6/12/2016

梅仕事 その2


昨年より3日ほど早く「完熟南高梅」が届き、梅仕事 その2が始まりました。
まずは、水に半日から一晩ほど浸して、産毛のごみを浮き出します。
水気をきってから、一粒ずつ竹串でそっとヘタをとります。


梅ジャムにする中粒の南高梅は、そっと15分ほどゆでて種を取りましょう。
やわらかいので、まずはスプーンなどで果肉を外します。
種についている果肉は、少量の水をボールに入れて手で外します。


完熟でも酸味が強いので、砂糖はグラニュー糖でなく甘味が強い上白糖に。
あっという間に食べてしまう我が家では、1kgの梅に対して250gの砂糖で十分です。
好みの固さのちょっと手前まで15分ほど煮詰め、コアントローを仕上げにたっぷりと。
熱々をビン詰めすれば、甘酸っぱい完熟梅ジャムが完成です。


大粒の梅4kgは、水気をきってヘタを取った後、焼酎でやさしく洗います。
早く水が上がるように、ヘタ部分に塩を詰め、塩と梅を交互にビンに入れていきます。
少し窮屈そうですが、梅から水分が出てきます。これが天然の梅酢です。


左の写真は6月9日で仕込み2日目。右は今日12日で4日目です。
いろいろな本を参考にして、試行錯誤しながらの梅干し作り。
毎年毎年、いろいろなことが起こるけれど、その度に考えるのもまた楽しみです。
黄色に色づいた南高梅は、なんて愛らしい。梅雨の季節もなんのその!!

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