昨日、待ちに待った朝掘りたけのこが届きました。
今年は和歌山県伊太祈曽産のものを2kgお願いしていたのですが
小ぶりで形のよい筍が5本入っていました♪♪
『鍋を火にかけて待て』いうほどに、鮮度が命の筍。
結婚してすぐに筍のために購入した大鍋(直径50cm)を用意して、到着を待ちました。
届いたらすぐタワシで泥を洗い、先端を斜めに切り落とし
忍び包丁を入れて皮をむきやすくします。
鍋に水をはり、筍、米ぬか2つかみ、赤唐辛子を入れます。
落し蓋をして40分から1時間、竹串がすっと通るまで茹でましょう。
そのまま冷まし、ぬかを洗いして黄色い皮が出るまで皮をむき
水に浸して冷蔵庫で保存します。 水を毎日とりかえれば日持ちは4~5日ほど。
筍の風味をいかした煮物は、新庄東山焼・涌井正和さんの大鉢に。
一膳で止められない筍ごはんは、お櫃に移しゴマと木の芽をあしらって。
そういえば、涌井さんの器は20代の頃に求めたもので、
当時は西洋家庭料理だけでなく日本料理も勉強していました。
空間をいかした盛りつけ方。そのころに学んだことは今も私の宝物です。
一度は枯れたかと心配した山椒も、筍の到着を待ちわびていたように
たくさんの新芽をつけてくれました。香り高い木の芽もたっぷり添えて。
しばらくは筍三昧の幸せな日々。自然のめぐみに感謝して。
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