2/25/2019

奄美のたんかんに恋をして


奄美大島の「それいゆふぁーむ」から『たんかん』が届きました。
初めて食べたときに恋をして、春がずっと春が待ち遠しくなりました。
甘味と酸味のバランスがすばらしく、果肉の瑞々しさに加え、
なんともいえない優しい味わいで…はい、惚れてしまいました。
私好みというか我が家好みというか、とにかく、この味が好きなのです。


まずは、そのまま切っていただきました♪♪あー幸せ♡
「そうそうこの味♪♪美味しいねー♪ジューシーねー♪」
オレンジと同じで、薄皮もそのまま食べられます。
ベランダのミントも添えたら、もう春が来たー!!とう感じです。
レモンケーキも一緒に食べて、ご機嫌なおやつに。お皿の上も春らしく。


晩ごはんは、もちろん『たんかん』料理でございます。
メインは豚のスペアリブをタンカンのソース煮込んでみました。
合わせたワインはカジュアルなフランスのピノノワール。
たんかんソースのあまりの美味しさに、ワインが足りなくなるほどでした♪♪
鶏肉や豚ロース肉なら、煮込み時間がいらないお手軽フレンチです。


スペアリブを塩胡椒、オレガノ、ハチミツ各少々で30分ほどマリネしたら、
小麦粉を薄くまぶして、オリーブオイルでこんがりと焼きます。


焼いたスペアリブを別の煮込み鍋に入れ、白ワイン、ワインビネガー、
かぶるくらいの水、ハーブを入れて強火にかけ、沸騰したらアクをとり
20分ほど弱火でコトコト、柔らかくなるまで煮ます。
フライパンの余分な油をペーパータオルで押さえ、そこにスペアリブを戻し、
たんかんの果汁1~2個分とスライスのいちょう切り、煮汁、ワインビネガー、
ハチミツを加えて中火にかけ、上下を返しながら、ツヤが出るまで煮絡めましょう。
付け合わせはお好みで。この日はエリンギとインゲンのソテーを添えました。


前菜は「たんかんと菜の花、紫玉ねぎのイタリアンサラダ」に。
写真ではよくわかりませんが、イタリア産の小粒唐辛子が味の決め手。


ピリッと辛いのですが、透明感がある辛さと言われ、後味すっきり。
いわゆる赤唐辛子とは異なる、ピザにふったりできる唐辛子です。
イタリアでは、オレンジと紫玉ねぎ、イタリアンパセリで作る定番サラダ。
我が家では、タコを加えて春から夏によく作ります。


色よく、歯ごたえよく、香りよく茹で、氷水で急冷した菜の花。
スライスして水にさらし、パリッとさせた紫玉ねぎ。
そして皮をむき、一口大にカットした奄美のたんかん。
味付けは塩・こしょう、オリーブオイル、唐辛子のみ。
たんかんの甘味と酸味、唐辛子の辛味。病みつきになる味わいです。
菜の花の代わりにゆでタコを加えれば、スペイン風の前菜に。
おいしい”たんかん”やオレンジがあれば、簡単にできるご馳走サラダ。
春から初夏にかけて、国産の柑橘類が美味しい季節におすすめです。

「血液がオレンジ色になっているかもー!!」とバカなことをいいながら
今週は、まだまだ”たんかん料理”が続きます。

こんなに美味しい果物を無農薬で作られるその大変さを思うと
奄美大島それいゆふぁーむの皆さんに、心から感謝する春なのです。
いつもおいしい果物をありがとうございます!!

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