2/11/2019

金柑の甘露煮


宮崎から金柑「たまたま」が3kg届きました。
箱をあけると部屋中によい香りが広がって♪
毎年のことではありますが、春を感じる嬉しい瞬間です。


まずは1粒、さっと洗って口の中へ。おいしぃ~♡
ミカンのような甘味と酸味、皮にはほんのり苦みもあり
口いっぱいに爽やかな香りが広がります。


鮮度がよいうちに、生で十分に味わったら、
まずは1kgを甘露煮にしましょう。
さっと洗いヘタをとり、縦に6~8本の切りこみを入れます。


水から茹で始め、沸騰したら弱火にし5分ゆでたら水にとります。
ざるに上げて、丁寧に竹串で種を切り口から取り出しましょう。
ボウルに戻し、白ワインとグラニュー糖を加えて弱火でコトコト。
オーブンペーパーで落し蓋をして、15~20分ほど静かに煮含めます。



ツヤツヤな甘露煮の美しさにうっとり♡♡
ふっくらとした独特の食感。煮ることで苦みが甘味に変わり
一粒食べれば、春の香りが口いっぱいに広がります。


甘夏みかんのマーマーレードと異なり、金柑ジャムは簡単です。
皮の苦みが少なく、袋やワタもほどんどないので
半分に切って種をとり、さらに4つに切れば下処理は完成。
種にはペクチン質が多いので、お茶パックに入れて一緒に煮まます。
ひたひたの水を加え、アクをとりながら透明になるまで中火で煮たら、
金柑の15%のグラニュー糖を加え、強火で一気に仕上げましょう。
仕上げにコアントローを加えて香り付け。保存性も高めます。


今年はクミン入りと南仏で出会った味、ジンジャー入りを作りました。
インフルエンザの流行が気になる、まだまだ寒さ厳しいこの季節。
毎朝、パンにたっぷりのせて、風邪知らずで過ごしましょう。

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