皮まで安心して食べられる紅玉は、
ジャムにするなら、丸ごと使ってほんのり色づく赤色を楽しんで。
皮ごとスライスしたりんごに、呼び水1カップとレモン汁1個分を加えて中火にかけ、
りんごの水分が出るまでは時々混ぜながら煮ていきます。
水分が出て、皮の色がりんごに移り、透明になってきたらグラニュー糖を加えましょう。
りんご1kgにカップ1(約90g)のグラニュー糖。それでも甘く感じます。
強火にして一気に煮詰め、仕上げにラム酒50ccとシナモンをたっぷりと。
10月の料理教室では、皮をむいた早生フジを使って
白ワインとレモン汁でさっぱり爽やかな風味に仕上げました。
冷蔵庫がない時代にはジャムは保存食で、果物と同量の砂糖で煮ました。
現在では、ヘルシー志向もあり、果物の50%の砂糖が主流のようです。
家庭で作るジャムは、甘さも加える香辛料やリキュールも家族の好みで
選択していけばよいなーと思っています。
生徒のみなさんは、それぞれのお好みのジャムを、ぜひ楽しんでくださいね。
ジャムを煮たあとは、紅玉でりんごケーキを焼きました。
りんごとレーズン、くるみがたっぷり入ったバターケーキです。
焼きたてよりも、翌日、翌々日とおいしさが増していきます。
ボールひとつで材料を次々と加えていくだけのこのケーキは料理教室MENU。
秋になると、「今年も作りました!」というメールが生徒さんから届きます。
そんなレシピが一つでも多く紹介できるといいなぁ。
紅玉の季節はとても短いので、存分に楽しんでくださいね。
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