30℃を超える暑さの夜は、新しょうがの谷中ごはんで爽やかに!!
いつもは昆布とカツオの一番出汁で水加減するのですが、
昨日は、5cm角の昆布を一緒に入れるだけでさっぱりと炊き上げました。
具はたった2種類なのに、なんとも食欲をそそる香りと爽やかさです。
油抜きしてみじんに切った油揚げ1枚と、水でさっとさらした針しょうが50g。
2カップの米はといでざるにあげ20~30分おき、水400cc(炊飯器は1割増し)と
薄口しょうゆ大さじ1、塩小さじ1/2~2/3、酒、大さじ1.5、油揚げを
加えてひと混ぜし、水気をよくきった針しょうがを広げて普通に炊きます。
内蓋のある伊賀焼きの土鍋なら、強火で15分炊いて、蒸らしは20分。
お櫃に移して余分な水分をとれば、つやつや美しいご飯になります。
かれこれ23年使っているこの土鍋は、亡き父からのBIRTHDAYプレゼント。
炊飯器を20年以上使っていないことになりますねー。昭和の人です。
ベランダの山椒はしっかりいと根がついて、ぐんぐん育っています。
まだ、収穫NGの時期なのですが、フライングして3枚だけ。
あーなんて香り高い葉山椒。谷中ごはんの爽やかな香りを盛り立てます。
三つ葉の軸を1cmに刻んでもおいしいですよー。
おかずは、高野豆腐と野菜の煮びたし(冷製)、つるむらさきの胡麻和え、
もずくと胡瓜の酢の物、根菜の味噌汁、デザートに八雲もちと葛まんじゅう。
和食はあまり写真を撮りませんが、二人とも和食が大好きです。
膨軟剤を使わない昔ながらの凍み豆腐は、
大豆の風味が豊かで、しっかりした歯ごたえも楽しめます。
よい出汁をとり、甘めの味付けで煮含めてからよく冷ました凍み豆腐は
一口ごとに幸せを感じることでしょう。
十分に出汁を含んだ干ししいたけと、人参のやさしい味わいに
色鮮やかなオクラの食感。この一皿で、一日の疲れもとれそうです。
土鍋やすり鉢、お櫃など、乾きにくい道具のお手入れで大切なのは
よく洗い、天地を返しつつよく乾かすことにつきるでしょう。
表面が乾いたとしても、厚みがあるので中には水分が残っています。
しっかり乾かせば、20年以上使っていても黒くなりません。
我が家ではいつもこんな風に、2~3日かけて乾かしています。
生徒の皆さんによく質問されるので、特別なことはしていませんが
ご紹介してみましたー。どれもずっと使い続けたい大切な道具ばかりです。
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