを作りました。
いつもの年よりだいぶ作るのが遅れてしまいましたが
鮮度のよいものに出会えて、ほっとしています。
これがないと、夏が越せない我が家です。そんなものばっかりですが…。
きれいに洗って汚れをこそげ、節ごとに切り分けたら
繊維に逆らうことなく、薄くスライスしましょう。
赤い部分を少し残すことで、甘酢漬けにしたときの色が少し濃くなります。
次に、小さじ1ほどの塩をふり、全体がしんなりするまで馴染ませます。
沸騰したたっぷりの湯で30秒~2分、好みの辛味を残してさっと茹で
ざるにあげて水気を切り、やや冷めたらよく絞って清潔な瓶に入れます。
あらかじめ用意しておいた冷たい甘酢を加えましょう。
2時間ほどで、ほんのりピンク色に染まります。
昆布出汁400㏄、酢380㏄、砂糖100㏄、塩小さじ1を沸騰させ、
冷ました甘酢を使いました。いつもの年より、少し甘めの甘酢です。
2日目ぐらいから美味しくいただけます。
実家の母からも、ご近所からいただいたという新鮮な胡瓜が届きました。
細目の5本を選び、一緒に入っていた紫玉ねぎとピクルスに。
そのままでポリポリ、サラダにサンドイッチにソースにと大活躍。
何瓶作っても、あっという間に食べてしまう夏の味です。
何年もお取り寄せしている伊吹産のいりこ(大羽)とちりめんじゃこ。
6月に漁が解禁し、今年も良質なカタクチイワシが上がっているとのこと。
瀬戸内産のものは、味よし姿よしで、もう他に浮気ができません。
いつも楽天の後藤物産さんで、購入しています。
出始めの頃に茹でて下処理し、冷凍しておいた実山椒と合わせ
土鍋でふっくらとした「ちりめん山椒」を炊きました。
おにぎりに、あつあつの炊き立てごはんに、酒の肴に、
万願寺と合わせたり、きゅうりにのせたり、大好きな初夏の味です。
季節をめぐりながら、次々と楽しむ保存食づくり。
自然のめぐみに感謝する毎日です。
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