2/04/2019

愛しのブイヤベース


昨夜の晩ごはんは、愛しのブイヤベース。
昨年のマルセイユ旅行で買ってきたCASSISの白ワインと合わせたくて
いつ作ろうかと、ずっと機会を狙っておりました。
のんきな魚屋』さんの土曜日朝の本日の入荷メールで
鳥取県御来屋・境港の昼網でホウボウとウッカリカサゴが上がったとの連絡あり。
ダーリンと体調を確認し、日曜日にブイヤベースを作ることに決定。


土曜日の日戻り漁(昼網)で捕れた魚が日曜日に届くなんて、すごすぎる!!
その鮮度たるや、プリプリでピカピカで、その上、生臭くない。
今回は鱗と腹を処理してもらっているので、流しもほとんど汚れず♪♪
ホウボウもウッカリカサゴも思っていたより大きかったので
一緒に頼んだ赤カレイは、今夜の晩ごはんに。なんて美しい魚たち♪♪
玉ねぎ、ジャガイモ、香味野菜、ハーブ、サフラン、白ワイン、オリーブオイル。
もともと漁師料理のブイヤベース。新鮮な魚さえあれば、お味は保証付き。


料理教室のレシピで作るブイヤベース。
香味野菜、にんにく、ハーブ、サフランをオリーブオイルで炒めたら
ホウボウとカサゴの頭とヒレ、尾を出汁用のアラ代わりとして加え、
ヘラでつぶしながらよく焼き付けたら、白ワインで魚の臭みを取りましょう。
水とトマトを加えて沸騰したら、アクを取りつつ30分ほど煮込みます。


ヘラで押しつけながら、ストレーナでしっかりと濾したスープ。
具としてマリネしていたブツ切りのホウボウとカサゴや
玉ねぎとジャガイモ、ハーブ類をこのスープで煮込みます。


まずは玉ねぎとジャガイモを加えて10分、次に魚を加えて10分。
いったん火を止めて、食べる前にもう一度しっかりと温めて。


魚から出たゼラチン質や脂がスープに溶け込んで
なんともいえないサフランの香りが食欲をそそります。


まずはスープだけをトーストしたバゲットにアイユをのせていただきましょう。
十分に味わった後は、ぶつ切りの魚やポテト、玉ねぎの出番です。
さっと火を通したホウボウとカサゴの美味しさといったら!!
ホウボウはプリプリ、カサゴはふわふわ。甘味さえ感じるスバラシサ。


前菜は軽めに、菜の花とブロッコリーのサラダを粒マスタードソースで。
パリパリのレタスと薄切りにしてさっと水にさらした紫玉ねぎが
このサラダの美味しさのポイントです。



昨年10月。本場のブイヤベースが食べたくて、発祥の地マルセイユへ。
ビストロの気軽なランチでは、ドロドロスープで一緒盛りの漁師風。
CASSIの白ワインを飲みながら、堪能しました!!


こちらはCASSISの港にある高級レストランNINOでのランチ。
なんと豪快なブイヤベース、これで二人分ですとー。
ホウボウ、カサゴ、アンコウ、アナゴ・・・憲章どおりの豪華版です。
嬉しすぎて、笑ってしまいました♡♡。


レストランでは、具とスープは別盛りで出てきます。
食べても食べても、スープが減る様子はなく・・・途中でギブアップ。
具の魚は、煮込んで旨味は半減していましたが十分に美味でした。
こちらNINOでは、王道ですがCASSISロゼとのマリアージュ。
郷土料理とその地のワイン。海岸の美しい景色や可愛い街並み。
暑いくらいの良い天気。すべてが記憶に残る素敵な時間になりました。

愛しのブイヤベース。旅行での経験もプラスして、
レシピをブラッシュアップしていきたいと思います。

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