10/19/2015

鰯のベッカフィーコ


シチリア料理「Sarde al beccafico 鰯のベッカフィーコ」。
梅煮、カバ焼き、香草パン粉焼き・・・鰯料理はいろいろあれど、
希望を聞くと、いつもベッカフィーコをリクエストされる。

ダーリンの大好物のこの料理、鰯をベッカフィーコという野鳥に見立て、
香草とミックスしたパン粉を包んで焼いたシチリア島の伝統料理。
貴族が食していたものを、手軽な鰯で庶民がまねて作ったものだそう。
脂がのった秋の鰯より、初夏のスリムな鰯のほうが私好み。
でも、何度食べても飽きないから不思議。
いつか本物の野鳥ベッカフィーコをシチリアで食べたいものです。


久しぶりのスペルト小麦のサラダ。噛み応えがあるので、食事時間が長くなる。
サニーレタス、紫たまねぎ、パプリカ、三つ葉・・・野菜はたっぷり4人分。
近頃、晩ご飯は2~3品のことが多い。その分、栄養バランスに気をつけています。


シチリア料理ですから、あわせるのはロゼワイン。食後にはチーズ2種。
この日は、フェルミエで購入したパヴェダフィノワとサン・ネクテールを少しずつ。
年齢を重ねるごとに、衣食住すべてにおいて上質なものを必要なだけ。
そんな生活を楽しんでいけたらと思っています。